同じ部屋にいた同僚の上半身を触り精神的苦痛を与えた40代の男性2等空曹を懲戒処分 | mojorのブログ@事件等を教訓に己を律しよう!

mojorのブログ@事件等を教訓に己を律しよう!

当ブログはその目的を防犯および性犯罪被害への注意喚起とします。被害者・加害者両方の悲劇が事件等の教訓から少しでも減る事に寄与すれば管理者冥利につきます。

 

航空自衛隊背振山分屯基地は同j基地西部航空警戒管制団第43警戒隊に所属する40代の男性2等空曹に対し2020年7月、福岡県・春日基地の宿舎で、休憩時間中に同じ部屋にいた同僚の上半身を触り精神的苦痛を与えたとして、同分屯基地は同2等空曹10月4日付けで停職12か月の懲戒処分としましたことが報じられています。

 

*********

(佐賀ニュース サガテレビ)  2023/10/04 (水) 12:00

「同僚の上半身に触れ精神的苦痛を与えた」 40代自衛官をセクハラで懲戒処分【佐賀県】

この2等空曹は2020年7月、福岡県・春日基地の宿舎で、休憩時間中に同じ部屋にいた同僚の上半身を触り精神的苦痛を与えたとしています。

被害を受けた隊員からの申し出があり、双方への聴き取り調査の結果今回の事案が明らかになったということですが、被害を受けた隊員の性別は「被害者保護の観点」から公表しないとしています。

2等空曹は聴き取りに対し接触行為があったことを認めていて、背振山分屯基地は10月4日付けで停職12か月の懲戒処分としました。

記事画面

*********

 

自衛隊も刑事訴訟法の規定により司法警察員(特別司法警察職員)として隊内などでの自衛官の犯罪などへの逮捕権は有していますが、記事を読んだ限りでは今回の事案での刑事処分はないものと思われます。多くの部分が明らかになる裁判には持ち込ませたくなかったのでしょうか?

 

自衛官にも未成年の男女は職務を拝命されていますが、記事だけでは被害に遭ったのが二十歳を超えた方であったかどうかは分かりません。

また記事にもあるよう性別も非公表です。わざわざの性別非公開の理由公表も気になります。

この種の報道の多くでは、女性が被害者の場合は被害者性別が分かるように事件を報じる記事がほとんどである事から、被害者は男性自衛官の可能性もありましょう。またその場合は比較的年齢の若い隊員が狙われるほうが多いと思われるることは言うまでもありません。もしかしたら被害者は少年隊員なのでしょうか?

 

加えて被害者が「休憩時間中に同じ部屋にいた同僚」ということならいっそう男性(男子)が被害者である蓋然性は捨てきれないことと思われます。

 

以上記事から受けた私の読後感です。推察した可能性が当たっているかどうかは不明ですが、処分を行った航空自衛隊背振山分屯基地は公益に則して被害者性別は公表すべきでした。そのことで被害者が不特定から特定されることやプライバシーの侵害はありえないのではないでしょうか?

 

被害児童の性別報道は公益に合致