続報@男性教諭(25)懲戒免職 神戸市教委 | mojorのブログ@事件等を教訓に己を律しよう!

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男性教諭(25)懲戒免職 神戸市教委続報

 

その後の報道によると、神戸市教育委員会は、11日、逮捕され懲戒免職処分となった男性教諭(25)の勤務小学校(神戸市西区)の女性校長(52)も管理監督責任として女性校長(56)を文書訓戒にしたことが報道されています。

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毎日新聞

強制わいせつ:神戸市教委、教諭を懲戒免 /兵庫

 

市教委によると、男性教諭は昨年6月から今年2月にかけて、校内で5人以上の低学年の男子児童の下半身を触るなどのわいせつな行為をしていたとされる。多い児童には10回以上触っていた。

 男性教諭は「児童とふざけあっている中で触ったが、性的な目的はなかった」と説明しているという。しかし、市教委は態様や回数からわいせつ行為にあたると判断した。

教諭は2014年4月から2年間、市内の別の小学校で講師を務め、昨年4月に現在の小学校に赴任した。今年2月に保護者の訴えがあるまで同校では被害に気付いていなかった。前任校では同様の被害は確認されていないという。市教委は全校で臨時のスクールセクハラ研修を実施することを検討している。

https://mainichi.jp/articles/20170512/ddl/k28/040/395000c

 

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その釈明では市教委に「わいせつ行為」と判断されても仕方ありません。もし本当に性欲が動機でなかったとしても、自分でも気づかないままに性欲がもたらした所作である可能性も多々ありましょう。このあたりは釈明があるなら法廷で堂々と主張すべきです。ただし、やましい認識があるのであれば早々に罪を認め、社会的責任を負うことが被害男児及び性別や学校を問わず同教諭に関連するすべての児童らへの礼節というものです。

ただでさえ幼い胸々に「先生が逮捕された」は衝撃を与えたことでしょう。それに加えて、実際にわいせつと判断されても仕方のない行為がありながらそれをカバーアップしようとする言動や責任転嫁があったとしたらさらに児童らを悲しませることにもなりますね。むろん、本当に冤罪の自信があるなら徹底的に懲戒免職処分をめぐって市教委と法廷で闘うのも児童への礼節です。

 

前任校については拙速に結論を急ぐべきではないということは前にも申しあげたとおりですが、懲戒処分を受けた11日までの勤務校においてもる「下半身」を触手された児童の数など被害の実態の調査はストップすべきではありません。

それからスクールセクハラ研修についても報道されていますが、実施対象は当然ながら児童・生徒ではなく教諭・講師等でなければなりません。

 

追記

男性元教諭(25)起訴内容を否認