※2017年1月6日当時の記事です。
療育センターでの息子の診察結果を受け、どのように療育を進めるべきか私は悩んでいました。
私は仕事を始める為に2017年度の保育園の入園申し込みを考えていました。
ただでさえ保育園の空きが少ない2歳児なのに、発達障害をもつ息子を受け入れてくれるかどうかという難題が追加されました。
とりあえず保育園の入園申し込みをしておくとして、今度は息子の療育をどうするか…。
療育センターの担当医から選択肢のひとつとして療育教室へ通う事を提案されました。
私の住む地域の医療機関が行っている療育支援の一種で実際の名称は異なります。
療育教室は、幼稚園や保育園での集団生活を見越して親子で一緒にトレーニングを受けられる教室です。
子どもの特性により一ヶ月の間に通える日数に制限があるそうです。
もし夫が息子と一緒に療育教室へ通えば、夫にも発達障害について学ぶベストな機会となります。
しかし、問題は療育教室の申し込み希望者が殺到している事です。
困り事の内容によって優先度が前後されるので、希望者の人数によっては定員オーバーで枠から外れる可能性もあります。
2月に息子の知能テストがあるので、その結果と希望者の人数次第で療育教室へ通えるかどうかの決定となります。
別の療育支援の案は、民間の児童デイサービスへ通う事です。
児童デイサービスなら娘が現在お世話になっている事業所があります。
事業所に問い合わせると、2歳児でも対応が可能だとお返事をいただきました。
療育教室に通えるとしても4月以降になりますので、児童デイサービスの併用も視野に入れて両方とも申し込む事にしました。
夫には、療育教室へ通ってもらう前提で息子も自閉症スペクトラムであると報告しました。
通えるかどうか分からないと先に言ってしまうと、いざ通う事になった時に夫は拒むだろうと思ったからです。
息子の診断結果の報告をした時、夫はやはり関心が無い様子でゲームをしながら表情も変えずに
夫「うん、うん」
と返事をしました。
しかし、療育教室の付き添いに多くの時間を要すると聞くと夫は
夫「まじか~」
と嫌そうなリアクションを取りました。
夫は父親として息子の心配をしたり思いやる事すらありませんでした。
ましてや大事な話をすると前置きしてもなお、ゲームを続ける非常識さです。
私は、
『この夫の方こそ療育が必要ではないか』
と思いました。
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