名探偵の挑戦状/アンソロジー | mokkoの現実逃避ブログ

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いきなり寒くなりまして、周りでも
風邪っぴきが増えてきました。
そして、とうとう風邪引いてしまいました。
先週は地獄だったぁ~
休みたいのに休めない・・・しかも毎日残業。
ツラいっす(;´д`)トホホ
皆様もお気をつけておくんなまし。

名探偵の挑戦状 (角川文庫)/赤川 次郎
¥441 Amazon.co.jp

発行年月:1996年09月
取扱状況:絶版重版未定

「名探偵」と呼ばれる人は少ない。
ユニークなキャラクターと明晰な頭脳を兼ね備え、
鋭い推理で事件をあざやかに解決へと導いていく。
三毛猫ホームズ、浅見光彦、伊集院大介、牛尾刑事―
現代を代表する四人の名探偵が難事件に挑戦!
それぞれの探偵の持ち味を堪能できる、
ミステリーファン待望の豪華アンソロジー。
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テーマ読み第3弾は、名探偵。
赤川二郎、内田康夫、栗本薫、森村誠一の作品に出てくる
名探偵の短編集です。
残念ながら共演はありません(^◇^;)

赤川次郎「三毛猫ホームズの英雄伝説」三毛猫ホームズ

 照子の前に3年の服役を終えたばかりの秋山が現れた。
 3年前、強姦に襲われていたところを助けられ
 その際、強姦を殺してしまったことによる服役だった。
 照子にとって、秋山はヒーローだったのだが・・・

 久しぶりの三毛猫ホームズでした。
 短編だからホームズはじめ、片山や石津、晴美の活躍が
 少ないのがちょっと残念なんだけど、それでも最後の
 予想外展開にはビックリ。これは美味しかった(o^o^o)

内田康夫「他殺の効用」浅見光彦
 
 とある会社の社長が自殺した。
 しかし、それには不可解な点があった。
 掛けられた生命保険は、あと2日で1年になるというのに
 そんな時に自殺をするのか?
 会社の社員は、光彦を訪ねるのだが・・・

 大好きな浅見光彦。ドラマでは・・・
 実は初読みだったりします(^◇^;)
 頭の中での光彦は、中村俊介に固定されてます(@´゚艸`)
 8chの光彦を追いかけてますから。
 活字もいいですが、読むのが遅いからドラマで貫きます。
 これも短編ながら、読後感は重いといいますか、深いです。

栗本薫「殺怪獣事件」伊集院大介

 特撮映画で使われる怪獣の着ぐるみがズタズタにされた。
 何度もダメだしをして、ようやく撮影にこぎつけたのに・・・
 誰が何の為に?

 伊集院大介のシリーズは初読みです。
 というか、栗本薫の文章がmokkoには合わない。
 好きな人には申し訳ないが、やはりクドイ(-。-;)

森村誠一「魔光 フラッシュライト」牛尾刑事

 夫一筋であり続けた妻が、夫の苦境を救うため
 知り合いの紹介で、危険なバイトを請けてしまう。
 しかし、そこに乱入してきた男によって屈辱を強いられる。
 だが、その男が殺されて・・・

 牛尾刑事もドラマではよく見ているんですが
 初読みです。森村作品って重そうなイメージがあるから
 活字で読むのは躊躇しちゃうんだよねぇ
 これも結末は予想外でした。


正に名探偵の挑戦状ですって感じ。
読み始めは全く違う事を想像しているんだけど
最後に見事に裏切られます。
短編なのに、こうもあっさり引っくり返されるのは
なかなか楽しいものです。
短編集なので、気分転換にお勧めです。 

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