2020年8月13日、所沢北高校野球部は埼玉県高校野球大会3回戦に挑みました。対戦相手は私立の強豪狭山ヶ丘高校でした。

この日先発マウンドに上がったのは、公式戦初出場の右腕サイドスロー君。練習試合などで安定したピッチングを披露したことでこの大一番で抜擢されました。

試合は序盤から相手打線がつながり、3回までに0-5と大きくリードされてしまいます。所沢北高校も毎回のようにランナーを出し、2度のノーアウト満塁のチャンスを作りますが、相手の粘り強い守りで得点することができません。

中盤から終盤にかけて、相手打線は2番手、3番手の投手から少しずつ得点を重ねていきます。最後は4番手左腕が押し出し死球を与えて万事休す。6回コールド負けとなりました。

大きな力の差がありましたが、選手も指導者も満足という感じでした。最後は笑顔で終えられたのは良かったですね。

娘はスコアラーとしてベンチに入りました。所沢北高校野球部マネージャーとしての仕事はほぼ終えて、後はこの大会の決勝戦の本部業務となります。

息子の3年間、娘の3年間、合計6年。所沢北高校野球部に携わることができました。野球を通してとても楽しい時間を過ごさせて頂き、子供達はもちろん、関係者の皆様への感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。

これからも所沢北高校野球部の応援をしていきたいと思います。

頑張れ所沢北高校野球部!!!


甲子園にはつながりませんが、埼玉県の夏の高校野球大会が開幕しました。

所沢北高校野球部は練習再開となってからもチーム内で話し合いが続いてきました。勉強に集中する為、大会前に引退する選手も出ました。すでに猛勉強を始めている同級生を横目に、どこまで野球に取り組めるか、練習時間の調整など紆余曲折しました。

監督や後輩達とも話し合って、最後の大会は3年生20名、3年生マネージャー3名で挑むことも決めました。主力選手として出場していた2年生達には貴重な夏を3年生の為の大会にして頂き、申し訳ない気持ちでいっぱいです。

初戦の相手は公立高校の雄、坂戸西高校。

先発投手は1番を背負った左腕エース。最後の最後までマウンドを守り続け、学力も学校でトップクラスに文武両道を実践してきた選手です。

相手の坂戸西高校は序盤から実力を発揮。初回に1点、2回にレフトスタンドへのホームランなどで4点。0対5とリードされ左腕は悔しい降板となりました。

2番手投手は昨夏に1番をつけていた右腕君。自慢の速球で3イニングを1失点に抑え、打線の援護を待ちます。

2回に1点を取った打線は4回、7番セカンド君のタイムリー、2番ショート主将君の押し出しなどで2点を返し3点差として2アウト満塁。そしてバッターは3番サード君。チームで一番練習をしてきた選手。センターへ打ち返した鋭い打球にセンターが追いつけず外野フェンスまで。3人のランナーに加えてバッターも一気にホームイン。逆転の満塁ランニングホームランで7対6とリードします。

2番手投手も踏ん張っていましたが、終盤2四球でピンチを招きます。ここで登板した3番手右腕君。昨夏はファーストで活躍するもその後の怪我で1年棒に振った選手。そしてチームで一番負けん気が強い選手。彼の気迫のこもったピッチングはチームを鼓舞し、このピンチをセカンドゴロゲッツーに抑えます。

最終回も力のあるストレートで3者凡退に抑え試合終了。下馬評を覆し、所沢北高校野球部が強豪坂戸西高校野球部を破って8/13の試合に駒を進めました。

県下でも有名なチアダンス部やブラスバンド部のサポートがなく、私達保護者の拍手のみの応援サポートとなりましたが良く頑張ってくれました。

新型コロナによる長い自粛で気持ちの面では大変難しい状況ですが、1年夏にスタメンで出場し、その後大怪我で2年間リハビリを続けてきた選手が4番で復帰してヒットを放ったり、昨秋に腰を故障したことで1年リハビリを続け、ピッチャーは諦めたものの野手として5番バッターとして復帰するなど、故障者にとっては貴重なリハビリ期間になりました。

次は8/13に試合です。相手は決まっていませんが、私立の強豪高校に当たりそうです。厳しい戦いは続きますが、選手は全力で悔いなく戦ってほしいと思います。

頑張れ所沢北高校野球部!!







更新遅くなりました。いろいろなことがようやく決まりましたので。

浦和ボーイズ3年生は全国大会埼玉支部予選準決勝、越谷ボーイズさんと対戦しました。

2点を先制されたチームはその裏に3点をとって逆転するも、緊張からかミスを連発して4-6と劣勢。6回裏に勝負をかけるも得点できず、7回に大量失点して完敗。またしても全国大会出場の夢は途絶えました。

この悔しい負けを糧に、2年連続で出場を決めている関東大会で優勝をと準備を進めていましたが、新型コロナ感染者の急増もあり関東大会、そして全国大会も開催中止となりました。

残念です。

彼らの無念な想い、不完全燃焼想いは高校野球でぶつけて欲しいと思います。

3年生最後の大会はサマーカップ。47名いる3年生は、今まで出場機会が少なかったメンバーで2チーム構成し出場します。主将をはじめ、全国予選に出場したメンバーはチームの裏方にまわり、メンバーを支えます。素敵なドラマが生まれることを期待しています。

頑張れ、浦和ボーイズ3年生!!



