「ポルノで強化」に思う 加害者出演番組 | mojorのブログ@事件等を教訓に己を律しよう!

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当ブログはその目的を防犯および性犯罪被害への注意喚起とします。被害者・加害者両方の悲劇が事件等の教訓から少しでも減る事に寄与すれば管理者冥利につきます。

男児や少年等への性犯罪加害当事者がありのままの様相で出演されるという稀有なテレビ番組が、至近のうちに放映されました。

 

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2019.12.18 16:40 AbemaTIMES引用

「児童ポルノが引き金に」「今でも“子”という字を見るとギクッとする」有罪判決を受けた当事者と考える、小児性愛障害と性犯罪予防 

 

特に思春期前の男児が性の対象の小児性愛者で、およそ10人の子どもたちに性的行為を犯してしまった過去を持つ。

 

「中学時代に半裸の男の子が出ている映画を見て興奮したことを覚えている。遡ってみると、その時からそういった感情はあった。決定的だったのは、大学時代に男児を性虐待するポルノコミックを見たこと。“これが自分の世界だ”と思った。それからポルノで強化されていった」。

https://times.abema.tv/posts/7033553

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当事者男性(57)は既に摘発された罪は償っておられるようです。もしかしたら摘発されなかった一連の事案があるのであれば、それらへの償いの意も込めて再発防止への警鐘として敢えて出演なさったのかもしれません。実名及び顔写真開陳への勇気は称賛しましょう。

 

ただ、以下に示す素朴な読後感はありました。

自らの一連の犯罪の引き金を、中学生時代に半裸少年出演の映画や男児を性虐待するポルノコミックを見たこととされているようですが、映画については、当時の国内外の映画の状況からしてポルノ映画とは到底考えられません。察するに子役が出演する通常映画でしょう。

 

また男児ポルノコミックにしても、現在57歳の方の大学時代に、現在なら問題となり都道府県当局による成人コミックへの認定審査の対象となるようなもの出回っていたのかどうかは疑問です。むろん。そうした描写が含まれる通常のコミック作品はそれ以前の時系列からありましたのでで、これもポルノではなく一般作品だったのではないかと察するところです。

 

追記

小児性犯罪の元加害者が再びメディアで語る