Dampflok Nr.2 -21ページ目

Dampflok Nr.2

(蒸気機関車2号機:ダンプフロック・ヌマー・ツヴァイ)
On30やOn18それにHOn30といったナローゲージ(軽便鉄道)が中心のブログです。

鉄道模型の漫画家・イラストレーターといえば水野良太郎さんが有名ですね。 私は小学生か中学生の時に読んだ多湖 輝著「頭の体操」のイラストレーターとしての方が印象深いですが。

ところでタマに見かける平井一郎さんのイラストが妙に気に入っています。 電子漫画雑誌コミックラウドに連載されていた「懐中亭主」に登場する道子さんの絵なんか作風が好みなので、時折イラストで登場する平井さんのブログ「鉄道模型机上の空論」にはちょくちょくお邪魔しています。

せっかくの鉄道模型を題材にした漫画「懐中亭主」も2013年末でコミックラウドが休刊になったので自動的に停止状態。 どこかで再開されるのでしょうかね。

因に、作者平井さんのブログには作品がどの号に掲載されているのか紹介されていませんので、自分用に勝手に纏めておきました。 アマゾンのKindeストアで購入できますが、検索で「コミックラウド」だと日本語版が、「COMICLOUD」だと英語版が出てきます。 何故か日本語版は今やVol.3, No.10以降しか購入できません。

2011年
・第一話:世話の焼ける亭主(あなた)<コミックラウドVol.2, No.3>サンプルはこちら
・第二話:肩のこる亭主(あなた)<コミックラウドVol.2, No.5>
・第三話:汗をかく亭主(あなた)<コミックラウドVol.2, No.7>
・第四話:無神経な亭主(あなた)<コミックラウドVol.2, No.9>
・第五話:機嫌の悪い亭主(あなた)<コミックラウドVol.2, No.11>
2012年
・第六話:束縛された亭主(あなた)<コミックラウドVol.3, No.2>
・第七話:敵の多い亭主(あなた)<コミックラウドVol.3, No.4>
・第八話:若き日の二人その1(懐中堂秘話)<コミックラウドVol.3, No.8>
・第九話:若き日の二人その2(懐中堂秘話)<コミックラウドVol.3, No.10>
・第十話:盗まれた亭主(あなた)その1<コミックラウドVol.3, No.12>

2013年
・第十一話:盗まれた亭主(あなた)その2<コミックラウドVol.4, No.2>
・第十二話:盗まれた亭主(あなた)その3<コミックラウドVol.4, No.4>
・第十三話:盗まれた亭主(あなた)その4<コミックラウドVol.4, No.6>
・第十四話:盗まれた亭主(あなた)その5<コミックラウドVol.4, No.8>
・第十五話:盗まれた亭主(あなた)その6<コミックラウドVol.4, No.9>


<日本語版>
月刊コミックラウド Vol.3, No.10 (日本語のみ)/株式会社ブックラウド
¥価格不明
Amazon.co.jp
 
<英語版>
COMICLOUD Vol.2, No.5/BookLOUD Inc.
¥価格不明
Amazon.co.jp
 
 

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オリエント急行という列車サービスや車輛は色々ありますが、ベルモンド・ベニス・シンプロン・オリエント・エクスプレスの姉妹列車ベルモンド・ノーザン・ベルで、イギリス国内の日帰り旅行をした知り合いからお土産をもらいました。
 

オリエント急行
マグカップ、車掌ボールペン、そしてアクメサンダーのホイッスル。
 
乗れる財力がないのでお土産はありがたい。

 

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初めてと云うかようやくと云うか、杉山模型さんの車輛を入手しました。 あのオレンジ色のパッケージに包まれた可愛い車輛。 常連のお馴染みさんの購入だけで在庫が無くなってしまっているようにも感じる僅少品。 キッチリと組まれた完成車輛を手に入れた喜びが湧くというものです。
 
