教え子へのわいせつ容疑での逮捕を千葉県警がメディアに公表しなかった不思議  | mojorのブログ@事件等を教訓に己を律しよう!

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29歳の男性教諭を懲戒免職 千葉県教委

補足

 

千葉県教委は17日付で男子中学生へのわいせつ事由で懲戒免職となった教諭が、同容疑で警察に逮捕された時系列ではメディアに公表していなかった事を直接同教委への問い合わせに基づき記しましたが、その後の報道で、警察も同時系列ではメディアには公表していなかったことが本日付の地元紙記事にて報じられています。

 

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千葉日報オンライン 2021年03月18日(木) 引用

休日に教え子呼び出し撮影、男子生徒の体触る…教諭2人免職 千葉県教委、本年度のわいせつ処分14件 前年度から倍増 

 

県北西部の別の公立中学校でも、男性教諭(29)が免職処分を受けた。昨年2月~今年2月、部活動を受け持っていた男子生徒1人に対し、自宅や自身の車内で体を触るなどわいせつな行為をした。今月3日に児童福祉法違反の疑いで県警に逮捕された。

いずれの逮捕も県警は発表していない。

記事画面

報道リンク追記

毎日新聞 2021/3/19 09:33(最終更新 3/19 09:34) 同

わいせつなどで教諭ら7人懲戒処分 新たに相談窓口 千葉県教委

 

県北西部にある別の公立中学校の男性教諭(29)は、前任校の男子生徒とネット交流サービス(SNS)で私的なやりとりをした。また、20年2月~21年2月に車内や自宅で体を触るなどのわいせつな行為を複数回行ったとして懲戒免職とした。前任校の男性校長(60)は監督責任で減給10分の1(1カ月)となった。

記事画面

報道リンク追記以上

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最初に、引用させていただいた千葉日報記事の見出し「休日に教え子呼び出し撮影」については、男子生徒へのわいせつ事案で逮捕および懲戒免職となった人物とは別のおそらくは少女好きの教諭による所為への見出しです。

しかし、本件の部活動を受け持っていた男子生徒への同事案で逮捕および懲戒免職となった教諭についても、上記引用「昨年2月~今年2月、部活動を受け持っていた男子生徒1人に対し、自宅や自身の車内で体を触るなどわいせつな行為をした」他あるいは同意を伝える前欄で示した各報道記事引用内容ことを思えば、撮影行為の有無こそ別にして、年間を通し休日等に男子生徒を呼び出して事に及んだ蓋然性は少なからずの確率であるのではないでしょうか?

 

さて本題です。

「逮捕は県警は公表していない」の報には驚きました。

おそらくは千葉県警は県教委には逮捕を周知していたものと思われます。警察が公表しなかったのであれば教委も公表は躊躇するのは確かに理屈は通りましょう。

警察はなぜメディアに公表しなかったのでしょうか。

前欄で記したよう、容疑者が否認しいることで警察が報道資料発表としてメディアに公表しないということは、これまでの各都道府県での事案からもあまり見受けられないのではないでしょうか。容疑を否認しさえすれば当面は実名を含めた報道を免れることができる先鞭を千葉県警は付けたことにならないでしょうか?

 

追記

県北西部の公立中学校教諭(29)を懲戒免職処分 千葉県教委

元公立中学校教諭(29)に有罪判決 千葉地裁松戸支部