お父さんへ | モカ族一家のワン⭐︎モモな日々♪

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モカ族のチワワっ子達+トイプードル+フクロモモンガとの楽しい暮らしと、てんやわんやな日々の日記です♪





お父さん、もうすぐ2月です。






















私が生まれて、何回目の誕生日か覚えてますか?



もう数えるのも大変だよね。



























私は最初の子供で長女だったから



お父さんが、すごく戸惑っただろうことは想像出来ます。


























自分の父親を5歳で亡くしたんだものね。



多分「父親像」が分からなかったから


いつも手探りで私を育ててくれたように思えます。


































私が小さい頃のお父さんは仕事が忙しくて



お母さんがお風呂の世話を一人でして、よく風邪をひいていました。



昔の福岡の冬は、雪もたくさん降って厳しい寒さだったよね。

















たまにしかいないお父さんの足にからみついたり



背中に乗って遊んでた。



広くて暖かい背中はずっと存在するものだと思ってたよ。




























少し大きくなると、私にお菓子を与えてはお母さんに叱られてたね。



それは、弟の時も、孫の時も変わらなかったけれど



不在の時間を取り戻すために



何かを与えずにはいられなかったのでしょう?



そして時間が出来れば、外で無邪気に遊んだよね。




























10万人に1人、2人の確率と言われる病気になって



お父さんは最期まで闘う姿を見せてくれました。








毎年どんな時も



病気になってからも



2月になると 「モカちゃん、おめでとう」って必ず電話してきて



プレゼントも渡してくれました。
















お父さん、私はどんなプレゼントより



あなたに長生きして欲しかったです。



























意識を失う前に



「モカちゃん、お父さんは男だから



モカちゃんの好きな場所が分からなくて



ちゃんと遊んであげられなかった。



いつも海や川だったよな。



ごめんな、好きな所に連れて行ってあげられなかった」








そう言ったけど



私は大好きだったよ、海も川も、そしてお父さんも。















お父さん、今は痛みもなく、楽しく暮らしていますか?



時々は私達のそばにいてくれてるのかな?







またお父さんの声を聞きたいよ。





あれから私は、8回目の2月を迎えます。。