続・上級生による性的加害を伴う壮絶ないじめにより犠牲者が・・福岡県私立高校
続報
御遺族の方は当時の同じ部活の上級生4人に対し損害賠償を求める訴えを起こしたことが配信されました。
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NHK 北九州のニュース 03月13日 14時22分 引用
東海大付属福岡高校生自殺 遺族が同じ部活の上級生4人を提訴
略
訴状などによりますと、侑大さんは高校1年生の時、同じ剣道部の寮にいた上級生4人から粘着テープで体を畳に貼り付けられ、下着を脱がされてわいせつな行為をされるなどのいじめを継続的に受けました。
母親は、こうした行為が「自殺に至らしめるほど強い精神的苦痛を与えた」と主張し、上級生4人に損害賠償を求める訴えを侑大さんの命日にあたる今月10日付けで福岡地方裁判所に起こしました。
この問題をめぐっては高校が設置した第三者委員会が自殺の直接的な原因は特定できないと結論づけましたが、母親が福岡県に対して再調査を求め、県は先月、再調査の実施を決めています。
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提訴は当然でしょう。福岡県に限らず全国でのいじめ防止の教訓がさらに進むことを願います。
またこれまでの報道で知る限りは、いじめ加害生徒らに限らず学校側の管理責任も多分にあるのではないかと感じてしまいます。
特に伝統的にこうした蛮行が行われていたかどうかも審理されて然るべきです。むろん、以前からの慣習であったとしてもそれで加害者や学校側の責任が一部相殺されることはありえないと思います。
また、いじめを傍観していた人々へも道義的責任は必然として発生しているものと思われます。これも慣行があろうとなかろうと関係ないものと思われます。
追記