皆さんは捨てられない段ボール箱ってありますか?
私には千葉の自宅の押し入れにひとつあります。
中身は若い頃に書いた5本ばかりの戯曲。
絶対の日の目を見ることはないのですが、捨てられません。

ダンス・パフォーマンス・カンパニーschatzkammer(シャッツカマー)「Dig」は、
そんなダンボール箱をモチーフにしたものでした。

舞台の後ろにはきれいに積まれた段ボール箱。
時には持ち、置き、上に寝そべってみたり、開けて何かを取り出したり、かぶってみたり・・・

段ボール箱は思い出とか記憶を現わしているのでしょうか。

そして、4人のダンサーはそれぞれ、出会い、別れ、そしてまた出会い・・
最後はみんなで段ボール箱を積み上げます。
それは4人の思い出の共有なのでしょうか。

4人のダンスは見事にシンクロした素晴らしいものでした。
ダンスだけではありません。
照明も音効も、そして舞台も。

特に積み上げられた段ボール箱からひとつふたつ引き抜いた後、絶妙なタイミングで穴がふさがるのは驚きました。

実は私、ダンス公演を観るのは実に20年以上ぶりだったのですが、見事な完成度に感服しました。
というか、ダンスってすごい!

今回、劇研のサポートスタッフで入ったのですが、全くの勉強不足で、schatzkammerの皆さんのことを全く知らずにお伺いしてしまいました。
ほんと、失礼いたしました。

また、観たいですね。

mokichi4516こと齋藤秀雄の京都単身赴任生活-Dig

ふと、家族でケーキを食べようと言う話になり、

「お父さんのお誕生祝いやっていないから」ということで、嫁がケーキを買ってくることに。

ベーグドチーズケーキを買ってきてくれました。

「おいしいでしょ、ここのチーズケーキ評判で良く買うんだ」と自慢げな嫁

「おお、おいしいね」
「ところで、これなんていうお店?」

「え??」

「いやいや、良く買うんだよね」

「うん」

「お店の名前って?」

「知らなーい」

「えええ??マジ」

知ってましたよ。そういう人だって。
はい、結婚してもうすぐ16年目に突入します。

基本的に店の名前とか、人の名前とか興味がないのですね。
16年経っても変わらないなあと思います。

しかし、この「なんていうお店かわからないお店の」チーズケーキは美味しかったです。


mokichi4516こと齋藤秀雄の京都単身赴任生活
さて、今週末は3週間ぶりの帰宅です。

先週も家族には会っているので、そんなに久しぶりではありませんが、家に帰るのは3週間ぶり。

下の娘はテンションあがって、はしゃぎまくり、遊び疲れてそのまま寝てしまいました。
(ちゃんと晩御飯の時には起きましたが)

こんな感じで寝てました。

mokichi4516こと齋藤秀雄の京都単身赴任生活-すごい寝姿

上の娘は週一回の水泳の日。
50mにタイムがまた上ったようです。

久しぶりに娘の泳ぐ姿を見てきました。
再来週は通っているフットネスクラブの記録会らしく、50mバタフライと50m平泳ぎにエントリーしたと小鼻を膨らませて意気込んでおります。

さて、夕食後、上の娘が手作りのお守りをくれました。
「いつまでも元気で長生きしてね」という願いを書いたそうです。

なんだかおじいちゃんへのメッセージみたいですが、まあがんばります。

それを見ていた下の娘が即席お守りを作ってくれました。
写真の右のおりがみをおりたたんだものがそれです。

mokichi4516こと齋藤秀雄の京都単身赴任生活-手作りお守り

大事にしまっておきます。

頭脳明晰でなくてもよい、運動神経抜群でなくてもよい、子供らしく、元気で朗らかに育ってほしいと切に思います。

この娘たちに幸あらんことを。
昨晩は楽しいライブでした。
一日経って余韻がまだ残っているくらい楽しいライブでした。

でも。

楽しかった分、寂しさがつのります。

それは「終ってしまった」という寂しさではありません。

いつも、芝居を見た後にも、ライブに行った後にも、心の中にしっかりと根をはって、次第に大きくなる寂しさ。

ある、元役者だった会社の先輩が言いました。

「一度、板の上に立って、客を掴んだ経験のあるやつは、
そういう快感に味をしめたやつは、一生忘れられないものなんだよ
そうなんじゃないか。」


まさに、そのとおりです。

たった3年の演劇経験で、私のレベルでお客さんを掴んでいたかどうかは定かではありません。

ただ、あの板(路上もあったけど)の上の感覚は今でも体の中にしっかりと残っています。

だから、その分その「虫」が体の中でざわざわと疼くのでしょう。

しかも、今では音楽も芝居もやってはいない。

芝居も音楽も彼ら彼女らのパフォーマンスが高ければ高いほど、その思いは強くなるのです。

そして、その分、とてつもなく大きい寂しさが押し寄せてきます。

すばらしいパフォーマンスをみせてくれた皆さんにこころから感謝しつつ・・・

生意気な、一人よがりな、どうしようもない、意気地のないそんなどうしようもない感覚が自分を襲い、
その分、その数十倍ほどの自己嫌悪が襲ってくるのです。

それが、私の・・・・・まつりのあとなのです。
今日はちょっと体調が悪かったんです。実は。

でも、お約束したライブがあるので、三条木屋町へ向かいました。

会社から向かったんで、阪急を使ったんですが、なんと阪急電車車中で貧血を起こし、
這う這うの体(ほうほうのてい)で地上にでました。

ただ、自分の居場所が瞬間わからず、ちょっと挙動不審・・
よろけながらライブハウスへ~。

さすがに、この状態で行くのはまずいと、高瀬川のそばに座ってしばし休息~。

こんな具合の私が、ライブが始まると元気を取り戻しました。

そんな「ごっきげーん!」なライブをやって頂いたのがBooing Booさん!

先日の西院MSのFMトリコさんのライブでBooing Booのベースのいきさんとドラムのゲルゲ高橋さんとお知り合いにならせて頂いた関連で、お伺いしたのです。

しかも、FMトリコの歌姫コモリさんとまきはらさんもコーラスで参加。
(お二人さん、まあ、いつになく超セクシ~でしたよ)

いやはや歌声で元気をもらうっていうのはこういうことなんですね。

ほんと、心から感謝。

さて、このBooing Booさんのボーカルがマグマ中西さん。

かっこいいんです。
いやはやこんなおじさんになりたいな~(結構年下だけど)と思います。

彼のパンチのあるボーカルを聴きながら、頭の中でアンジーの「マグマの人よ」を思い出していました。

~マグマの人よ~(アンジー)
バカが一人蒸気を噴出して真実一路と走り出す

声を枯らし朝から汗だらけ

とにかく辺りを踏みしだく

心臓がとどろいた 熱帯びた深呼吸

猛烈に生きてやれ 美しきマグマよ

どうだい 青空を見ようじゃないか 胸を張って

・・・・・
まさにぴったりです。

僕も蒸気噴き出すバカになろう!

ということで、元気を頂いたライブでした!

mokichi4516こと齋藤秀雄の京都単身赴任生活-BooingBoo