今回は小さな車輛を1つだけ手に入れたわけですが、何故か若くてお金がなかった頃、乗工社のポーター亀の子を1つだけ手に入れた時の事を思い出します。 ポーターだけは数十年大事に持っていた、そんな大事なものを手に入れた感じ。
 
さて、4月頃には発売されていた製品ですので話題的には周回遅れの感もなきにしもあらずですが、私にとっては記念すべき杉山1号機なので写真をアップしておきます。
 

杉山マック-01

杉山マック-02

杉山マック-03
 
この車輛、第9回軽便鉄道模型祭2013(153の記事)でもみかけましたが杉山模型ではマック・スモール・レールカーの呼称にしているんですね。 同じような形態でもBackwoodsではチョイト手を加えてインスペクション・カーとして販売しているのが面白いところ。
 

杉山マック-04
大きい方がBackwoodsのOn30 Inspection Car。小さい方は杉山模型のHOn (9mm) Mack Small Railcar。マック・ブルドッグのエンジンフードは愛嬌があります。

杉山マック-05

杉山マック-06
 
このマック君、味噌汁軽便で使うには持て余しそうだけれども、無国籍車輛達の私の処では居心地良く住んでもらえそうです。
 


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このガスメカ、未だBackwoodsのHPではComing Soon状態だけれども既に入手しています。
 
2014年1月に予約を入れて5月には自宅に届いていたんだけど、出張と休暇で実際に手にしたのがちょっと前。
 
【Backwoods Miniatures: O-9 (On18) GAS-MECHANICAL kit】
 

Gas-01
いつもの緑色の硬い箱に緑色の輪ゴム。 見た目、色も形もバテロコに似て無くもない。 こちらはガソリンエンジン、あちらはバッテリーによるモーター駆動だけどね。
 

Gas-02
中身はいつものレジン。 お人形さんも真鍮線もついてます。 説明書もいつもの家庭用のカラープリンターで印刷したようなA4用紙5枚。

さて、早いとこ組立てて、ディーゼル(127の記事)とガソリンの競演を見てみたいものです。
 
そうそうO-9 Wagon kitsの方も4月にはモールドが出来たそうで、製作中とのことでした。 こちらも早速注文しておきましょう。
 



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7月になったので、さーブログ再開。 そして長期出張後の第一弾は何故か博物館。
 
あの黄色い車輛で有名な、リスボンの路面電車やバス、 ケーブルカーを一手に運行するカリス社(COMPANHIA CARRIS DE FERRO DE LISBOA)。 その路面電車の博物館があると聞いて訪れてきました。

場所は外国人用の観光マップなんかには印さえ記載されていないので、ひたすらインターネットで確認。 リスボンとテージョ川対岸のアルマダとを結ぶ4月25日橋。 その橋に接続されている高架道路の下にカリス社があります。 というか、カリス社の敷地に高架道路が通ったようなものですが、その本社及び車庫のある場所に路面電車博物館(Museu da Carris)が併設されています。

Carris-01
↑ 高架下にある、なんとなく殺風景な正門。 路面電車博物館に行くんだから、路面電車に乗ったり、バスに乗って行けば良さそうなものなんだけど、時間がないのでタクシーで乗り付けました。
 

Carris-02
↑ そしてこちらが併設されている現役車輛の車庫(立入禁止です)。
 
【正門 ~ 第一施設 (徒歩15秒)】
 
正門で一瞬ここで大丈夫か?と思いましたが、守衛室で聞くと入って直ぐ右手の建物に行け、ってことなので入って良いんでしょう。

 
【第一施設(NÚCLEO I)】
 

Carris-03
↑ 施設は、リスボンの交通の歴史を紹介する施設と、リスボンの保存車輛を展示している施設の二箇所に分かれていて、まずはこちらの歴史紹介の施設に入ります。 入口がどこにあるのか分かり難いけど、まあ自然に歩くと分かります。
 
