上条武術研究所

上条武術研究所

プロレス・サンボ・合気道を経験。
月刊秘伝読者。
○現在の活動
・自宅ジムを開放(不定期)
・武術系、介護系の同人誌制作

自宅ジム開放について。


「多くの人が筋トレを嗜めば、これからの高齢者の要介護を減らせるのではないか?」という信念の下、【自宅RINGS】と銘打って、2022年5月より月3~4日ほど不定期で、ホームジムを開放しています。


現在のプログラムは、『介護予防プロレス教室』『ウェイトトレーニング体験』です。


【介護予防プロレス】とは、既存のプロレスから、後ろ受け身は転がる受け身に変更!パイルドライバーなどの脳天への技は禁止!関節技は形に入るまで!チョップは触るだけ!のように危険なムーブを排除するアレンジを取り入れた、運動不足解消を主な目的とした安全なプロレスです。試合に出る、格闘技に強くなるという目的ではありません。
対象者は【子供の頃にプロレスラーになりたいと少しでも思ったことのある現在30~50代くらいの運動不足の方】ですが、参加されたい方であればどなたでも構いません。


【自宅RINGS】は、いわゆる認知症カフェ方式で運用されており、料金は原則不要です。ただ、10円でも100円でもご支援という形で寄付をして頂ければ助かります。

場所は、北九州市の南小倉駅近辺です。


開催日程は、私の都合になりますので、確実に体験をしたい方は、アメブロのメッセージに連絡を下さい。開催日の調整を行います。個人的に連絡先を知っている方はそちらでも大丈夫です。


※コロナ禍のため、人数制限とマスク着用などの感染対策のお願いを行っています。


また、サンボを体験したい、プロレスマスクの縫い方を教えて欲しい等の、他の要件の方がおられましたら、アメブロのメッセージに連絡下さい。
できる限りは対応させて頂きます。
場所は、福岡県立美術館。
全ての作品で撮影が可能とのことでしたが、原則、記念撮影(作品と一緒に写り込む写真の撮影)はできません。そこは注意が必要。
ただ、会場には作品と記念撮影してSNSでつぶやいてね〜みたいなコーナーも別途あります。これは嬉しい取り組みです。


さて、感想。

福岡県ではこのアート展のテレビCMがバンバン流れています。なので、鬼塚勝也さんの元ボクシングの世界チャンピオンというネームバリューを利用したイベント、もしくはテレビタレントである片岡鶴太郎さんに影響を安易にイッチョ噛みしただけイベントかな〜と思っていましたが、そんなことはなかったです。
それは強く言っておきたい。

展示されている作品数!
これが凄い数!
圧巻!
どんだけの時間を費やして描いたのだろう…。凄まじい時間と労力をかけていることはすぐに分かる。
比べるのもおこがましいですが、私は書道をやってまして、毎月の課題作品を書くだけで精一杯。アートとして作品を作るという行為は、自分の中に自分なりの指標を作らないといけない…しかもそれが本当に正解かどうかが分からない状態で作品を手掛けなければならない。なので、特別な活力みたいなのが必要なんです。
だから、この作品群は本当に凄まじいです。

鬼塚勝也さんはこのアート活動を十年以上続けているようで、アーティストとしても本物なのでしょう。
この継続できるエネルギーがあるからこそ、ボクシングで世界も獲れたのだろうと私は感じました。

作品から感じるエネルギーが凄いのよ。

ボクシング時代の物の展示もありました。



作品自体はおそらく正式なデッサンとかの技術を学んだ絵ではありません。会場にある作品の説明文ですらも『幼児が描く絵のような…』という旨の解説がされていました。
その分、非常に生き生きとした自由な作風なんですね。作風からもそのエネルギーを感じます。

私自身、アートにはあまり興味はなく、格闘技関係のイベントだからちょっと行ってみようという感じだったのですが、このアート展では自分自身の中にある燻っているエネルギーが沸き始めるような感覚を覚えました。

【やりたいことはやる!やり続ける!そしたら何か見えてくる。ただ、それだけ!】
鬼塚勝也さんの凄まじいエネルギーが可視化された作品群を見ると、私はやりたいことを本気で取り組めているのか?と自問自答をさせられました。
そんなメッセージを受け取りました。

燻っていると思っている人は、鬼塚勝也ファイティングアート展は行くべきです!


