福岡県警小郡署はSNSで自らのプロフィール写真は女性の後ろ姿のようにして女性と誤認させるようにして知り合ったという福岡県内の男子中学生に「裸の写真を送り合おう」という趣旨のやりとりしたうえで送らせ「逃げたらすぐ晒(さら)します」などと脅して1万7000円を送金させたとして、神奈川県に住む建設作業員の男(19)を児童買春・児童ポルノ処罰法違反と恐喝の疑いで14日に逮捕したことが地元テレビ局が報じています。
*********
(FBS福岡放送) - Yahoo!ニュース 配信 引用
男子中学生に裸の写真を送らせ「逃げたらすぐ晒(さら)します」1万7000円を送金させた疑い 福岡
略
警察の調べに対し、男は「このようなことは一切していません」と容疑を否認しているということです。 警察は余罪の有無についても調べています。
*********
小郡署とは山口県警かと思いましたが、同名地域が福岡県にもあることを知りました。
さて、容疑者が容疑を否認しているようなので記事が事実とすれば、を前提に以下考えてみました。
容疑者はもしかすると多感な年ごろの男子中学生が異性に(実際は同性)言われるまま裸の写真を送ることへは羞恥して保護者や警察には言わないであろうとの思い込みがあったのでしょうか?
まして送り先が異性ではなく自分がだまされたことは恥ずかしさの上塗りであろうから通報等もしないとたかをくくった恐喝行為だったのでしょうか?
また容疑者が犯行を否認しているということはもしかしたら本人に恐喝の意識がなかったかもしれません。しかし。警察が調べている余罪の有無次第では事実関係がさらに推認可能な状態になるかもしれません。むろん、余罪がないこともありえますが、それがただちに冤罪となるわけではありませんから、やはり警察の今後の捜査次第ということになりましょう。
また男子中学生の受難や恐喝された場合の恐怖心は察するに余りあります。自分の裸体画像が例えばweb上などに晒されることを予想すれば当該の少年のみならず心は折れそうになりましょう。
いずれにせよこの事案はSNSで安易に相手方の性別や年齢等は信じないほうがいいとの教訓になりえましょう。