埼玉県警、今は長野県に住む元保育士の男(42)を元勤務先での入所少年へのわいせつ容疑で逮捕 | mojorのブログ@事件等を教訓に己を律しよう!

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また新たな逮捕事案が発信されています。

現在長野県中野市に住む元保育士の男(42)が埼玉県の児童養護施設に保育士として勤務していた昨年、入所していた男の子の体を触るなどしたとして逮捕されたとの報道が昨日付にて発信されています。

 

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NHK 埼玉県のニュース 04月05日 19時45分配信 引用

埼玉 児童養護施設の元保育士を逮捕 男児にわいせつ行為か


警察によりますと、埼玉県西部の児童養護施設に勤務していた去年12月、入所していた男の子の体を触るなどわいせつな行為をしたとして強制わいせつの疑いが持たれています。
容疑者は事件の数日後に退職し、長野県の実家に引っ越していましたが、男の子の親族から相談を受けて警察が捜査していました。
警察の調べに対して容疑を認めているということで、警察は詳しい状況などを調べています。

記事画面

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「男の子」の表記では被害者は小6年生までの年齢の「男児」なのか中1以上18歳までの年齢相当なのかが不明です。

それはともかく容疑者が退職した理由は勤務先に悪事がばれたからでしょうか?もしそうであるなら退職ではなく解雇と報じてあるのではないかとも思ってしまいます。

 

この児童養護施設はスタップによる性的虐待を掌握していたのでしょうか?同施設が容疑者が退職する前に事実を掌握していたとするなら、速やかに監督官庁である埼玉県庁への報告および施設の名で刑事告発することが要されると思うのですが、実際は逮捕は警察への被害少年の親族からの相談がもたらしたとも報じられています。逮捕に及ぶまで施設による主体的な通報や資料提供はあったのでしょうか?

 

むろん施設側が被害者側から保育士スタッフ(当時)による悪事の情報が突きつけられるまで知らなかった可能性もあります。その場合なんとも能天気なスタップ管理と受け止められても仕方ありません。

それにしても容疑者にとっては施設を追われた退職ではなく、よからぬ行為への後ろめたさからの退職とすればまさに「後悔先に立たず」覆水盆に返らずでしょう。ちなみに強制わいせつの時効は7年もあります。

 

同様に教え子への悪事が保護者にばれた後、経営していた塾をたたんで他県に引っ越したものの塾が所在した県警に逮捕され実名報道にまで及んだ以下の事案を思い出してしまいました。

 

元塾経営者(52)の再逮捕容疑は「ズボンの中に手を入れ、・・」

 

追記

別報道によると被害の「男の子」は「13歳未満の男児」です。また、容疑者は男児の就寝時間とも思われる時間帯に犯行に及んだことが報じられています。

逮捕した埼玉県警の署は西入間署。昨日(5日9日)の逮捕事案です。

 

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埼玉新聞|埼玉の最新ニュース 2023/04/06/14:17 引用

何とかして…男児にわいせつ、児童養護施設で 男児の親族が警察へ 職員だった男逮捕、退職し実家にいた

逮捕容疑は、県西部の児童養護施設の職員だった昨年12月17日午後8時半から18日午前7時ごろまでの間、施設内で13歳未満の男児の体を触るなどのわいせつな行為をした疑い。

記事画面※実際の紙面は実名報道です。

 

FNNプライムオンライ 2023年4月6日 木曜 午後0:38 引用 ※容疑者名は伏せました

児童養護施設で元職員(42)がわいせつ行為か 就寝中の男児の体触る

 

夜から朝にかけての犯行で、容疑者は当時、宿直勤務だったという。

容疑者は、3年ほど前からこの施設で働いていて、警察は、余罪があるとみて調べている。

記事画面

 

(テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース 配信 引用 ※同

男児にわいせつか 児童養護施設元職員の男逮捕 

 

警察によりますと、容疑者が夜勤の時に被害に遭ったと男児から話を聞いた親族が警察に届け出て、事件が発覚しました。  容疑者は被害届が出された数日後に施設を退職しています。

記事画面

 

 khb東日本放送 4/6 (木) 10:46 ※同

男児にわいせつか 児童養護施設元職員の男逮捕  

警察によりますと、容疑者が夜勤の時に被害に遭ったと男児から話を聞いた親族が警察に届け出て、事件が発覚しました。

容疑者は被害届が出された数日後に施設を退職しています。

調べに対し、容疑者は「体を触った」と容疑を認めています。

記事画面

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42歳の容疑者は何のために保育士になったのでしょうか。保育士歴が長いのでしょうか。警察が余罪ありとみて調べている(FNN報道)結果も気になります。

子どもを慈しむ立場の保育士が自らの夜勤を利用して夜から翌日の朝にかけて入所男児が覚えているほど体を触るなどが供述通り事実なら言語道断です。

 

これらの記事から男児の親族は西入間署に届ける以前に児童養護施設に深刻な苦言は呈されていたものとするのが自然な推察だと思います。

 

重ねて児童養護施設側の対処、同施設からの警察および所轄行政たる埼玉県福祉部こども安全課への報告の有無あるいは県庁同課の今後も含めた対処・対応のあり様が気になるところです。

 

余罪の有無は警察だけではなく当の施設(公立か私立か現時点では定かではありません。一般に県や市が運営している児童養護施設はわずかです。)および県も関係者への聴き取りなどが責務となることは明白でしょう。

だいたいこの手の犯罪は、露見しないことの延長で発覚することも多々あるものと思われます。この施設での事に限らず他の未成年被害者の有無もたいそう気になります。

 

追記

容疑者の名で検索すると既にこの事件へのまとめサイトがあるようです。