そして、やはり鬼塚さんは頂に立ったことのある人物。
どの世界に行っても凄い人になるのだなと感じました。
この直筆のメモは貴重。


ただ、私は一つ疑問に思ったことがありまして…
イベントのポスターにある『弱いことはダメじゃない。弱いからこそ強くなりたいと思う』というテーマをほとんど感じなかったことです。

ボクシングの世界チャンピオンであり、さらに大量に展示されている力強い作品群を見たら、どう考えても鬼塚勝也という人物に対して、私のような一般人は弱さなんか感じないですよ。
ただただ、鬼塚勝也という人物のエネルギーに圧倒されるアート展でした。

もしかしたら鬼塚さん本人の中には、自分の弱さに悩み、それを克服したみたいなストーリーがあるのかもしれませんが…。
アート展で意図的にそういう展示経路(例えば、最初に幼少期に病弱だったみたいなエピソードがパネル展示されていたりする感じ)にしていたような感じでもなかったですし、私にとってはこのキャッチコピーだけが謎でした。

キャッチコピーだけは広告代理店のほうで作ったのかしら?
ちょっと他の方の感想をSNSで探してみよう。僕だけが感受性が低くて読み取れなかっただけなのかもしれませんので。




あと、話は変わって、博多ではどんたくやっていました。
ガンダムの山笠も発見。上のほうにジェガンとギラ・ドーガも見える。
こちらもコチラで良いものを見れた。

何故にこの筋トレグッズが販売されなかったのか!
ずっと疑問でした。

5年とか前の私の記事。

ついに実現!

素晴らしい!



振り返ると、昨年度の私は酷かった…

2月にコロナにかかり、2~3ヵ月は倦怠感が続いていました。とても運動ができる状態ではなかったので、それまでなんとなくやっていたyoutubeを真剣にやろうと決意。
そこに熱中していると、せっかく受験資格を得たケアマネ試験の申込を忘れるという大失態!
それでも気分を切り替えて、youtube動画の更新をしていましたが、一応の目標にしていた登録者1000人にはとてもじゃないですが届かず。
さらに運動を1年くらいやっていなかったので、筋肉は衰え、体重100kgを楽々越えてしまいました…。

こんな最低な1年でございました。
何をやってもダメな人間です。


さて、今年度の目標!
四月になりましたので、目標は立てておきましょう。
①ケアマネ試験
とりあえず、私には介護福祉士としての5年の経験があるので受験しない理由はないんですよ。とれるものはとっとく。今年こそは受験する。

②道場開放の告知。
道場開放において、これまで私が参考にしていたのが、7~8年前くらいに介護業界で流行った『認知症カフェ』のシステムだったんです。適当に開けておくので、通りすがりの方お気軽にどうぞ!みたいなスタンス。
気楽ではあるが、まあ誰も来ない。(たまに話かけてくる人もいましたが…)

でも、この1年、小倉爆笑劇場というお笑いライブに通っていて、芸人さん達のライブの告知などを見ていて気付いたんです。
こっちのイベント告知のシステムを真似しよう!…と。

なので、今まで情報収集のツールとしてしか使っていなかったXを告知用に使うしました。


もう少し語らせて頂きますと…
昨年、藤波辰爾選手が小倉城にて初となるお城プロレスを敢行し、1年の任期ながら小倉城の名誉城主となりました。藤波辰爾選手は彦根城がお気に入りらしく、彦根城でお城プロレスをやりたいとインタビューで語ってます。
しかし、私のような北九州在住のプロレスファンとしては、小倉城プロレスの第2回をやって欲しいという気持ちです。

さらにそこに合わせて、せっかくならば、私は北九州小倉の地で藤波辰爾のスタイル『無我』を学びたいわけですよ。
正直、北九州市がそういうカルチャー教室みたいヤツを企画してくれるのであれば、そちらに通って無我を学びたい。
でも、調べる限りそういう練習会はない。だったら、僕がやるしかないのかな~という。

