もう一人のいじめ加害者とも和解@私立高校生いじめ自殺訴訟(福岡県) | mojorのブログ@事件等を教訓に己を律しよう!

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男子高校生がいじめ訴え自殺 上級生4人のうち1人と和解」等より傍観者だった自分を回想

続報が昨日付で各メディアより配信されています。そのうちの一つをリンクしておきましょう。

 

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NHK 福岡県のニュース 10月21日 21時04分

私立高校生いじめ自殺訴訟で新たに上級生1人と和解成立

和解の条件には、▼侑大さんが下着を脱がされてわいせつな行為をされた際に動画を撮影したり、複数の人に送信したりしたことで精神的苦痛を与えたことを真摯に受け止め、謝罪することや▼慰謝料を支払うことなどが盛り込まれたということです。
母親は弁護士を通じて「私はいまだに上級生たちを許すことはできません。どうしたら許せる日が来るのか。上級生たちにも考え続けてほしいと思います」とコメントしています。
この裁判では9月、別の上級生1人とも和解が成立し、残る2人とは裁判が続いています。

記事画面

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傍観者はいなかったのでしょうか?いたとすれば裁判に訴えられることもなく頬かむりを決めこんでいるのでしょうか?

また例えば受信者で嘲笑のコメントを言動したものがもしいたのであれば、その悪質性は送信者にまさるともおとらないものがありましょう。

冒頭拙欄で示したよう、かつて私自身も嘲笑こそしませんでしたが、任意のいじめの傍観者だったことからより切実に傍観しことについてその非を思い知らされた次第です。

 

それにしても裁判が続いているという残り2人の言い分は何なのでしょうか?

 

追記

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(FBS福岡放送) - Yahoo!ニュース 配信 引用

【高2自殺】剣道部での性的暴行 上級生に和解金の支払いを義務づけた決定が確定 母親「救える命があれば」 福岡

この裁判を巡っては2024年、すでに別の上級生2人と和解が成立していて、残る1人の上級生は請求棄却を求め、全面的に争う姿勢を示しています。

記事画面

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まだ裁判は完全には終わっていないのですね。むろん、、残る1人の上級生の言い分も公正に審理されなければなりませんが、裁判自体が長引いていることに、御遺族等の心労は察するに余りありましょう。

 

「いじめ」の定義が「おしおき」と同義になりませんか?(福岡の私立高校生いじめ自殺訴訟報道所感)