浦和ボーイズ3年生は全国大会兼関東大会支部予選の2回戦に挑みました。今季初の公式戦がこの大きな大会となり、いやでも緊張してしまいます。

2回戦の相手は古豪草加ボーイズさん。ここ数年、公式戦で接戦を繰り広げてきた強豪チームです。対戦頂きありがとうございます。

先発投手君は力のある速球で相手打線を抑えて行きますが、守備のミスから相手に先制されてしまいます。打線も毎回ランナーを出すもののあと一本が出ず、我慢の時間が続きます。

中盤に入った4回、チャンスで投手自ら2点タイムリー2ベースを放ち逆転。そして代打の選手が期待に応えてタイムリーヒットを放ち3対1と逆転します。続く5回には4番のタイムリー2ベースなどで2点を追加します。

草加ボーイズさんも6回に4連打で2点を返してさらに攻め立てますが、ピンチで登板した2番手投手が後続を抑え、最終回も粘り強く戦う相手をなんとか抑え、5対3で3回戦進出となりました。

3回戦、相手は古豪日高ボーイズさん。対戦頂きありがとうございます。

先発投手は初回に長短打で1点を奪われますが、2回以降は危なげないピッチングで5回を1失点と試合を作ります。打線は相手右腕に抑えられ5回まで相手ミスによる1点のみ。2回戦と同じく我慢の時間が続きます。

5回の満塁のチャンスで得点できなかったチーム。6回から登板した2番手以降の投手が捕まり2失点。さらにピンチが続きますが継投と粘り強い守備でなんとか切り抜けます。

そして2点差で迎えた最終回。先頭の代打君が内野手のグラブ下を抜けるヒット。続くバッターの内野ゴロを相手が弾き、ファーストまでの激走でセーフ。続くバッターがライト前にヒットを放ちノーアウト満塁の大きなチャンスを迎えます。

続くバッターはこの大きなチャンスに萎縮することなく全力でスイング。相手バッテリーは警戒からかボール先行となり押し出し四球で1点。四球となった瞬間大きな雄叫びを上げたバッター。チームはさらに盛り上がります。しかし次のバッターは内野フライに抑えられ1アウト満塁。相手ベンチも盛り上がります。

そして続くバッターは、前の回の攻撃で代走から出場していた選手。その初球、振り抜いた打球はレフトを襲います。レフトがジャンプするも鋭いライナーはその上を超えていきます。サードランナーに続いてセカンドランナーもホームイン。22名が出場した総力戦は、4対3のサヨナラ勝ちとなりました。

秋の3回戦に続いてのサヨナラ勝ちに選手、保護者、そして指導者みんなで喜び合います。またみんなで戦える。そして関東大会出場決定となり、3年生と一緒にいられる時間も伸びました。

公式戦初戦にも関わらず粘り強く、そして誰一人諦めない野球を見せてくれた3年生。本当に立派です。

来週の準決勝、決勝に勝利すれば全国大会出場が決まります。さらに厳しい試合が続きますが「全員野球」「URAWA  PRIDE」で栄冠を勝ち取って欲しいと思います。

引き続きの応援をよろしくお願いします!!

頑張れ浦和ボーイズ3年生!!!




明日はいよいよ埼玉県支部の全国予選です。新型コロナウイルスの影響でほとんどの大会が中止となり、3年生にとってはぶっつけ本番で大事な大会に挑むこととなりました。

先週は群馬県の強豪、館林ボーイズさんと練習試合を行い2勝1敗。心身共に準備が整った選手もいれば、間に合わなかった選手も。その結果を踏まえてベンチ入り25名を選抜しました。

昨秋の大会ではベンチ入りしなかった選手数名が背番号シングル、ベンチ入りを決めました。自粛期間中もしっかり練習、勉強を続けてきた結果です。おめでとう。

3年生は47名。22名がベンチ入り出来ませんでした。選ばれた選手は彼らの分まで頑張らなければなりません。彼らの想いを背負って、浦和PRIDEで全国大会出場を掴み取って欲しいと思います。

その逆もあります。力が発揮できず悔しい結果になった選手が多くいます。でもこの悔しい想いは必ずこの先の人生、糧になってくれます。今回は辛い結果になりましたが、まずはベンチメンバーを全力で支えて彼らの為に全力でサポートして欲しいと思います。

明暗は別れましたがどちらの子供達もこれをきっかけに更に成長してくれることでしょう。

浦和ボーイズ3年生の躍進をご期待下さい!