逮捕後の警察・メディアの扱いに不条理はないか?北海道とすべて非公開に徹する愛媛の差 | mojorのブログ@事件等を教訓に己を律しよう!

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過日、北海度で摘発された、

 少年へのわいせつ誘拐容疑の容疑者(46)犯行動機を供述のうえ被送検(地元テレビ局)

の事案は実名公開の上逮捕後、容疑者が送検される顔写真なども露骨に映し出され応分の社会的制裁とも言える機能が働いています。

 

一方、愛媛県八幡浜市の二名の公務員(当時)にして陸上・水泳それぞれのスポーツ指導者が教え子に行った複数回に及ぶ性的行為への報道に言及した

同じ八幡浜市の教え子へのわいせつスポーツ指導者への愛媛地裁判決への所感

および

教え子少年への性的暴行で起訴された水泳の元コーチへの検証に手抜かりや秘匿性がないか?愛媛県教委 等

ではそれぞれの被害未成年が特定される可能性をあげ、官憲も県教委もj被疑者実名等の公表を行わず、メディアもそれに従ってか一切匿名報道にしています。

 

私見では信頼する指導者の毒牙にかかった少女・少年は地域やそれぞれの地域スポーツや学校等ではとうに特定されているものと思われます。むろん、だからといっていっそう広範囲に特定される可能性はあるべきではありません。

しかし北海道・愛媛両事案の悪意さの度合いを比べると前者は、わいせつ行為の目論見はあれど直接同行為は行っていません。いっぽう、後者は一連の報道の通り複数回におよぶ直接のわいせつ行為です。

とりわけ水泳コーチのほうに至っては準強制性交罪まで審理されていることからも悪質さの度合いは明白でしょう。

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参考

京都新聞 2022年6月30日 12:36

男性への強制性交罪、準強制性交罪とは

記事画面
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愛媛のお二人の未成年被害者がより広範に特定されることを防ぐためには北海道の案件のように少年及び少女の年齢や学齢を公表・報道しない方策もあったはずです。

 

今回、北海道のほうの容疑者が実名が報じられたり、連行される動画が動画に晒されているのを見て上述の不条理を感じてしまいました。

 

特に今、審理されている愛媛の水泳指導者による教え子少年への深刻な触法事案については、起訴されたとの報道こそあれ、それ以前の逮捕についてはその有無さえ報じられていないことへは不可解としか言いようがありません。