屋久島に行ってきたぞ 3海亀編 | mokkoの現実逃避ブログ

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木霊の森とはお別れして、下界に戻ります。
山を下ってる途中で空気が変わります。
ムっとした暑さにゲンナリします。


ナイトツアーがあることを事前に連絡してあったので
早めに切り上げました。
kimiさんが、時間が大丈夫なら温泉に連れて行ってくれる
というので、汗だくの晴れ女二人組みはバンザイしました。
宿に一旦戻ってから着替えとお風呂道具を持って出発。
時間に制限があるので、宿の近くの楠川温泉に行きました。
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入り口に毛がフサフサの美人の猫さんが寝転んでました。
mokkoも触れましたよぉ~v(〃>∇<〃)v


普段なら絶対に足を踏み入れない領域です(^◇^;)
足を伸ばして入れるなら、どこでもいいんです(○ ̄m ̄)

汗が流せるなら、どこでもいいという状態でしたからぁ~


硫黄泉を沸かしてあるそうです。
ちょっとだけヌルヌル感がありましたよ。
温泉は温めでmokko向きで助かりました。
ここでもバカ女がおりまして、小さな湯船?に足から
飛び込んでました。ちなみに20代の女性でしたけどね・・・


ちなみに屋久島で女性向けの温泉は、JRホテル。
宿泊客じゃなくても入れますが、15時~18時までです。
その近くにある尾野間(おのあいだ)温泉も、同じ原泉かけ流しで
こちらは、結構熱いそうですよ。
ただ、ここに行くには宿から車で1時間くらいかかるので
無理っす(^◇^;)


宿に戻ってから、食事を取りにまたも漁り火に行きます。
夕食は初日だけ宿でとって、後は外で食べる事にしてました。
ハッキリ言って正解です(○ ̄m ̄)
肉を解禁したとはいえ、ジョギングのせいなのか
肉を欲しないのよねぇ~
野菜炒め定食を食べました。
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手羽先の唐揚げも食べたけど(^◇^;)
まりさんが、しきりに肉を食べないmokkoを不思議がってます。
自分でも不思議だからねぇ~

野菜炒めに肉が入っていると突っ込まないように。

mokkoを知ってる人なら、これが肉のうちに入らないことを知ってます。


漁り火は17時オープンなので、オープン直後に入りました。
予約が入っていて忙しいらしく、オーナーはまた従業員に怒鳴ってます。
電話予約が入ると、今日は無理と断ってました。
やはり人気らしいです。


部屋に戻って、すぐにナイトツアーのお迎えが来ます。

こちらはエコツアー になります。

ガイドは代表の畑博 (はた ひろし)さんです。


他に1組のカップルと一緒になったんだけど
このカップルが、本当に羨ましいと思える爽やかカップル。
どちらも山が好きらしく、マウンテンバイクを借りて
周辺散策なんかもしてたらしいですよ。


ここで木霊の話しが出てきまして、写真が撮れたと言ったら
それはあり得ないと言われました。
木霊は雨が降ってる時か、特殊な状況でしか撮れないって。
でも撮りました!と言ったら、
「心がキレイな人なんですねぇ~」
と言われたよん(〃▽〃)ポッ♪


ただ、ここでちょっと良くない話を聞きましてね
このエコツアーの人は屋久島観光協会会員であり
環境学習指導員でもあるわけなんですが
木霊の写真をどこで撮ったの?と聞かれて
場所は秘密にするように言われていると答えたら
ルートを外れているコースへの立ち入りは禁止されていると
教えてくれまして、山が荒れてきているからだと・・・


今の話は聞かなかった事にしておきますと言われましたが
なんと言いますか、悪い事をしたような気になりましてね・・・
お客さんは悪くないと言ってはくれましたけど、ちょっとね・・・
っていうか、最終日も、木霊ツアーと同じガイドさんなのよね・・・
すごく動揺してしまいました(||||▽ ̄)


さて、温泉を出た時に、消防車がサイレン鳴らして

走り去っていったんだけど、それがわかりました。

家が1軒、全焼してましたよぉ~
見事に丸焼けでした。


気分を取り直して、新しいデジカメの夜景モードを試します。
かなり明るく写るので大満足。

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ガイドの畑さんや、一緒になったカップルさんにも
撮ったデータを見せて、オー!という声を頂き
キムタク!偉いぞ!と褒めます(○ ̄m ̄)


金星もバッチリ写りました。
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夜の尾之間温泉を覗きます。

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暗闇の中で入浴してる人がいました。
女性専用の方に侵入しまして、お湯に手を入れてみました。
こちらも温めのお湯でした。

↓は昼間の画像です。最終日に行きました(^◇^;)
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海亀の孵化の様子を見に移動しますが
海亀さんは警戒中とのこと。
写真でわかるかな?
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1匹だけ頭を出して、様子を窺ってます。

可愛い(○ ̄m ̄)


時間がかかりそうだということで、夜の「大川の滝」に移動します。

途中、対向車が来たらしく、ヘッドライトが見えてるんだけど

何か変なのよ。

運転している畑さんも「何だ?変だぞ?」と言いながら徐行していたら

何と、バイクが逆走してましたぁ~(゚O゚;

ありえない!


