大阪府警中堺署は27日、堺市中区の建設業の男(25)を同日午前8時ごろ、堺市中区の路上で登校中の男児に「一緒に遊ぼう」と声をかけ、男児が嫌がったところ、口をふさいだうえで無理やり抱き上げ330メートルほどの距離を連れ去ったとして未成年者略取の疑いで緊急逮捕したことがテレビや新聞で配信されています。
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(関西テレビ) - Yahoo!ニュース 配信 引用 ※容疑者名は伏せました
【速報】登校中の男子小学生の口をふさぎ無理やりかかえ数百メートル連れ去る 酒酔いの男を緊急逮捕
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その後、通報を受けた警察が防犯カメラで追跡をし、容疑者が自宅にいるところを緊急逮捕しました。
容疑者は調べに対し、「酒に酔って覚えていない。小学生に興味ない。誘拐みたいなことはしていない」などと容疑を否認しています。 逮捕後、容疑者の呼気からはアルコールが検出されたということです。
産経ニュース 2024/11/27 16:44 引用 ※同
「酒に酔って覚えていない」登校中の小学生男児を抱きかかえて連れ去りか
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同署によると、容疑者は約330メートル離れた路上で男児を降ろし、立ち去ったという。登下校の見守りボランティア活動をしている男性が男児から話を聴き、同署に通報した。
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登下校には際して児童・生徒は要注意の必要性を象徴するような事件記事です、
酒に酔っていたことは理由にはなりません。酔っていようといまいと男児が受けたショックはおそらく生涯に及ぶものにもなりかねません。
また容疑者が「誘拐みたいなことをしていない」と言っても行いは誘拐そのものではないでしょうか?
今回の功労者はたぶんおびえていたであろう男児から話を聴き、中堺署に通報した登下校の見守りボランティア活動をしている男性でしょう。彼がそれをしなければ、事件はうやむやになり、男児も犯人が摘発されることなくさらなる気がかりが続いていた可能性もありましょう。
いずれにせよ、個の問題ではなく一般的な問題として事件の教訓をとらえていきたいものです。