無我スタイルならキツい受身はないから比較的安全で一般の方が最初に学ぶプロレスとしては丁度いいと思うんです。派手な大技の多い昨今のプロレスのほうが危険。
普通のおばちゃんが運動不足解消目的で、無我をやっている光景というのも夢ではないと思っています。


そんな感じです。


ケアマネ試験と道場開放の継続。
この2つが今年度の目標。



youtubeの『有田のプロレス噺』を見ていました。このところは有田さんがメキシコにルチャを見に行った時の動画が更新されていますが、その中で私が気になったシーンがありました。

本場のルチャジムでの受身の起き上がり方が、右手をつくスタイルで、日本のプロレスと同じ起き上がり方だったこと。
ルチャでも受身の後は右側に起きる。
勿論、これをもって全てのルチャがそうであるとは断定できないのですが。
これがアップされていたのは、私にとっては貴重。


で、話はハヤブサ選手の自伝。
ハヤブサ選手の自伝にて『ハヤブサ、受身が逆』というエピソードが登場します。
これは、ハヤブサ選手が全日本プロレスに参戦した時の話で、ハヤブサ選手がジャイアント馬場から「受身の起き上がり方が逆」だと指摘されたエピソードです。で、ハヤブサ選手はターザン後藤さんに指導されたと答える話。

なお、私も自分のyoutubeチャンネルで、このエピソードを再現した動画をあげております。ハヤブサ選手のコスプレで左側に起き上がるという、世界で唯一のこのエピソードの再現!

さて、このエピソードで一つポイントになるのが、ハヤブサ選手本人が語っているところなんです。馬場さんに指摘された自覚はしっかりとあるわけですよ。
ここがクセもので、仮にゴーストライターとがいたのであれば、エピソードが勘違いして書かれてしまったという結論で片付けられるのですが、ハヤブサ選手が語っているわけで、事実としてあったのだと思います。

しかしながら、ハヤブサ選手と同期であるミスター雁之助選手が自身のyoutubeでこの話について言及していまして、FMW及びターザン後藤選手の指導では、左側に起きるなんてことはなかったと。
なので、ハヤブサがメキシコで覚えたルチャの技術の可能性もあるとの推測をされていました。

メキシコのルチャだと、アメリカや日本と腕の取り方などの動きが逆側になるんですよね。
実際に、前出の『有田のプロレス噺』の同じシーンでも前回り受身については、ルチャの先生は右手を前(これは日本のプロレスの基礎技術とは逆)にして前回り受身をしていました。

ただ、今回の有田とプロレス噺の映像では、ルチャの先生は後ろ受身の後は右側で起きていた…。

私はルチャを知らないので、こういう映像を見て考察をするしかないのですが、ハヤブサ選手がどこで学んだ何の技術で、どういう起き上がり方をしたのか…
謎は深まるばかりです。

マジで『ハヤブサ受身が逆』の真相は何なんだろう?



ここからは私のプロレス妄言。

ちょっと私が推測しているのが、馬場さんから指摘されたのは、単純な後ろ受身ではなく、ビッグブーツとかの受身の取り方の左右の違いみたいなヤツじゃないかな~と思っています。

これは意外と理解するまで難しい。

その解説いきます。
ビッグブーツの受け方。

ビッグブーツをやる側の技術でもあるのですが、そのまま真っ直ぐなフロントキックではなく、プロレスはエンタメでもありますので、勢いを演出するために蹴りにフォロースルーを入れるわけです。その際、足は進行方向に着地させます。
そうなると、フロントキックと言えども、蹴りが当たった後の軌道としては、多少は回すような軌道となります。(図を参照)
なので、よっぽどの体格差があって、真後ろにぶっ飛ぶみたいな演出をする例外を除いて、真後ろに受身をとるのはおそらく正解ではないんです。左右のどちらに受身を取るほうがいいのです。

で、この軌道のキックを、左右どちらで受けるかの問題ですが…
プロレスには受けの美学がある!
という言葉を真に受けて、ビッグブーツを顔面の真正面で食らうとするならば、受身はこの方向になります。
と、思いますよね。
私が習った受身の取り方は以下の通りです。