滝の前まで行く事ができるんですが、なんせ夜でしょ。
1組に1つの懐中電灯を貰いまして、足元を照らしながら歩きます。


ここでは、さすがのデジカメも役に立ちません。
畑さんが寄ってきて、新型デジカメはどうよ?と
聞かれ、色々試したけどダメ。
灯りを滝に向けたりしてくれたけどダメでした。
キムタクのバカ~(CM担当がキムタクだったので<(_ _)>)
人間の目が最高のカメラだってことよね。


でも、この環境こそが木霊を撮る特殊な条件だったのですよ。
暗闇と水しぶき。
この状態でフラッシュ撮影をすると・・・
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さすがにここでは誰でも撮れます(^◇^;)
シャッターを押した途端に、あちこちでオオーw(*゚o゚*)wと声があがる。
さすがのmokkoもビビッタ。
残念ながら目と口は出ませんでした。


間もなく満月ってことで月明かりに照らされた大川の滝
もの凄くキレイでしたよ♪
月がもう少し近かったら、写せたのになぁ~(-。-;)


いよいよ、海亀の孵化を見に行きます。

どうやら忙しい日のようで、お祭りが人がゾロゾロ歩いていて

酔っ払いがフラフラ歩いているのを見て、まりさんが

「由緒正しい千鳥足ですね」と言ったのが受けまくる(○ ̄m ̄)


更に、2台続いた車のヘッドライトに驚いたらしく

鹿が飛び出してきて、対向車とすれ違いざまに

急ハンドルを切って対向車線の方まではみ出しました。

鹿を引かなくてよかったけど、ビビリました(〃゚д゚;A アセアセ…


今度こそ、海亀の孵化です!
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今度はわかるよね?
腕?を片方出してます。
まだ出るのは早いと思っているらしい(○ ̄m ̄)


この棒は、よく聞く話だと思うけど
海亀が産卵した後に、観光客に踏まれないように
スタッフの人達が、囲いの中に卵を移します。
その目印なんですよね。
ちょっと前に出てきた海亀の赤ちゃんをバケツに入れて
取っておいてくれてます。
これはアカウミガメです。
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屋久島にはアカウミガメとアオウミガメが産卵に来るそうです。
アオウミガメはもう少し先らしいです。
アオウミガメは海草類や海藻類などを食べるそうで
頭が小さいそうです。
食用にされちゃってるのは、こちらですね。


アカウミガメは雑食性なので頭が大きいそうです。
クラゲなんかも食べるので間違ってビニールを食べて
死んでしまう子がたくさんいるそうです。
聞いた事あるよね・・・
どちらも絶滅危惧II類にされてます。


産卵のピーク時にシュノーケリングをしていると
産卵のタイミングを見る為に、海の上に頭を出している
海亀さんと対面することが多いそうですよ(^◇^;)


1回の産卵は130個くらいらしく、種の保存のためなのか
3箇所くらいに分けて産卵するそうです。
全部で300個くらいの卵を産むそうです。


泣いているように見えるのは、海で余分に溜め込んだ
塩分の排出をしてるんだって。


赤ちゃんの持ち方を教わり、間近で撮影。
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結構な力で空中を泳ぎます。
放せぇ~と言ってるようです(○ ̄m ̄)


動きがみえたようです。
警戒中の赤ちゃんが動きました。
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下に控えていた子の頭も見えます。


上の子が、下の子の頭を押さえて砂の上に出てきます。
これが早い!
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出たぁ~ε=ε=(ノ≧∇≦)ノキャー

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しばらくは皆でこの赤ちゃんで遊びます。
懐中電灯の明かりを追いかけるんですよ。


ちなみに屋久島の海亀の産卵地で有名なのは
永田浜ですが、ここは違います。
永田浜ではフラッシュ撮影は禁止されているそうです。
っていうか、観察会に参加する以外は永田浜での産卵は
見られないです。


こちらの浜での亀さんの保護は、島の人が
ボランティアでやっています。
前日はAM2時に産卵に来たと言ってましたから
その時間までいたのでしょう。
日中は島の道路周りの草刈りをしてるそうで
もの凄い体力の持ち主ですね。


海亀の赤ちゃんを海に放します。
ライトで誘導しています。
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mokkoとまりさんが放した亀さんは
きっと生き抜いて屋久島に戻って来る事でしょう!

なんせ幸運の橋の下生まれと、悪運の強い

晴れ女二人組みの運を貰ってますからぁ~


この海亀さんたちは、時間をかけて
カリフォルニア方面に向かうそうです。
海亀の年齢は確かではないけれど、肩のあたりで
年齢らしきものがわかるらしいです。


無事に屋久島に戻ってきた亀さんは30歳くらい。
初産が30歳ってことらしいですよ。
最高齢は70歳だったとか・・・
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生存率はもの凄く低くて、1/5000とのこと。
10匹の海亀が3回に分けて300個の卵を産んで
80%が孵化できたとしても
1匹生き残れるかどうかの確率だそうです。


生まれて砂の上に出た時、狸が狙っているそうです。
狸を逃れたとしても、大きな魚や海鳥にやられ
事故や食料としてやられるらしいですから・・・


保護に乗り出す気持ちもわかります。
応援したくなりますよねぇ~

頑張れベビカメちゃん(* ̄_ ̄)9


雲が出てきたので、星空ウォッチングを断念して
安房の景色がきれいなところに連れて行ってもらいます。
山の谷間にかかる橋から、遠くの夜景を見るんだけど
ここでも撮影は無理でした(;´д`)トホホ
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月は写りましたけど・・・
ここで宿に戻ってツアー終了です。


次はいよいよ白谷雲水峡です。


遊びに行くのが遅れててごめんなさい<(_ _)>


写真の整理に手間取ってます( ̄▽ ̄;)ゞ