木霊の森とはお別れして、下界に戻ります。
山を下ってる途中で空気が変わります。
ムっとした暑さにゲンナリします。
ナイトツアーがあることを事前に連絡してあったので
早めに切り上げました。
kimiさんが、時間が大丈夫なら温泉に連れて行ってくれる
というので、汗だくの晴れ女二人組みはバンザイしました。
宿に一旦戻ってから着替えとお風呂道具を持って出発。
時間に制限があるので、宿の近くの楠川温泉に行きました。
入り口に毛がフサフサの美人の猫さんが寝転んでました。
mokkoも触れましたよぉ~v(〃>∇<〃)v
普段なら絶対に足を踏み入れない領域です(^◇^;)
足を伸ばして入れるなら、どこでもいいんです(○ ̄m ̄)
汗が流せるなら、どこでもいいという状態でしたからぁ~
硫黄泉を沸かしてあるそうです。
ちょっとだけヌルヌル感がありましたよ。
温泉は温めでmokko向きで助かりました。
ここでもバカ女がおりまして、小さな湯船?に足から
飛び込んでました。ちなみに20代の女性でしたけどね・・・
ちなみに屋久島で女性向けの温泉は、JRホテル。
宿泊客じゃなくても入れますが、15時~18時までです。
その近くにある尾野間(おのあいだ)温泉も、同じ原泉かけ流しで
こちらは、結構熱いそうですよ。
ただ、ここに行くには宿から車で1時間くらいかかるので
無理っす(^◇^;)
宿に戻ってから、食事を取りにまたも漁り火に行きます。
夕食は初日だけ宿でとって、後は外で食べる事にしてました。
ハッキリ言って正解です(○ ̄m ̄)
肉を解禁したとはいえ、ジョギングのせいなのか
肉を欲しないのよねぇ~
野菜炒め定食を食べました。
手羽先の唐揚げも食べたけど(^◇^;)
まりさんが、しきりに肉を食べないmokkoを不思議がってます。
自分でも不思議だからねぇ~
野菜炒めに肉が入っていると突っ込まないように。
mokkoを知ってる人なら、これが肉のうちに入らないことを知ってます。
漁り火は17時オープンなので、オープン直後に入りました。
予約が入っていて忙しいらしく、オーナーはまた従業員に怒鳴ってます。
電話予約が入ると、今日は無理と断ってました。
やはり人気らしいです。
部屋に戻って、すぐにナイトツアーのお迎えが来ます。
こちらはエコツアー になります。
ガイドは代表の畑博 (はた ひろし)さんです。
他に1組のカップルと一緒になったんだけど
このカップルが、本当に羨ましいと思える爽やかカップル。
どちらも山が好きらしく、マウンテンバイクを借りて
周辺散策なんかもしてたらしいですよ。
ここで木霊の話しが出てきまして、写真が撮れたと言ったら
それはあり得ないと言われました。
木霊は雨が降ってる時か、特殊な状況でしか撮れないって。
でも撮りました!と言ったら、
「心がキレイな人なんですねぇ~」
と言われたよん(〃▽〃)ポッ♪
ただ、ここでちょっと良くない話を聞きましてね
このエコツアーの人は屋久島観光協会会員であり
環境学習指導員でもあるわけなんですが
木霊の写真をどこで撮ったの?と聞かれて
場所は秘密にするように言われていると答えたら
ルートを外れているコースへの立ち入りは禁止されていると
教えてくれまして、山が荒れてきているからだと・・・
今の話は聞かなかった事にしておきますと言われましたが
なんと言いますか、悪い事をしたような気になりましてね・・・
お客さんは悪くないと言ってはくれましたけど、ちょっとね・・・
っていうか、最終日も、木霊ツアーと同じガイドさんなのよね・・・
すごく動揺してしまいました(||||▽ ̄)
さて、温泉を出た時に、消防車がサイレン鳴らして
走り去っていったんだけど、それがわかりました。
家が1軒、全焼してましたよぉ~
見事に丸焼けでした。
気分を取り直して、新しいデジカメの夜景モードを試します。
かなり明るく写るので大満足。
ガイドの畑さんや、一緒になったカップルさんにも
撮ったデータを見せて、オー!という声を頂き
キムタク!偉いぞ!と褒めます(○ ̄m ̄)
夜の尾之間温泉を覗きます。
暗闇の中で入浴してる人がいました。
女性専用の方に侵入しまして、お湯に手を入れてみました。
こちらも温めのお湯でした。
海亀の孵化の様子を見に移動しますが
海亀さんは警戒中とのこと。
写真でわかるかな?
1匹だけ頭を出して、様子を窺ってます。
可愛い(○ ̄m ̄)
時間がかかりそうだということで、夜の「大川の滝」に移動します。
途中、対向車が来たらしく、ヘッドライトが見えてるんだけど
何か変なのよ。
運転している畑さんも「何だ?変だぞ?」と言いながら徐行していたら
何と、バイクが逆走してましたぁ~(゚O゚;
ありえない!