プロレスには、ダメージを軽減させるプロのテクニックというのもございます。
あとはやはり『型』として美しいほうがよい。
ですので、蹴りを受けながらも横にダメージを逃がしつつ…

コチラ側に受身を取る。

これは大日本プロレスでテイオー選手から教えて頂いたビッグブーツの受身です。


ただし、他の団体の練習で、ここまでビッグブーツについて細かく指導されているシーンを見たことはありません。指導があるとしても、先に受身を取らないでしっかり食らうとかくらいでした。
試合の中においても、いわば単なる基礎技術のビッグブーツの受身にそこまでの意識をしているような試合なんかも、あまり見たことはありません。

古き良きアメリカンプロレスや馬場全日本時代のスタイルを研究されていたテイオー選手だからこそのビッグブーツの技術論だと思います。

ビッグブーツの受け方にも左右があるんですね~。
勿論、プロレスに正解はありませんし、色々なスタイルがありますので、思いっきり後ろに受けてもよいですし、何だったらそのスタイルに確固たる信念があれは後ろ受身の後に左側に起きてもダメなわけではないと思っています。
ただ、【受身の左右の違いの指摘】と言われると、私はこれを思い浮かべてしまいます。
ハヤブサ選手の受身が逆は、この左右の違い説だったのでは?と推測しています。


あ、これyoutube動画のネタになるかな~?



真面目に選挙を考えたいのでありますが、今回の福岡県知事選挙、私には票を入れたい候補者が誰もいない。
私は政令指定都市北九州市在住なので、あまり福岡【県】の取り組みを知ることもなかったりしますが、選挙はそれを学ぶ良い機会ともなります。

まず、新藤氏については千代田区の選挙にも出馬するような方ですし、大阪弁ですし、高齢者ですし、ニュースでは歌を歌っていた。申し訳ないですがこの方はド論外。


で、藤丸氏はこんな感じ。

選挙の争点になりそうな事項については、県民目線の発言を言っているような気もしました。今回、減税を言っているのはこの人。
しかし、それ以外のことについては、かなり独特なマニフェストが多い。
何故に、この人しか問題視していないようなことを掲げているんだろうと不思議だ。

ただ、藤丸氏の異質な発言は非常に気になるので、氏のyoutubeチャンネルはじっくりと見てみようと思う。

【追記・youtubeをみまして、藤丸氏の意図を確認しました。】
最高気温10℃下げるの意図は、実際に下げるわけではないとは思います。無理ですもん。エアコン業界での起きた不正(検査結果の捏造)があって、その責任を取りなさい!ということが大枠にあるのだろうと思いました。
沖縄独立の意図としては、財政が破綻した場合の救命ボートとして沖縄に避難する…と言われていました。巨額の税金の不適切な使用や私欲を満たす政治を続けていたら財政破綻するよ!の脅し的なインパクトなある表現が沖縄独立(日本を捨てて)なんじゃないかな~と思いました。ただ、最終目標とか言ってましたので、本気かもしれません。
有明海に放射性物質を埋めるというのは、メタンガスを利用した発電の方法があるらしく、原発をどう止めるかの具体的な方法を示した結果なのだと思いました。
間違っているかもしれませんが、おそらくはこんな意図であると読み取りました。
演説をしないのもポスターを貼らないのも、少なからず税金を使うからだそうだ。

不正を許さない、反原発で弱者寄りな考えの方であると思う。それどころか行政そのものを敵視しているようにも私は感じる。
とりあえず、頭が良くて【1見れば勝手に10を理解する】人なのだと思う。
だから、政策も現実離れに感じるものばかりですし、社会と相まえない一人よがりな感じになってしまっている。あと、藤丸氏が実現しようとしている他の政策には、県庁を朝倉市へ移転とか、有明海に橋をかけて長崎と福岡を繋げるというのはのもありましたよ。この一文一文だけを見るとヤバい奴にしか思えん。
『沖縄独立』とか、例えどんな意図があったとしてもヤバいだろう。福岡県知事選挙だよ。

特に、取材で現在の県政についてどう思うか?を尋ねられて「ホームページも見てない。」と根底からひっくり返すような発言をしていたところとか、選挙広報のスペースも手書きというところとか。
やっぱり最低限の選挙活動とは?みたいな枠内には収まっていないと「あ、ヤバい奴だ…」ってなって、有権者は最初の段階の信用ができないわけですよ。

