金閣寺まで自転車で大体15分くらい、それが私の自宅です。

京都に引っ越してそろそろ1年が経とうとしています。

千葉にいた頃はディズニーランドまで自転車で25分でした。
上の娘など京都の友人にそう話すと「いいなぁ~」と驚かれるそうです。

ところが千葉の友達にとっては金閣寺や清水寺が近いほうが「いいなぁ~」と言われる。

ま、そんなもんなのでしょう。

家族は京都に越してきて、最近「よかった」と言ってくれるようになりました。

この街の小ささがちょうど良いようです。
だって自転車で大概のところは行けちゃいますしね。

また、どこかへ連れていなくちゃ・・


先週の土曜日のこと。
MONOの「うぶな雲は空で迷う」を観てきました。

MONOはその前身であるB級プラクティス結成から数えて今回で劇団結成24年で第40回公演になるんだそうです。
確か当時東京におりました私は、西一風の後輩から土田君が劇団を本格的に立ち上げたことを聞いたのですが、時空劇場や私の後輩が所属している劇団(当時)は観に行っておりましたが、彼の演劇はついぞ観ることをしておりませんでした。
いやはや申し訳ない限りです。

今回の舞台は盗賊の飛行船の中。
相変わらず舞台美術が秀逸です。
開演前、舞台を事細かに観るだけでも、「どういう芝居が始まるのか」とわくわくさせてくれます。
おそらくそういうことも計算のうちなのでしょう。

さて、お芝居は実にオーソドックスで、特に今回はMONOの5人だけのでお芝居ですので、5人それぞれがいつものキャラクターを前面に出して展開します。
もちろんオルタナティブな雰囲気はありませんが、その分、じっくり微妙な人間関係の変化を描き、じっくりしっかりみせてくれます。
おそらくは観客は5人のいずれか、あるいは特定の誰かに感情移入して観ていたのかもしれません。

「ああ、俺って(私って)こういうやつだ」なんてね。

愛すべき人々のお芝居。そんな気がします。

そして、ちょっとした設定の中に垣間見える土田君の世界観。
今回であれば、「前の戦争の後、海は汚染され、人が近づくこともない」という設定。

いつもながらさすがだなあと思います。

終演後のアフタートークもちょっとグダッとしていましたが、味があって良かったです。
ま、土田君のことですから、終わった後にダメだししてたかもしれませんが。

24年って長いですね。
そんなに長い間存続している劇団って、どれだけあるのでしょうか。
ひとつふたつでは無いにしても、そんなにたくさんは無いと思います。

ぜひ、また観たいと思いますし、45回、50回と続けて欲しいなと思います。

写真はABCホールです。

齋藤秀雄です。再び京都へ戻ってきました。-ABCホール
ま、何と言いますか、まさか自分の部屋、と言っても1Kの賃貸の部屋で1ステージ5名限定とはいえ芝居をやってしまうというのは、常軌を逸しているというか、くそ度胸があるというか、はっきり言ってアホです。

以前「悪い芝居」が劇団事務所として使っている町家で芝居をしたことがありますが、それとはわけが違います。

大体隣近所の住人の皆さんに理解を得られているのかも心配です。

実は開場後一番乗りでして、外にスタッフの方がいるとはいえ、次のお客さんが来るまで、10分ほど彼女の部屋に二人きりでして、これが何ともビミョーな感覚というか、懐かしいというか(笑)、ドキドキしてしまいました。

実はまだ公演期間中なので、詳しくは書けませんが、いろいろと心配です。ほんといろいろと・・・

でなおかつ、極めて感想が書きづらいお芝居です。

はっきり言えるのは、1時間ちょっとの時間、『宗岡ルリ』をたっぷり堪能することができます。はい、もうしばらく会わなくてよいくらい『宗岡ルリ』でおなかいっぱいになります。おそらくはそういう意図なのでしょう。
そういう意味で、面白かったです。

