風邪っぴきが増えてきました。
そして、とうとう風邪引いてしまいました。
先週は地獄だったぁ~
休みたいのに休めない・・・しかも毎日残業。
ツラいっす(;´д`)トホホ
皆様もお気をつけておくんなまし。
名探偵の挑戦状 (角川文庫)/赤川 次郎

発行年月:1996年09月
取扱状況:絶版重版未定
「名探偵」と呼ばれる人は少ない。
ユニークなキャラクターと明晰な頭脳を兼ね備え、
鋭い推理で事件をあざやかに解決へと導いていく。
三毛猫ホームズ、浅見光彦、伊集院大介、牛尾刑事―
現代を代表する四人の名探偵が難事件に挑戦!
それぞれの探偵の持ち味を堪能できる、
ミステリーファン待望の豪華アンソロジー。
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テーマ読み第3弾は、名探偵。
赤川二郎、内田康夫、栗本薫、森村誠一の作品に出てくる
名探偵の短編集です。
残念ながら共演はありません(^◇^;)
赤川次郎「三毛猫ホームズの英雄伝説」三毛猫ホームズ
照子の前に3年の服役を終えたばかりの秋山が現れた。
3年前、強姦に襲われていたところを助けられ
その際、強姦を殺してしまったことによる服役だった。
照子にとって、秋山はヒーローだったのだが・・・
久しぶりの三毛猫ホームズでした。
短編だからホームズはじめ、片山や石津、晴美の活躍が
少ないのがちょっと残念なんだけど、それでも最後の
予想外展開にはビックリ。これは美味しかった(o^o^o)
内田康夫「他殺の効用」浅見光彦
とある会社の社長が自殺した。
しかし、それには不可解な点があった。
掛けられた生命保険は、あと2日で1年になるというのに
そんな時に自殺をするのか?
会社の社員は、光彦を訪ねるのだが・・・
大好きな浅見光彦。ドラマでは・・・
実は初読みだったりします(^◇^;)
頭の中での光彦は、中村俊介に固定されてます(@´゚艸`)
8chの光彦を追いかけてますから。
活字もいいですが、読むのが遅いからドラマで貫きます。
これも短編ながら、読後感は重いといいますか、深いです。
栗本薫「殺怪獣事件」伊集院大介
特撮映画で使われる怪獣の着ぐるみがズタズタにされた。
何度もダメだしをして、ようやく撮影にこぎつけたのに・・・
誰が何の為に?
伊集院大介のシリーズは初読みです。
というか、栗本薫の文章がmokkoには合わない。
好きな人には申し訳ないが、やはりクドイ(-。-;)
森村誠一「魔光 フラッシュライト」牛尾刑事
夫一筋であり続けた妻が、夫の苦境を救うため
知り合いの紹介で、危険なバイトを請けてしまう。
しかし、そこに乱入してきた男によって屈辱を強いられる。
だが、その男が殺されて・・・
牛尾刑事もドラマではよく見ているんですが
初読みです。森村作品って重そうなイメージがあるから
活字で読むのは躊躇しちゃうんだよねぇ
これも結末は予想外でした。
正に名探偵の挑戦状ですって感じ。
読み始めは全く違う事を想像しているんだけど
最後に見事に裏切られます。
短編なのに、こうもあっさり引っくり返されるのは
なかなか楽しいものです。
短編集なので、気分転換にお勧めです。

素材屋さんは→ Heaven's Garden