ただ、藤丸氏のチャンネルを見ていて、個人的には理解できる部分も多いにあると感じました。(多分、人間の感覚は近いと自分では思う…)。
ですが、この選挙での藤丸氏への投票をするのは死に票になる。

そんなわけで、あまりに異質な藤丸氏に興味こそ感じますが、新藤氏、藤丸氏の2名は私の中では除外したい。


で、今回の選挙の争点の一つになっているのが、ワンヘルス事業。

その事業に総額100億という巨額の税金が使われていることが適切ではないのではないか?と問題になっている。

私も適切ではない支出だと思っています。
近年だと東京のプロジェクションマッピングや大阪万博とかでも、市民が驚愕するような巨額の税金が使われているのが報道されていますが 、これらと似たような問題でしょう。
こんなの利権だ。誰かの私欲を満たすための取り組みでしかないと思う。

国会の裏金問題、ウクライナ支援のキックバック問題、備蓄米放出なのに入札でJAが買い占め。各企業や各団体への天下り。寄付と言いながら、自分の政治団体に寄付。
我が町、北九州市で言えば、数年前の北九州市市議のスペイン視察とか…。木村としのぶ議員の2年以上も休んでいたのに議員報酬が支払われていた件…。
規模の大小はあれど、これらと似たような問題が国会や各地方議会でも起きていると思われます。財務省解体デモが各地で開催されていますが、財務省だけじゃない。
日本はそういうのが積もり積もって衰退しているのだ。

ただ一つ言えるのは、このワンヘルス事業の場合、一過性のものではなく、国際社会との協調の面においても、やるやらないの二択ではなく、なんかやらざるえないものだとは思っています。SDGsとかみたいに、国際的になんかやらないといけない空気のやつ。
どこが権限を持っているかしりませんが、少なくとも県レベルで反対はできないと思う。
しかしながら、県レベルでどこまで取り組むかですよね。その中で100億の事業というのはどうなの?と。それを盾に私欲を満たしていませんか?と。

もはや日本は、モニュメントを建設するとか箱物を建てるとかよりも、国民一人一人の目先の生活を充実させることが優先すべき状態になっていると思う。
政治も司法すらも腐っているから。裏金の政治家や交通事故を起こした外国人の不起訴は、本当にわからない。

そういう腐った中でも、そこに関わり、その裁量を持つ立場の人が、どこまで市民をのために動けるか、ここに寄り添えるかだと思います。
そして、我々はその気概のある候補者を選んで投票をやらなければならない。


じゃあ、投票するべきは現職の服部氏ではなく、吉田氏になるのか?となる。
年齢も若く、経歴もかなり立派。現・弁護士。
出馬に至る経緯も、弁護士として行政や国と裁判をしていく中で、おかしな点を感じたとのこと。出馬までのストーリーも納得できる。
演説で言っている内容は、無駄な事業の削減で県民のために使うという内容で賛同できるし、県知事の枠に収まれる器量のある唯一の候補者だと私は思う。

しかしながら、一つだけ気になるのが【共産党支持】との記載の部分。公認や推薦ではなく支持。どのくらいの支援がされているのかは分からないですが…
実際に…

吉田氏は、外国人労働者の受け入れは賛成。
選択的夫婦別姓度にも賛成と回答している。

まあ、ここに賛成するか否かは、左派や保守などは関係なく、人それぞれに意見はあると思います。
ジェンダー問題や多様性に興味のある方は、選択的夫婦別姓を支持されるかもしれない。それはそれで自由だと思う。
外国人労働者の受け入れは、(大企業の)経済面ではプラスにもなりえるでしょう。単純な人手不足という問題の解決策の一つではある。

しかし、近年、我が国では外国人が国内に増えることによる治安の悪化が問題になっている。外国人の生活保護受給、高額医療の給付、高校無償化って良さげな文言で言いながらも、その対象の中に外国人学校も入っているとかね。
外国人労働者の受け入れの賛成については、私は疑問を強く感じる。
また、日本の家制度を基本とした戸籍の制度は優秀で、選択的夫婦別姓が基準となると、外国人が日本国籍を取得しやすくなるという懸念が生まれてくる。
これは外国人労働者受け入れとセットのようなものだ。

