被告はかつては笑顔も可憐な美少年こちら でした。 (※芸能裏ニュースの画像:So-netブログ)
「女児切り付けで懲役16年 求刑上回る裁判員判決」
事件発生当時の報道は
「少女切りつけ○○○○ 卒業アルバムにも写っていない中学時代」
こちら ※2011/1/27 12:00(J-CASTテレビウォッチ)
あの可愛らしい笑顔とその後の彼の生き様が合致しません。一体何が彼に起こったのでしょうか?中学では屈折していたのでしょうか?なぜ長じて女児への欲望をかかる卑劣な形で実行しようとしたのか?
無論、以下は推察ですが、彼は小学高学年以降に何者かによる性的な虐待を受けた可能性も否めないと思います。この種の被害者は成人後に対象の性別にかかわらず加害者に転じるケースもままあると言われています。
そして、その場合もしかすると彼は司法等の場でも自分の被害体験をあえて黙して語らなかったのではないか?特に少年期に同性からの性的被害は究極の恥として頑として言わない場合は多々あるのではないでしょうか。それは裁判での情状酌量にも代えがたい自我でありましょう。法廷の場で動機の深層にまで踏めこめないまま終審したのかもしれません。
被害女児のことを考えば被告への弾呵が優先されるべきことは言うまでもありませんが、動機に謎を残したままでは刑務所内での矯正措置も円滑に進むかどうか疑問ですね。出所後の事件再発を防ぐ意味でも処遇関係者には、地道な作業にはなろうかとは察しますが、そのあたりの解明も望まれるのではないでしょうか。
追記