5/23夜『この世界の片隅に』 | こんな素敵な日には

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観劇記録など 
稚拙な備忘録です。
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5/23夜公演 『この世界の片隅に』3回目行ってきました。
キャスト違いの昆ちゃん×村井さん
 
とってもいいWキャストですね!
どのキャストさんで観てもいい。
 
観劇歴も浅い私がいうのはなんですが・・
アンジェラさんのミュージカル楽曲制作はなかなか衝撃的だと思いました。
オリジナルミュージカルとしてステージが変わったような。
 
こんなにわかりやすい言葉とメロディーで作品が構築されていて
丁寧に作り上げられ散りばめられ大事な作品の世界感。
 
心に響いて、戦争の時のお話なのに、温かい気持ちで劇場を出れるって幸せなことです。
 

オーナメント

 

個人的だらだらと思い込みの偏った備忘録です。

内容に触れています。注意

 

キャストさんはGC中2階で写真撮ってます。ここが一番光らない気がして。

 

 
5/22かたすミュ昼、5/23ゴーストアンドレディ昼。5/23かたすミュ夜で、続けて日生劇場へ来ました。
キャストさん違いです。
マチネもソワレも開演時間が半端で午後休も無理、夜も早退になってしまうので、もともとゴーストアンドレディ当選席で観劇予定日にマチソワになりました。
 
今日は、2階一番後ろセンターから。
全体が見えて、音も良く、大満足のお席でした。
 
学生優待が効果があったかわかりませんが、学生さんも多かったかな。
2階もほぼ埋まって賑わってました。
 

浦野すず:昆夏美

北條周作:村井良大 

白木リン:平野綾

水原哲:小林 唯 

すずの幼少期:澤田杏菜

黒村晴美: 増田梨沙

 

Wキャストさん全員みれました。

どの方もどの組み合わせもいいですね。

 

キャストさん勝手な印象

3回みて、手を添える、うつむく、視線などWキャストでほぼ同じかな思いました。

違いは派手なパフォーマンスではなく、繊細な演技や滲みでる個性かな。

この先、変わっていくかもしれませんが、今の自分の思い込みを思いつくままに書いてみると・・

 

スイカ圧倒的主役のすずが大原さんと二人いるってすごいです。

昆ちゃんはもう全幅の信頼、200%間違いない。

小さな身体で可愛く、苦しく、優しかった。

自分の居場所はどこと探して決めていく姿に心掴まれます。

 

スイカ村井さんは、はまってました。とっても似合ってますねっ。

 

ナオトリムの民としては、海宝さん中心にチケット確保していましたが、

海宝さん周作は、私の印象は主成分がやさしさ。自分を抑えた品の良さ。でも少しだけどこか何を考えているかわからない影があるような。もしかしたら脆さもあるのかも。

 

村井さんは、実直。少し頑固で芯の強さが感じられました。

前に観せてもらった作品が、『生きる』だから、昭和なかんじが合ってました。普通にスーツ着てセットするとかっこいいのに、なんでしょう、かたすミュにぴったり。

 

周作が歌い上げるようなビッグナンバーはないし、すずのことを大切の思っている周作はどちらもいいなと思いました。

 

前日、唯くん&海宝さんで日生劇場で会った観劇好きなお友達が、村井さんもみてーーってみんなに言いたい!!と言ってたので、私はチケットあるからすぐ別の友達にLINEしました。これが口コミ照れ

 

スイカ唯くんを続けてみて、ちょっと違って見えた?

 

22日の海宝さんとの出演日では、なんというか唯くんの凜とした品の良さが感じられて。

海宝さんも唯くんもキラキラ王子のロイヤル感は消しているけれど笑、二人ともどこか隠し切れないノーブルな感じが似てるのか・・?とも。

家が貧乏で海軍へ入ったけど、世が世なら大学行ってインテリになりそうとさえ思いました。

快活そうにしてるけれど海宝さんと距離を保った会話。

 

そうよ、唯くんは品があるよねえって思って観てたら、なんか今日は違う!?精悍で、村井さんとの会話は同じなのに、本音が漏れたようにもみえて。

演じわけなのか相手が違うからかもしれませんが、連日唯くんが観れて嬉しいです。

もっと歌って欲しい(踊っても欲しいニコニコ別の演目で)ですが、ちょこちょこ舞台に出てセリフやコーラスもしっかりとんで届きました。

唯くんが出てくると、周りもオペグラしてたよね照れ

 

スイカリン役

桜井さんは、ジキハイのドレス姿も美しく、歌も上手でしたが、お着物も可愛くてとってもいい。すずとの友達感もよくて、守ってあげたくなる周作の気持ちもわかります。←妄想

 

平野綾さんは、もう声だけでも美人、抑えても色っぽいお姉さん。達観してる優しさがあって、でもそこから救い出したくなるような気持ちもわかります←妄想

 

スイカ

音月桂さんが、本当に素晴らしくて東宝さんアンケ―トにかたすミュCD出して欲しいと書いております。

すずの気持ちをひきとめたのが義姉なのがいいです。

♪自由の色のあと拍手が難しいけど、今日は絶対拍手すると意気込んでた方がいらしたのか早いテンポで拍手が入れれました。

 

スイカ

小向なるさん、広島弁でのやりとりが可愛い。歌のソロパートは結婚式の踊りながらのところもかわいい。すずが会いに行ったときの「髪切った?」なんてそれどころじゃないのに、いかにもありそうな可愛い姉妹でそんなところにも泣けます。

 

スイカ

飯野めぐみさんの祝言の歌に、う、うまいぃぃっとなるし

PARCOパーティでたっぷり歌を聴いた小林遼介さんも、回想の第1声に生き生きした声がとんできて嬉しい。

隣組のシュールな明るさとコーラスの上手さがエッジが効いて「きのこ雲ーー」は、ぞぞっと凍り付きます。

小林諒音くんは、海宝さんにもみえるし、村井さんにもみえていいですね。

 

アンサンブルキャストさんももれなく素晴らしいので、いつも思うけれど、公式サイトにも、お写真とかプロフィールも載せていただきたいです。

 

とても大事なところで、すず子役ちゃんが歌う重責。

子役ちゃんももれなく観たかったです。

 

 

うさぎ

戦争とか人種問題などを扱うと、泣けるとか、知らなければならない、忘れてはいけないなんてのを聞くと、逆に敬遠してしまいそうになります・・。わざわざお金出して暗くて重いのは嫌だなあと。

 

この作品も、どうだろうと、恐る恐るでしたが、初回はずっとずっと涙が溢れてきました。

2回目、3回目は少し冷静になってみれて、場面や途切れなく繋ぎもすごく上手く出来てるんだなあ。

作品の中に繰り返されるテーマ曲、その中の歌詞、あなたがいたこと・・が、まったく違う意味だったこともすわっとなるし、闇市の曲や、ジャズなどの曲もとってもステキー。

でも全部繋がっていて皆さんのコーラスや影コーラスがすごくて、曲が導くのが凄いなあと思います。

 

(原作にないから余白なのかなあと思いますが、言葉にできない心情を吐露するのがミュージカルの醍醐味でもあり、周作さん、水原さん、そしてお父さんの川口さんにも歌追加してくださってもいいですよーー。なんて。)

 

今日のスタオベも早かったですっ

 

東京公演も残り少なくなってきました。

残りの公演、全国公演も盛り上がりますように。

 

私は、あと1回です・・・!