建物内部に入ると閑散としている。 お客さんは勿論、職員が誰も居ない。 入って良いものやら・・・ 良ーく掲示物を読んでみると、どうも売店でチケットを購入するらしい。 でもその売店は見学ルートの一番最後になっている。 ほー、後払いなんだ。 地方のバスみたいだな。
 

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↑ 路面電車の路線図らしい。
 

Carris-05
↑ 模型もございます。
 

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↑ 昔のオペレーションルームってところ。
 
歴史の展示を読んで歩いても良く判らないのでこの辺りはさーっと流し見。 建物の出口付近でなにやら職員の制服を着たおじさんが私を呼んでいる。 何だか、もうすぐ出るぞ!と言っているみたい。 何事かと思い建物出口に出てみると、これこれ。

【第一施設 ~ 第二施設(路面電車2~3分)】
 

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↑ この路面電車の出発なんだそうだ。 これでどこに行くかというと敷地内の第二施設、つまり保存車輛のある施設まで連れて行ってくれるそうだ。 それはそれはと、写真を撮るのもそこそこに車輛に乗り込みます。 中には先生に引率された幼稚園生が十数名。 社会見学なのかな? キャッキャ、キャッキャとこの中だけえらい賑わってました。

 

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↑ レトロと言ってしまえば、そうなんだろうけど。 何なんでしょうこの内装、日本との違い。 改装はしてるんでしょうけど、何だか人間を扱う根本の所に余裕を感じます。

 
【第二施設(NÚCLEO II)】

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↑ 第二施設(写真左の旧車庫)に路面電車が到着しました。
 

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↑ 第二施設(旧車庫)前にはトラバーサー (Traverser)。
 

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↑ そして第二施設(旧車庫)には博物館の垂れ幕。 因に、写真左奥の緑の二階建てバスも保存展示されています。
 

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↑ 第二施設の中は、このように多数の展示車輛が所狭しと置かれています。
 
どれもこれも写真をアップするのも訳が分からなくなるので一両のみ集中的にアップしておきます。
 
<1939年~1983年まで使われたTramcarの802号車>

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↑ 運転席床面にあるこの足踏みボタンは警笛用(チンチン!)かな?

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↑ 天井側面の紐を引っ張ると

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↑ 運転席側天井にあるベルがなります。 アメリカの路線バスでも見た気がする。
  
幼稚園生の歓声や走り回る中、全車両の写真を撮り終えたので、第二施設出口にある売店に向かいます。
  
【第二施設内の売店】

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↑ カードが使えない! なんていうことでしょう。街中ではどこでもカードでOKだったのに・・・ ユーロの手持ちが少なかったので写真の戦利品(エプロン、本、Tシャツ、模型車輛2両、マグネット)と入場券(出口券?)を買ったら帰りのタクシー代しか残らなかった。 危ない危ない。

 
模型車輛にはモーターなんか付いていませんが、パッケージにはHOmの表記があったのでKATOの104とかでHOeとして動力化できそうです。 でも・・・心無しかHOよりサイズが大きいような?

因にHOとかNとかの鉄道模型はこの売店では一切販売されていませんでしたし、これだけ有名な
路面電車にしては街中でも見かけませんでした。 ヨーロッパの鉄道模型趣味の方はご存知かも知れませんが。
 
【第二施設~正門(
路面電車1分)】
 
第二施設からも敷地内の車輛に乗って正門に向かいます。 多分徒歩で彷徨かせないような措置なんだろうな。

 

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↑ あまり人が歩いていないカリス本社の敷地内。
 
【施設の外】
 
現役車輛の車庫には行けないのでフェンス越しに写真を撮っておきましょう。
 

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古い車輛も現役で動いています。

Carris-30
勿論、新型車輛も。
 

Carris-31
街中を走る新型車輛。路面電車というよりは、各都市で流行のLRTですね。
 
結構楽しめた博物館でした。 



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