盗撮に気づいた中学生の母親から「カメラを持った男が自宅の浴室を盗撮している」と警察に通報があり、警察が母親から当時の状況を確認するなどして捜査を進めたところ、容疑者が盗撮した疑いが強まったということです。
調べに対して、「盗撮したのは間違いない」と容疑を認めているということで、警察が詳しい状況を調べています。
逮捕容疑は16日午後9時半ごろ、県央地域に住む少年(13)方近くの駐車場で、入浴中だった少年をビデオカメラで盗撮した疑い。 同署によると、男は「間違いありません」と容疑を認めている。
産経ニュース 2021/7/17 20:02 引用
法務局職員、少年盗撮疑いで逮捕 茨城県警
2人に面識はないという。
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そもそも当ブログでは行政職員による男児・少年への加害不祥事が報じられた場合、マスコミ記事の引用紹介に先行して勤務先官庁のお詫びなり見解なりを紹介することを心がけていますが、現時点で、
水戸地方法務局のHPは閲覧した限りではそのことについて触れていません。
日立支局の支局長補佐の盗撮不祥事の悪質性もさることながら、それを当事者意識が疑われるような広報しない姿勢には疑問を呈さざるをえません。
さて本件ですが、犯行現場の駐車場から少年の入浴シーンが盗撮できうることを容疑者は知っていたのでしょうか?2人に面識はないという事ですが、たまたま見かけて衝動的に盗撮に及んだというのは考えにくいことではじゃないでしょうか。
もしかしたらかねてより少年に目をつけていて自宅などを特定したうえでの犯行だったのでしょうか。その場合、水戸地方法務局のダンマリはさらに広報しない事への論難は敷衍されてしかるべきでしょう。
また余罪の有無についても気になるところです。一般的に考えると盗撮は摘発されない限りは惰性で続けてしまう陥穽はあり得ると思われますが、この法務局職員については今回が初めての盗撮だったのでしょうか?