程度の問題 | mojorのブログ@事件等を教訓に己を律しよう!

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当ブログはその目的を防犯および性犯罪被害への注意喚起とします。被害者・加害者両方の悲劇が事件等の教訓から少しでも減る事に寄与すれば管理者冥利につきます。

前欄続きで「程度の問題」を考えてみました。

 

今月8日の共同通信報道です。

 


「児童ポルノ容疑で19人逮捕 共有ソフト利用者一斉摘発」

こちら

 

23都道府県の61カ所を一斉に家宅捜索し19人が逮捕されほかに19人を近く書類送検するとも報じられています。家宅捜索はパソコン等の機器に児童ポルノを所持し且つ頒布できる状態になっていたから特定されたことは明白です。正真正銘の児童ポルノであるなら現行法では違法行為です。しかし、今回摘発されたものの中には逮捕される者もいればされないものもいる。また書類送検されるものもいるしされないものもいる等処遇に差別があることは記事中の数字だけ見ても容易に察せられましょう。

 

やはり程度の問題で処遇に違いがあると思われますね。これは直前欄でも示したように確かに警察の抑制機能ではありますが、以前見せしめ的にごく少数の容疑点数画像だけで逮捕された方々からしてみれば公正さの面で不満は出てくるかもしれません。

今後は「程度の問題」にとらわれない見せしめ摘発はしないことが望まれましょう。