1/20 『ひばり』千穐楽 | こんな素敵な日には

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稚拙な備忘録です。
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ソワマチソワ!の週末。2回目の劇団四季ひばり

 

1/20マチネ 自由劇場『ひばり』千穐楽へ行ってきました。

 
 
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満員で迎える千穐楽おめでとうございます。
 
 
 
 

 

 

渾身の舞台、四季キャストの皆さまの迫力あるお芝居に魅入られました。
膨大なセリフのジャンヌを演じた五所さん圧巻でした!
 
この日も五所さんの第一声を聞いて、ほっとしました。
疲れなど感じさせない瑞々しい声で演じるジャンヌ。
可憐でしなやかで、聡明で、人たらしで健気で、神の声の演じ分けも素晴らしかったです。
決断に一緒に涙しました。
 

キャストの皆さまメモ 敬称略で失礼します。

五所さん、皆さま本当に本当にお疲れさまでした。

 

ジャンヌ    五所 真理子
コーション    道口 瑞之
宗教裁判所大審問官    味方 隆司
主任検事    飯村 和也
ラヴニュ    鈴本 務
ウォーリック伯    阿久津 陽一郎
シャルル七世    笠松 哲朗
王妃    小林 由希子
アニエス    宮田 愛
ヨランド王太后    中野 今日子
ランス大司教    星野 元信
ラ・トレムイ    福島 武臣
ラ・イール    金久 烈
ボードリクール    勅使瓦 武志
ブドゥース    正木 棟馬
ジャンヌの父親    林 和男
ジャンヌの母親    大橋 伸予
ジャンヌの兄    戸高 圭介
死刑執行人    木内 和真
シャルルの小姓    近藤 合歓

【男性アンサンブル】
鈴木 貴雅 

橋岡 未浪 

香取 直矢

【女性アンサンブル】
佐和 由梨 

秋山 知子 

中川 奈々美 

徳山 稚子 

山崎 遥香 

柳 葉奈

 

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2階センターから

シンプルなセットながらも、照明や影が美しくて効果的。上質で高尚なセリフで紡がれる世界が引き立ってました。

怒濤のセリフすべてがしっかり響いてさすがです。

 
オーナメント
 
書きにくいのですが、キャストさんのお一人が声が出にくそうで、第一声に、ええええええ
驚き驚き驚きどどどど、どうされたの??
個人攻撃ではまったくありません。大好きな方ですが、
喉を傷められたか、お風邪などなのか・・セリフは威厳を保ちながら聞き取ることができて進行には問題なかったのですが、普段のイケボを知っているだけに、本当に驚きました。
昨日はマチソワ公演だったけれど、調子悪そうとか、そんな話漏れ聞こえてこなかったよね??って軽くパニックでした。
前回も素晴らしく品があって、ぴしゃりと場を掌握するような迫力のある美声です。
 
思ったほどセリフはそこまで多くはなかったかもしれませんが、大事なセリフばかりですし、手に汗握るというか、ハラハラするというか、舞台に没頭してたら冷や水を浴びせられたように心配になり、観る私も集中力欠いて、頑張って欲しいと思ったり、いやいや無理して絞り出して悪化させてしまわないか、あと1日だけの千穐楽とはいえ代役とか何とかならなかったかとか、複雑にぐるぐる色んな思いが交錯しました。
 
四季だと、あれ、何だかいつもより調子悪いかなと思うと次の日にはキャストチェンジで、やっぱりそうだったんだ、って思いますが、今回は、ちょっとびっくり・・・私にはちょっとほろ苦い千穐楽でした。どうぞどうぞお大事になさってください。
 
 
まじかるクラウンシャルルの笠松さんは、私はソンダン65で、これからの劇団四季を背負う人だ!!歌もダンスもすごいっって思ったのですが、やっぱりお芝居がすごいなあ。怖いというシャルルが等身大のようでしたが、若さと冷たさ、ドライな新たな笠松さんが観れて嬉しかったです。
 
ジャンヌとボードリクール の勅使瓦さんとのやりとりがわくわくして楽しかった。書ききれませんが、選りすぐりのキャストの皆さま素晴らしかったです。
 
鉛筆だらだら個人的備忘録

 

 

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今期初めて観た『ひばり』。

イングリット・バークマンの「ジャンヌ・ダーク」で予習をしてから舞台を観て、それからハヤカワ演劇文庫のジャン・アヌイ「ひばり」岩切正一郎訳を読んでみたら戯曲が分かりやすかったです。

 

購入できそうなのは、こちらしかなかったのであまり考えずにこの文庫を買ったのですが、2007年の蜷川幸雄さん演出のシアターコクーン上演「ひばり」の翻訳台本を元にしているそうです。

 

観劇歴が浅い私は、知りませんでしたが、松たか子さん主演ジャンヌで3時間半びっくりほどの公演だったそう。NHKで録画放送もされたようなのですが、その放送時間は1時間42分ですって。どういうこと??指差し

 

今回の劇団四季の『ひばり』も上演時間が

【訂正前】 2時間20分(休憩含む)→【訂正後】 2時間45分(休憩含む)となりましたね。

 

ボリュームの違いはありそうですが、四季のひばりは、ほぼ戯曲通りだとわかってちょっと驚きました。どこからどこまでが忠実なのか、オリジナルなのか演出ってどこからどこの采配なかも判断がつきませんでしたが、ラストの戴冠式など原作通り、ハッピーエンドもろもろ織り込み済みなのですね。

 

セリフはというと、ややこちらの本の方が平易だと思った部分がありました。

恩寵に浴して→恩寵を受けていると思うか

注釈には、”恩寵は神のみが知り、人間には知ることができないために、「はい」と答えても、「いいえ」と答えても罪になる”とあり、なるほど、ジャンヌは上手く答えたなあ。賢いっ

シャルルのけん玉記述もしっかりありましたニコニコ

 

・・・などなど、私の理解不足をちょっぴり補えました。

私が浅いのはともかくとしても、ジャンヌの軌跡やそれぞれの立場の正義や葛藤が生々しく、迫力ある劇団四季のストプレ『ひばり』でした。


イザボーはどうかなと、こちらも楽しみです。

 

 

 

 

自由劇場、次は、JCS!

キャストさんが大変なことに???目

ドキドキです!

 

また来ます!