滝の前まで行く事ができるんですが、なんせ夜でしょ。
1組に1つの懐中電灯を貰いまして、足元を照らしながら歩きます。
ここでは、さすがのデジカメも役に立ちません。
畑さんが寄ってきて、新型デジカメはどうよ?と
聞かれ、色々試したけどダメ。
灯りを滝に向けたりしてくれたけどダメでした。
キムタクのバカ~(CM担当がキムタクだったので<(_ _)>)
人間の目が最高のカメラだってことよね。
でも、この環境こそが木霊を撮る特殊な条件だったのですよ。
暗闇と水しぶき。
この状態でフラッシュ撮影をすると・・・
さすがにここでは誰でも撮れます(^◇^;)
シャッターを押した途端に、あちこちでオオーw(*゚o゚*)wと声があがる。
さすがのmokkoもビビッタ。
残念ながら目と口は出ませんでした。
間もなく満月ってことで月明かりに照らされた大川の滝
もの凄くキレイでしたよ♪
月がもう少し近かったら、写せたのになぁ~(-。-;)
いよいよ、海亀の孵化を見に行きます。
どうやら忙しい日のようで、お祭りが人がゾロゾロ歩いていて
酔っ払いがフラフラ歩いているのを見て、まりさんが
「由緒正しい千鳥足ですね」と言ったのが受けまくる(○ ̄m ̄)
更に、2台続いた車のヘッドライトに驚いたらしく
鹿が飛び出してきて、対向車とすれ違いざまに
急ハンドルを切って対向車線の方まではみ出しました。
鹿を引かなくてよかったけど、ビビリました(〃゚д゚;A アセアセ…
今度はわかるよね?
腕?を片方出してます。
まだ出るのは早いと思っているらしい(○ ̄m ̄)
この棒は、よく聞く話だと思うけど
海亀が産卵した後に、観光客に踏まれないように
スタッフの人達が、囲いの中に卵を移します。
その目印なんですよね。
ちょっと前に出てきた海亀の赤ちゃんをバケツに入れて
取っておいてくれてます。
これはアカウミガメです。
屋久島にはアカウミガメとアオウミガメが産卵に来るそうです。
アオウミガメはもう少し先らしいです。
アオウミガメは海草類や海藻類などを食べるそうで
頭が小さいそうです。
食用にされちゃってるのは、こちらですね。
アカウミガメは雑食性なので頭が大きいそうです。
クラゲなんかも食べるので間違ってビニールを食べて
死んでしまう子がたくさんいるそうです。
聞いた事あるよね・・・
どちらも絶滅危惧II類にされてます。
産卵のピーク時にシュノーケリングをしていると
産卵のタイミングを見る為に、海の上に頭を出している
海亀さんと対面することが多いそうですよ(^◇^;)
1回の産卵は130個くらいらしく、種の保存のためなのか
3箇所くらいに分けて産卵するそうです。
全部で300個くらいの卵を産むそうです。
泣いているように見えるのは、海で余分に溜め込んだ
塩分の排出をしてるんだって。
赤ちゃんの持ち方を教わり、間近で撮影。
結構な力で空中を泳ぎます。
放せぇ~と言ってるようです(○ ̄m ̄)
動きがみえたようです。
警戒中の赤ちゃんが動きました。
下に控えていた子の頭も見えます。
上の子が、下の子の頭を押さえて砂の上に出てきます。
これが早い!
出たぁ~ε=ε=(ノ≧∇≦)ノキャー
しばらくは皆でこの赤ちゃんで遊びます。
懐中電灯の明かりを追いかけるんですよ。
ちなみに屋久島の海亀の産卵地で有名なのは
永田浜ですが、ここは違います。
永田浜ではフラッシュ撮影は禁止されているそうです。
っていうか、観察会に参加する以外は永田浜での産卵は
見られないです。
こちらの浜での亀さんの保護は、島の人が
ボランティアでやっています。
前日はAM2時に産卵に来たと言ってましたから
その時間までいたのでしょう。
日中は島の道路周りの草刈りをしてるそうで
もの凄い体力の持ち主ですね。
海亀の赤ちゃんを海に放します。
ライトで誘導しています。
mokkoとまりさんが放した亀さんは
きっと生き抜いて屋久島に戻って来る事でしょう!
なんせ幸運の橋の下生まれと、悪運の強い
晴れ女二人組みの運を貰ってますからぁ~
この海亀さんたちは、時間をかけて
カリフォルニア方面に向かうそうです。
海亀の年齢は確かではないけれど、肩のあたりで
年齢らしきものがわかるらしいです。
無事に屋久島に戻ってきた亀さんは30歳くらい。
初産が30歳ってことらしいですよ。
最高齢は70歳だったとか・・・
生存率はもの凄く低くて、1/5000とのこと。
10匹の海亀が3回に分けて300個の卵を産んで
80%が孵化できたとしても
1匹生き残れるかどうかの確率だそうです。
生まれて砂の上に出た時、狸が狙っているそうです。
狸を逃れたとしても、大きな魚や海鳥にやられ
事故や食料としてやられるらしいですから・・・
保護に乗り出す気持ちもわかります。
応援したくなりますよねぇ~
頑張れベビカメちゃん(* ̄_ ̄)9
雲が出てきたので、星空ウォッチングを断念して
安房の景色がきれいなところに連れて行ってもらいます。
山の谷間にかかる橋から、遠くの夜景を見るんだけど
ここでも撮影は無理でした(;´д`)トホホ
月は写りましたけど・・・
ここで宿に戻ってツアー終了です。
次はいよいよ白谷雲水峡です。
遊びに行くのが遅れててごめんなさい<(_ _)>
写真の整理に手間取ってます( ̄▽ ̄;)ゞ