ドイツのプロテスタント教会でも性被害者の大半が当時14歳未満で65%が少年 | mojorのブログ@事件等を教訓に己を律しよう!

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ドイツでも「被害者のほとんどは少年」

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報道によるとこのほどのドイツ福音教会の要請で被害の実態を調査した研究者らがドイツのプロテスタント教会で1946年以降、少なくとも聖職者ら1259人が未成年者ら2225人を性的虐待していたことが分かりました。

同は、多くの資料が既に破棄されるなどしており、入手できたデータなどを基にした推計ではプロテスタント教会全体で被害者は約9300人、加害者は約3500人に上る可能性があるともいう研究者見解をを報じています。

 

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産経ニュース ドイツ教会、聖職者らが未成年者ら2千人超に性虐待と発表 「氷山の一角」 - 産経ニュース

報告書によると、特定した被害者の大半が当時14歳未満で、約65%が男性、約35%が女性だった。加害者の約40%が聖職者で、残りの多くは教会で教育に携わるスタッフだった。ほとんどが男性だった。(共同)

記事画面

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ドイツのプロテスタント教会(新教)での未成年者への性加害も被害者の多くは少年であることが読み取れます。

男児・少年への性加害は神父などこと聖職者におかれては宗義上、結婚や異性との交際が許されていないカトリック教会(旧教)に構造的に付帯する悪弊ですが、報告はそうした牧師等への戒律が及ばないプロテスタント系でも水面下では少なからずカトリック系同様に構造的悪弊として存在したことへの証左といえましょう。

プロテスタントの聖職者はカトリックと異なり多くが既婚者あるいは女性との関係を持つ方々です。

今回の報告は隠されていた新教の聖職者による男児・少年への性加害の一部が抉り出されたといったところでしょうか。

 

追記

神父の全員が男児への性的虐待志向ではないはずだが@朝日寄稿者への疑問