またも、小倉爆笑劇場に行きました。
今回、初めて見た芸人さんがお一人いました。
宮崎匠平さん。
以前は、東村プロダクションに所属されていた方で、一年前に山口県小野田市に移住してきたらしいです。
北九州市で東村プロの芸人さんを見れるとは思わなかったです。
小道具とか丁寧に作っていたり、衣裳もちゃんと用意していたり、東京芸人と地方芸人の差を感じました。ネタをキチンと完成した形で披露されていたところに、正統な芸人さんなんだなと感じました。
地方芸人は、フリップネタの画用紙がヨレヨレになっていて、ネタ前に画用紙がバサッと落ちるとか、フリップを置くための譜面台が舞台袖の通路を通らないとか、ネタではないところで姑息な笑いを取ろうとしてくる。(そのハプニングが予め計算されていたものだとしても。)
で、今回、文章で感想を長々と書いていますが、その理由は、企画コーナーが秀逸だったからです。それを伝えたい。
企画コーナーは、じゃらんに掲載されている福岡県の観光地ランキングを当てるという内容で、それを「ガチで当てて下さい。」というルール。
え?ガチで当てる…?
私はそこで「大喜利じゃないんだ…」と疑問に思ってしまったのですよ。
実際に芸人さん達は、ボケ回答もするのですが、基本的にはガチで当てにいくので、お笑いコーナーとしては、あまり面白くありませんでした。
しかも、普通ならおそらく当たるであろう定番の観光地を書いても、何故かなかなか正解にならない為、クイズとしてもフラストレーションが貯まる。
そんな地獄の時間が続きました。
しかし、正解発表で全てがひっくり返ります。
これには笑いました。
実際のランキングがコチラ。
おそらくルートインはスポンサー。ルートインのホテルが観光地のランキングに入るわけない。
そして、極めつけは何故か観光案内所がトップ10入りするという無茶苦茶なランキング。
なので、後半は正解発表の度に笑いました。
ガチで当てにいく工程があるからこそ、じゃらんの無茶苦茶な観光地ランキングに対しての「そんなの当てられるかー!」という笑いに繋がるんですよね。
企画コーナーでの、この構成は一本とられました。素晴らしかったです。
なんか昔のテレビで、オスマン・サンコンの20人以上いる兄弟の名前を当てるクイズがあって、その時の正解発表を思い出しました。そんなの当てられるかーという笑い。
帰宅後に突貫で仕上げた似顔絵。