つまり、これらに賛成すると、日本の安全神話は内部から崩壊していく。すでに崩壊し始めたと言ってもよい。
経済の発展よりも、今は安心の担保ではないかと。日本はそこまで落ちています。

服部氏の「どちらともいえない。」というセコい回答と比較すれば、吉田氏のはっきりとした方向性の提示は分かりやすくて良いのですが、私はこの2つの質問に賛成の意を示す候補者には投票を躊躇してしまう。
ここを妥協するか否か…です。

私にとっては、不正の多い自民党政権の推薦がある現職の継続か、外国人受け入れに賛同するかの2択の選ぶ選挙です。
こんな希望のない選挙ですよ。
どちらかと言えば、現政権の息がかかっているところを潰す選択になるかな~。



街中で、選挙に行こう!というキャンペーンをよく見るようになりましたが、福岡県知事選挙はこの惨状。
ポスターに写っている人達のように、ニコニコしている場合じゃないよ!



3/25(火)追記。

福岡県知事選挙は、現職・服部氏の圧勝という結果に終わりました。

服部氏は選挙中の公開討論には一切参加していません。私はこの姿勢の時点でありえないと思います。その場に出て県民に政策を説明することこそ、県民のための知事だと思う!
これは本当に酷い画像だと思う。

ただし、これは服部氏の戦略。選挙が話題になればなるほど、ワンヘルス事業における巨額な支出や海外視察にかかる額が東京や大阪より多い件などの自分に不利な事柄が明るみになるためです。

選挙期間にワンヘルスの具体的な説明もしている様子はありませんでした。選挙に勝つために、県民の選挙への意識を高めないという戦略。狡猾だ。



対抗であった吉田氏の敗因とは?

私は吉田氏に投票しました。希望はここにしかなかったと私は思う。吉田氏の外国人労働者の受け入れについて賛成の部分に懸念を感じていましたが…
賛成のニュアンスはこんな感じ。
不法移民を全てを受け入れるというわけではない。むしろ、この方は英語が堪能なことから、外国人の移民についても造詣の深い方ようです。
その上でこのポスト。
これを見て県民の各々がどう思うかは置いといて、選挙権を持つ県民と比較すると、このポストはほぼ見られていないのが実状です。この数くらいの注目度なんですよ…。

あと私は【共産支持】という点が足枷になったような気がします。今回、知ったのですが【支持】というのは政党側が応援している場合に付く表記のようです。勝手な応援でも。なので、吉田氏側が共産党に依頼をしたり、何か繋がりがあるわけではないようです。
これは紛らわしい…。
実際にどのくらいの支援があったんだろう?ネット情報では、吉田氏の外国人労働者受け入れのニュアンスが分かるポスト以降、共産は手を退いたみたいな話もありました。

単に優秀な人ではなく、安芸高田市の石丸氏のような注目を浴びるところまでも計算している人や、兵庫県知事選に突如登場した立花氏のような強烈なアピール力があるパフォーマーに徹することができる人でなければ、【共産党以外の政党がバックに付いている現職】という強力な牙城はなかなか崩せないと感じました。

ただ、やっぱり県民のほうがもっと考えないといけないと思う。投票率がもっと多くてこの順位であれば、例え利権まみれでも、それは県民の民意と言えるのですが…。

あと、藤丸氏としんどう氏について。
藤丸氏の異質さはネットでも話題になっていました。私も選挙期間中は興味を持って藤丸氏のyoutubeチャンネルを見ていました。なかなか面白くて、それぞれの発言にも意図があることはわかりました。
しかし、選挙が終わるとチャンネルは全て削除されていました。いや、ここで得た知名度で、次の何かをして欲しいところですよ!
あと、藤丸氏って九大大学院卒なんですね。凄い優秀な方だった…。

しんどう氏は、色んな地域の選挙に出ている人で真意のほどはわかりませんが、ブログでウダウダと文句をたれている私よりは、福岡県のために動いた方かと思います。

そんな感じです。
長々とお読み頂きありがとうございました。