ページ数:249P
発売日:2016年06月
新人刑事・藤堂比奈子が里帰り中の長野で幼児の
部分遺体が発見される。
都内でも同様の事件が起き、関連を調べる比奈子ら
「猟奇犯罪捜査班」。
複数の幼児の遺体がバラバラにされ、動物の
死骸とともに遺棄されていることが分かる。
一方、以前比奈子が逮捕した連続殺人鬼・
佐藤都夜のもとにある手紙が届いていた。
比奈子への復讐心を燃やす彼女は、怖ろしい行動に出て…。
新しいタイプのヒロインが大活躍の警察小説、第5弾!
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シリーズ第5弾
前作「LEAK」のエピローグに出てきた手紙
やはり今回のプロローグから登場。
連続殺人鬼の佐藤都夜!
届いた手紙の中から自分と同族のニオイを嗅ぎ取り
彼は彼女が仕掛けた意味を理解した。
そして比奈子を心底恨んでいる彼女が行動を起こす・・・
一方、長野に里帰りをした比奈子は、久しぶりの家族の
団らんを満喫していた。
たまたま目にした白骨遺体発見の新聞記事。
更に、母親の墓参りの帰りに、事件が起こっていたらしく
ニュースで幼児バラバラ殺人?の文字が躍る。
長野でも猟奇的な殺人が起こっている・・・
東京に戻った比奈子に、死神女史から連絡が入る。
浅草寺の境内で切断された赤ん坊の指が見つかったと。
そこに警視の田中管理官が突然現れ、都内で続いている
不審火や小動物の殺傷事件がエスカレートしていると告げる。
いずれ合同捜査本部が立ち上がると思うが
その前に資料整理と推理を進め、田中管理官に
逐一報告する事が決まった。
事件の詳細を調べ始めた厚田班は、集めた情報に愕然とする。
遺体遺棄の状態から、鑑識の三木はクトゥルフ神を
彷彿させるという。
比奈子は死神女史とセンターへ行き、保に事件の情報を
与えながら、変態法医昆虫学者に検体を渡す。
再度、長野に向かうことになった比奈子は長野県警の
刑事に協力を仰ぎ、長野での事件の詳細を聞く。
保のプロファイリングと昆虫学者の結果を基に
更に捜査は続くのだが・・・
タイトルの意味は読めばわかります。
っていうか、いつもそうか・・・
ネタバレが怖いからあまり書けないなぁ~
とりあえず、死神女史と変態法医昆虫学者の過去には驚いた。
そして笑ったのが、長野でも噂になっている女刑事。
八王子西署の猟奇犯罪者ホイホイ(○ ̄m ̄)
他県の刑事にも噂が広がるくらいに有名だったのねぇ
そして、そして・・・
まさかの続きものでした。
しかも、比奈子が危ない!!ってところで終わります。
まとめ買いしててよかったぁ~(´。`;)ホッ
読みやすいサイズなので、これは次のONEと
一緒に購入をお勧めします。