依願退職した元市職員(24)を不起訴 | mojorのブログ@事件等を教訓に己を律しよう!

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市職員(24)を少年の局所手触で逮捕 

続報

広島地方検察庁は今年3月、広島市内で運転する車の助手席に乗せていた10代の男の子の体を触るなどしたとして、今月13日に強制わいせつの疑いで逮捕された愛媛県大洲市の元臨時職員だった男性(24)を28日、「情状全般を考慮した」として不起訴にしたとのニュースが出ています。

 

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逮捕の元市職員 地検が不起訴に|NHK 06月28日 19時50分引用

 

 

男性の当時の自宅近くに男の子が住んでいて、顔見知りだったということで、警察の調べに対して容疑を認めていたということです。
広島地方検察庁は捜査を進めた結果、28日、男性を不起訴にしました。
不起訴の理由について検察は「情状全般を考慮した」としています。
大洲市によりますと、男性は今月18日付けで市役所を退職したということです。

https://www3.nhk.or.jp/hiroshima-news/20190628/4000004784.html

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不起訴とは無罪や冤罪を意味するのではありません。「今後は絶対に過ちを犯すことがないように!」との検察からのいわば強い戒告とも言えましょう。

「情状考慮」は確かにうなずけます。そもそも男性が茶目っ気で同性の局部を着衣越しで一瞬触ってにやりとすることは年齢や地位等に関係なくままあることで、私もつい過日職場の人間関係から第三者(男性)もいるところで同様のことをされました。むろん悪意やわいせつ性は微塵も認められるはずがないことは触手された当の私が言うのですからまちがいありません。そもそもわいせつ性については噴飯物でしょう。


それはともかく市職員(当時)が行ったことをどう見るかは、事件当時の被害少年との優位関係がどうなのかによるでしょう。今でも逮捕や不起訴を報じた各報道文言だけでは両者の関係はよくわかりませんが、おそらくは警察が逮捕・氏名公開に踏み切ったのは彼が大洲市職員「子育て支援課」に属する臨時職員だったことだけではないような気もしています。

ただし逮捕やそれにより依願退職せざるをえなくなったことで十分社会的制裁は受けているとの判断が検察の情状酌量にはあったのでしょう。24歳とはまだ若くこれからいくらで社会的蘇生は可能です。

触られた少年の被害感情はいつまでも忘れることなく猛省の心を土台にして再出発し社会有用の人物に早期に復活することを願います。