「自身の性被害」 は言い訳や酌量対象にはなりえず(裁判ルポから) | mojorのブログ@事件等を教訓に己を律しよう!

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当ブログはその目的を防犯および性犯罪被害への注意喚起とします。被害者・加害者両方の悲劇が事件等の教訓から少しでも減る事に寄与すれば管理者冥利につきます。

裁判ライターの方がおそらくは2021年後半に摘発された以下のルポを著名なドットコムを通して発信されています。

 

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弁護士ドットコム 2023年04月06日 10時00分 引用

小中学生を狙った卑劣なわいせつ事件、罪に問われた男が明かした「自身の性被害」 

 

「小さいときに被害に遭ったといいますが、それが私たちに何の関係があるのでしょうか」

「仮に更生したとしても私たち家族にとって、あなたは犯罪者なのです」

記事画面

 

(弁護士ドットコムニュース) - Yahoo!ニュース 配信

小中学生を狙った卑劣なわいせつ事件、罪に問われた男が明かした「自身の性被害」 

記事画面

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こうした事件は昔はともかく近年は広範に報じられる例が多く、私もできるだけブログ主旨たる防犯を鑑み記録を残すことを心がけていて、この事案もキーワードなどを入れて内部検索したのですが、類似事件と思しきものはあるのですが、やや前提が異なるような気もして(当ブログで)既出なのかどうか確証は持てません。

もしかしたら筆者の方が現時点からの事件の特定を良しとされず敢えて趣意を変えない形で年齢等を変えて出稿されたのかもしれません。むろん、事件発覚当時あるいは裁判関連も報じられなかったか、報じられていても私が気づかなかった可能性はあります。

前置きが長くなりましたが、いずれにせよ報じられている被害者のお母さんの法廷での発言がすべて簡潔に言い表していましょう。

 

自らが被ったかつての性被害は一切言い訳や酌量の材料とはならないということです。程度の差こそあれ被害体験は私も含め多くの人が持っていましょう。そのことで長じて加害者に転落しないのが人の理性であり分別というものでしょう。それを発揮できない常識知らずへ「自身の性被害」 を考慮・忖度することは防犯という公益上もあるべきではないことは明白です。

 

こうした報道やコメントが今後の防犯や同意識の高揚に寄与することを願ってやみません。