ネフィリム-吸血鬼幻想譚/小林 泰三 | mokkoの現実逃避ブログ

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ページ数:349P
発売日:2007年09月

古より吸血鬼は存在していた。人間の血を吸いひっそりと―。
最強の吸血鬼と怖れられたヨブは、暴漢に襲われていた
少女・ミカを救う。
彼女の純真な心に魅かれたヨブはミカとの約束で
血を吸うことを禁じた。
だがそのために力を失ったヨブを屈強の者が狙う!
妻と娘の復讐のために吸血鬼殺戮組織に入隊した
人間・ランドルフ。
吸血鬼を喰らい強力なものへと進化を遂げる追跡者・J。
この三つ巴の戦いから壮大な神話が幕開く。
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Mirokuさんにいただいた本です♪

↑クリックレビュー

カバーイラストがいかにもな感じだったので
これは結構怖い系の話かな?と思っていたけど
吸血鬼VS武装した人間ってところはなかなか考えました。
人間だってやられてばかりではないですからねぇ
吸血鬼の中の力関係も、ちゃんと説明されてるし
っていうか、そういう説が多いってだけかな?

吸血鬼殺戮組織に誘われたランドルフも
最初は吸血鬼を信じないのだが、妻と娘を
むごたらしく殺されて復讐を誓う。
ここも割と王道?

で、違っているのがストーカーの存在
犯罪者のストーカーではなくて、吸血鬼を食らい
力を強めている存在。
無敵ではないのぉ~!!
そいつが最強の吸血鬼ヨブを狙う。

一方、ヨブは純真な人間の少女:ミカに惹かれて
血を吸うことをやめて本来の力が出せない
さぁ~どうするヨブ?
って感じの流れなんだけど、ハリウッド映画バリの
スピード感あふれるアクションシーンの連続で
続きが気になって一気読みしてしまいました。

ジックリ楽しむ吸血鬼ものというよりは
ド派手で残酷でちょっと優しい吸血鬼のお話し
ドキドキしながらも、難しくなくサクっと
楽しく読めましたぁ~(p^_^q)