それと彼女自身はやりたいことをかなり楽しんでやっている様子でして、それはそれである意味清々しい感じでもあります。

カンパ制であり、「面白くなければ途中で出て頂いてかまいません」というスタンスもある意味潔いですね。言い換えれば「つまらないなら観なきゃいいじゃん」ってことです。

ただ、いろいろと心配があるのですが、開場からずーっと外にいるスタッフの方(確かどこかの団体の役者さん?)は寒くないだろうかという点が一番心配です。
夜の公演もあるといいます。
(お前、そこが一番心配か?と言われそうですが・・・)

とにかく、二人とも風邪をひかず、いろいろな意味で無事に公演を終えることを心から願ってやみません。
ほんと、いろいろと心配です。

ということでこれが彼女の部屋です。

齋藤秀雄です。再び京都へ戻ってきました。-撲滅ならず今日

やっぱり、歌は詞で聴いてしまいます。
音楽的には邪道なんでしょうね。
でも僕はそうです。
で、日曜日のこと、フジタスミトさん率いるMARBLE WINGのライブに行ってきました。

齋藤秀雄です。再び京都へ戻ってきました。-MARBLE WING1

今回で2度目ですが、楽曲はフジタさんの単独ライブでもお聴きしているので、なんだか耳なじんでおります。

やはり同世代だからでしょうか。
感じるところが近いというか、思うことが近いというか。

齋藤秀雄です。再び京都へ戻ってきました。-MARBLE WING2

「そうそう」とつぶやきながら、時にはいっっしょに歌いながら聞き入ってしまいました。

まあ、周りのお客さんにはちょっと迷惑だったかもしれません。

齋藤秀雄です。再び京都へ戻ってきました。-MARBLE WING3

FMトリコ、つしみんもそうですが、「やんわり」か「ガツン」かの違いはありますが心に訴えてくれる歌が僕は好きです。

また、行きます。

実はここ1か月ほどずーっと楽しみにしてたんです。
FMトリコとつしみんこと都志見一也さんのジョイントライブ行ってきました。
つしみんのプロデュースで元々お風呂屋さんだったところをカフェにした「SAGANO-YU」でのアコースティックライブが実現。お店も雰囲気良くてよかったですね。

mokichi4516こと齋藤秀雄の再び京都へ戻ってきました。-SAGANO-YU1

で、なんと席にはこんなカードも。
つしみんのお手製なんですって。

mokichi4516こと齋藤秀雄の再び京都へ戻ってきました。-予約席表

で、これが裏側~

mokichi4516こと齋藤秀雄の再び京都へ戻ってきました。-SAGANO-YU3

トイレットペーパーもおしゃれ~

mokichi4516こと齋藤秀雄の再び京都へ戻ってきました。-SAGANO-YU2

で、ライブ。
まずはつしみん。
この声好きですわ~
mokichi4516こと齋藤秀雄の再び京都へ戻ってきました。-つしみん

久しぶりにたっぶり聴いた気がします。
続いて、FMトリコまきはらさんとつしみんのデュオ。
ASUKAさんの曲だったみたいです。
これも良かったですね。

mokichi4516こと齋藤秀雄の再び京都へ戻ってきました。-つしみん&まきはらさん

ほんでFMトリコ~。
やっぱりじっくり聴かせてくれます。
最近、「鍵穴」がいいなと思っておりまして、特に詞がね。いいいんです。
情景がばーっと浮かんでくるんですね~。

mokichi4516こと齋藤秀雄の再び京都へ戻ってきました。-FMトリコ in SAGANO-YU1

アンコールの2曲目にはつしみんも参加

mokichi4516こと齋藤秀雄の再び京都へ戻ってきました。-FMトリコ&つしみん

ライブが充実していたのでしょう。みんないい顔してました。
やっぱりライブは聴く側の方がいいなと思います。(笑)

mokichi4516こと齋藤秀雄の再び京都へ戻ってきました。-お見送り

次はケメコジャンボリーで会えます。
楽しみです。