こんばんは。
UMIカウンセラー(の卵)の高橋照世です。
ご訪問くださりありがとうございます。
今日は前回の続きです。
ポリアンナの良かった探しと
ポリアンナ症候群
一体何が違うの??
というお話です。![]()
こちらが前回の記事なので、よろしければ
まずおさらいすると…
ポリアンナ症候群とは、
直面した問題に含まれる微細な良い面だけを見て
負の側面から目を逸らすことにより、
現実逃避的な自己満足に陥る心的症状のことである。
ということでしたよね。(Wikipedia調べ)
なので、ここに書かれているとおり
現実逃避になっているかいないかで
両者は大きく違うんだよ
ということなのかなぁとは思います。
(そのまんまですけど)
目の前の現実を見ることができているか
不安を不安のままで放置していないか
本当に向き合うべきところと向き合えているか
つまりは、
ポジティブとエセポジティブの違い
と一緒なのかもしれませんね。
不安を不安のままで放置すると、
よくわからないモンスター
のようになって
心の奥に居座ったりすることがあります。
問題を問題に感じるままで放置して
表面だけポジティブに振る舞っても、
かえって逆効果になる場合も多いのです。![]()
それって…
本当はめっちゃつらいのに
それでもなんとかして笑っていなくちゃ!
って思っていた1年前の私そのものですね。
あれも、ポジティブではなくてエセポジティブ…。
本当は、心の中は不安や怖れでいっぱいだから
結局そっちが現実化してしまう。![]()
一旦、自分の中にこういうものがあるなってことを具体的に認識しないことには、
手放すことって難しいのです…。
(だって、そこにあるのに、ないものみたいに扱ってるから手放すって選択もできなかったりね)
【良かった探し】は【あるを見る】と同じで
現実を今よりも良くしていくために
とても効果的な方法ではあるのだけど、
【ないと感じている自分】 をちゃんと認めてこその 【あるを見る】 であり、
それらは自転車の両輪と同じで
どちらも欠かせないのだと思います。
そしてもうひとつ、違うと感じること。
【良かった探し】は、ポリアンナにとって
どんなことが起きても、その中から良かったと思えることを探し出すためのゲームでした。
見つけるのが難しければ難しいほど彼女にとっては面白くて
「良かった」を見つけた時の喜びも大きくなるのだとか。![]()
つまり、ポリアンナは、
このゲームを心から楽しんでいたんですね。
不安から目を背けた状態で、むりやり
「良かった」を見つけなきゃ!!

ってなってる時の心の状態って、
あんまり楽しそうではないなぁ…って思うので
ここも、大きな違いなのかなぁと思います。
まったく同じことをしていても
どんな意識でするのかで
結果って大きく変化しますから、
楽しめているかどうかも大切なポイントになりそうですよね。
でも、、、、なんだかね、、、
ここまで書いててね、、、、。
息が詰まるっていうか
なんというか、、、。
現実逃避だってなんだっていいんじゃない?
それが必要なときだってあるよね!
って言いたい私がいます。(笑)
多分なんですけどね…
これってひょっとして
現実逃避?エセポジティブ???
なんてことを気にしちゃうような方って
私も含め、もう十分なくらいに
現実のネガティブに
どーっぷり向き合っている方々も多いんじゃないかなぁ?
とも思うのですよ。
だからこそ、
ぐるぐるぐるぐる![]()
ハマって抜けられない状態に陥ってしまってたりね。
だから、そういう場合には、
難しく考えずにサクッと一旦切り替えて、
【良かった探し】してみたらいいんじゃないかなぁって思うんです。![]()
そうすることで、視点を変えることにもなりますし、
違う側面から意外なことが見えてくるかもしれないですしね。
だけど
何をするにせよ、しないにせよ、
それによって、自分が何を感じるのか?
そこからは、どうか目を逸らさずに。
問題が大きくなってしまうのは、
自分自身から逃げてしまった時なんだと思うから。
なので、自分の感覚には
しっかりアンテナを張っていたいなぁと思います。
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