新たに配信されたまとめ記事から、なぜ少年が担任教諭から狙われたか推察@練馬区中学での性加害 | mojorのブログ@事件等を教訓に己を律しよう!

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何が「分断」を生じさせたか?練馬区立中学での教え子わいせつ容疑での逮捕事案から

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本日付で現代ビジネスより計4画面のまとめ記事が配信されて前編(計4画面)後編(計5画面)にて配信されています。

※記事及び引用文中の「マサト」君は仮名です。

 

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★前編

現代ビジネス | 講談社 2024.04.28 現代ビジネス | 講談社(1/4)

「先生はボクをトイレに押し込めて」…都内の公立中学で性加害事件を起こした教師が言い放った「衝撃の一言」

「ただ……A先生から、Instagramのメッセージで『うちにおいでよ』と言われたこともありました」  その誘いにどんな意図があったのか、今では定かではない。だが、当時中学2年生のマサトさんもその誘いをあまり深くは考えていなかったという。

そしてマサトさんが中学3年生に進級した2022年、Aが担任になった。

第一画面 

Yahooニュース同一

 

 

★後編 

現代ビジネス | 講談社(1/5)

都内の公立中学で起きた性加害事件がまさかの展開に…そして被害者家族が練馬区を訴えた「許しがたい理由」

だが、Aのものと思われる、SNSの裏アカウントが発見されたことで、マサトさんへの非難は沈静化していく。わいせつな写真のほか、未成年男子とのデートをにおわせる写真などが投稿されていたからだ。

第二画面

Yahoo!ニュース同一

 

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前編引用の自宅招聘の言葉はトイレに押し込めて事件を起こす前学年での時系列ですから、前編見出しにある「衝撃の一言」ではないのでしょう。

ここで上記を引用したのは、加害教諭(故人)は当該中学に転任した年からこの少年に欲望に基づく好意をいだき目を付けていた可能性がくみ取られると思ったからです。教諭は複数の生徒ではなくこの少年一人を自宅に呼び寄せようとしたのでありましょう。そして後編引用の行為を教え子のマサト君を相手に行おうとしていたのではないでしょうか、

 

ここで前から気になっていることとして、「マサト君」のお父様の存在が事件が報じられて以来、保護者あるいはスポークスマンとしてのお立場が私が読んだ限りでは見当たらなく、それらはすべてお母様がなされている事です。お父様の御性格上のこともあるのかもしれませんが、もしかすると少年の名実共の保護者はお母様なのでしょうか?

 

その場合が前提ですが、加害教師は、(母子家庭の少年は父親の存在を希求しているはず。マサトがそうだから最初は自宅やデート先で下心満載の父親代替でふるまえば、後にこの子を性的にも手籠めにできるのかもしれない)との思惑があったのかもしれないと頭によぎりました。

むろんそれは何から何まで私の推察可能性にすぎませんが、私自身、母子家庭というゲイの若者にほんの一時慕われたことがあり、さほど容姿もよくない私をなぜ慕うのだろうと考えてみたところ、父親希求・同願望が心のどこかにあるのではないかと察したことがあります。むろん、父親不在の家庭の子弟がすべてそうした希求等があるはずもなく、ましてそれらが性的欲望やその受け入れに転化することへの一般化などはできない事です。マサト君の場合も被害後の当然の対応や心的外傷等々を考えれば、担任から受けた行為は微塵も許すことができない、どこまでも嫌悪・苦痛被害そのものであったことは歴然としていましょう。

 

しかし恋は盲目との言葉があるように、性加害者が性的欲望の目的をはたすために通常感覚や職業感覚が麻痺することはままあることでしょう。そうした思惑が、はたから考えても奇異に感じてしまう前学年でのマサト君への自宅招聘の言葉に込められていたのではないかとも空想しました。

 

それから加害教師が転任一年後にマサト君の担任になった経緯について、学校側や教育委員会は保護者および彼に説明したのでしょうか?

現職教諭(私立高等学校ですが)からの伝聞では、その学校では学年持ち上がりの際の担任生徒の人選は、担任する教諭が希望数名の枠があるそうです。いきおい気に入りの子を持ち上げるのは自明でしょう。練馬区の当該公立中学にもそのような希望人選があったのであれば、加害教諭Aはマサト君をその枠に入れた可能性はないでしょうか。

 

いずれにせよ、少年側が提訴した行政訴訟ではそのあたりも明確になるべきだと思ってしまいました。

 

追記

被害少年側から提訴された練馬区側は全面的に争う姿勢(NHK)