「被害者の多くは11歳から16歳の少年だった。」 | mojorのブログ@事件等を教訓に己を律しよう!

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当ブログはその目的を防犯および性犯罪被害への注意喚起とします。被害者・加害者両方の悲劇が事件等の教訓から少しでも減る事に寄与すれば管理者冥利につきます。

また宗教者による少年への恒常的なわいせつ行為が水面上にあがってきました。

 

メキシコのカトリック系修道会「レジオン・オブ・クライスト(キリストの軍団)」は21日、創設者であるマルシアル・マシエル司祭(故人)を含む聖職者33人が、未成年者175人に対し性的虐待を繰り返してきたとする調査報告を明らかにしたとの報道が出ています。」

このうちマシエル司祭は、12歳の少年を含む60人に虐待を行っていたということも報じられています。

 

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12/24(火) 10:32配信
聖職者33人が未成年者175人に性的虐待、メキシコの修道会が発表(ロイター) - Yahoo!ニュース 引用

 

報告書は1941年から2019年の間に、聖職者33人が未成年者175人に対し性的虐待を行ったと結論付けている。被害者の多くは11歳から16歳の少年だった。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191224-00010005-reutv-s_ame

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昔の漫画で描かれた神父による少年への凌辱行為は実はフィクションではなくリアルで宗教的空間の密室にて蔓延していた出来事であったことが分かります。しかも当該の漫画画面では一人の聖職者(学校院長)が一人の少年への凌辱行為でしたが、報じられた事案では加害者、被害者ともどもに桁が違うようです。

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BL(ボーイズラブ)の草分け的な作品「風と木の詩」に19世紀あたりのフランスでの上流階級の子弟からなる男子校の聖職者にして紳士然とした院長先生がお気に入りの男子中学生年令相当の美少年を校長室に呼び出したうえ向きあうように机に座らせそのまま少年を横臥させて淫らな行為に耽る場面があるのを思い出しましたが、(略)

中学校の男性教諭(35)懲戒免職より一部再掲

 

校長など目上の立場の者が気に入りの少年を部屋に呼び出して悪いことをするのはBL漫画の走りと言われる「風と木の詩」の単行本第一巻で目にしたことがありますが、教職に限らず現実でもこのような事例は水面下ではあるのでしょうね。

ベトナムの少数民族寄宿中学校校長(58)を逮捕 より一部再掲

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本来なら人を救うのが責務の聖職者が、自分たちの劣情を満たす目的で若い少年らに性的なトラウマを与えることの理不尽さには大変驚かされることです。これでは迷える少年らをさらに有形無形に迷わすということでしょう。

加害聖職者らに関してはその生存の有無に関係なく、蛮行への糾弾が要されることは明白ではないでしょうか。

 

追記

被害者の大半は男児・少年@仏カトリック教会の児童虐待