スイスのメディアは、バチカン非公認とはいえカトリック系の超保守派修道会とも言われる聖ピオ十世会の司祭らによる数か国で児童生徒に性的、心理的、物理的な暴行を加えていたとする同会による調査報告書など20点以上の内部文書を入手したそうです。
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写真1枚 国際ニュース:AFPBB News 発信地:ジュネーブ/スイス
バチカン非公認の修道会、数か国で性的暴行 スイス紙が調査報道 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News
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取材に応じたスイスの元未成年(41)は「ズボンを下ろされた」などのその発言内容からもカトリック系性被害では定番の男子被害だと思われます。8歳で寄宿舎に送るというのもいかに厳格な宗派であれ女児では考えにくいことです。
この宗派は「超保守派修道会」とも報じられています、キリスト教での保守派はカトリックであれプロテスタントであれ新興キリスト教であれ同性愛やそれがもたらす行為を嫌悪し否定します。だからこうした報道を読むたびに聖職司祭や同教師としての立場上自発的に抑制していた内心の欲望が歯止めが効かなくなり機に応じて同性若年者に性的蛮行を行うものではないかと察してしまいます。また感覚の麻痺がそうした行為をなりふり構わず続行させるのではないでしょうか。
記事は世界で160の小修道院と120の学校を運営する同会は取材には応じなかったとも報じていますね。
真摯に過去を恥じたうえネガティブ事象を現在や未来に生かそうとするのであれば過去の汚点は洗いざらい公開して、性被害者群が存在するのであれば教団として詫び、検証を内外に発表するというのが正しい手順ではないでしょうか。