緊急入院トータル43日目 転院7日目②点滴ルート確保の話
 

採血以外に、点滴のルートを確保するときも、

腕の静脈に穿刺します😭

この穿刺場所がなかなか見つけにくく、

困っている方も多いのでは?

先ほどの採血の時に使う肘の内側、

肘窩部(ちゅうかぶ)は、肘を曲げるため、

点滴ルートの穿刺場所として不適切となります😔



看護師さんは、駆血帯を巻き

指で血管を触りながら、弾力があり、

蛇行していない静脈を確認するのですが、

実のところこれが難しい!

私の場合は、

継続して抗がん剤治療(点滴)を受けるため、

2年前にポート針を上右胸部に埋め込んでいます。

そのため、

栄養点滴や麻薬点滴、抗生剤点滴などは、

三方活栓を使いすべて1本に束ね

ポートに刺しているので

腕に点滴ルートを取る必要がないのです。



しかし今回、大豆油主成分のイントラリポスが

あり、これを混注できないため、

新たに腕に点滴ルートを確保しないと

いけないことになりました!


この点滴ルート確保が大変でした!

入院初日 

明日から使うので

「先に点滴ルート確保しておきます」とのことで、

手の甲を上にして、

右腕の尺側皮静脈を刺しました。

「チクッとしますね!」

刺した後さらに奥にグリグリ入れます。

しばらくして、逆血がないのか、「抜きますね!」

2回目同じ右腕の橈側皮静脈を刺して、

今度は、上手くいったのか、

「ここで固定しますね!」

しかし、次の日、いざ使う段階になって

このルート既に閉塞しており、

作り直しとなりました!

二代目点滴ルートは、

今度は左手手のひら側、

腕の真ん中あたり尺側正中皮静脈に。

「チクッとしますね!」

刺して、さらに奥にグリグリ入れます。

しばらく無言、、、。

あかんかな?、、、。

逆血確認できたのか、

「行けましたね。ここで固定しますね!」

このルート、この後2日は使えたのですが、

3日目、痛みと周囲に拡がる紫痕のため

使用停止となりました😭



三代目点滴ルートは、手の甲を上にして

右腕の尺側皮静脈に一発で刺せたのですが、

すぐに点滴が流れていかない状態になり

5分で閉鎖。

右腕で2箇所刺した後、看護師が交代して

ようやく今のところに四代目として

落ち着きました!



点滴ルート確保の巧さは、経験値によります!

若い看護師さんは、

私みたいなルート確保が難しい腕で

いっぱい失敗してください。

そして成長して下さい。

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