平成のNHK朝ドラにおいては一、二を争うヒット作となり、数々の社会現象を巻き起こした「あまちゃん」。BSプレミアムでは現在、二度目の再放送が実施中ですが、最初の再放送よりも話題が尽きないようですよね。私も本放送の時は主に後半ですけど、食い入るようにして観ていて、最初の再放送もビデオ録りしました。でも、何度か観ているうちにある現象が起きるんです。それは段々と胡散臭く感じるようになりました。最初はそうは思わなかったけど、いわゆる「クドカン作品」は好き嫌いがハッキリ分かれますね。

作風なのか、台詞回しなのか、俳優そのものなのかは観る人それぞれの感覚ですが、私はう~ん・・・、全部。特に「あまちゃん」は男優陣が圧倒的に鬱陶しいし五月蠅い。それが今になって気づきました。

 

さて、「あまちゃん」といえば、物語の中で重要な役割を果たしているのが「北鉄」こと、北三陸鉄道。説明するまでもありませんが、三陸鉄道がモデルになっており、ドラマ撮影にあたっても三陸鉄道が全面協力をしています。このドラマのヒットで三陸鉄道にも一時期的に息を吹き返し、流行に便乗した感がありましたが、それに肖ってか、北鉄の模型も登場しました。

 

 

意外に知られていない、北鉄の模型。

「トミックス」のブランドでおなじみ、トミーテックが販売したものです。

以前からトミ-テックでは三陸鉄道36形を製品化しており、マイナーチェンジを繰り返しながら今も販売・・あっ、カタログ落ちしていますね。

 

 

プロトタイプとなっているのは、「さんりく・しおかぜ」と呼ばれる36-2110号車。「あまちゃん」では、「お座敷列車」として「潮騒のメモリーズ」のミニライブも行われたりしましたよね。

実車は2016年に営業運転から退きました。

 

製品は車両1両と1両分が乗るレール(S140)が1本。

片方がダミーカプラーで、片方がアーノルドカプラーが取り付けられています。

 

 

レールのパッケージには三陸の海が描かれており、車両展示として使うことが出来ます。

なお、北鉄の36形は一般塗装車もリリースされていました。

今回は撮影用ということで久々に開封しましたが、ずっと押し入れにしまったままでした。

 

物語は中盤戦で、リメイク版「潮騒のメモリー」が撮影に入るところからです。これから一波乱も二波乱もありますが、物語終盤でまたこの「お座敷列車」は登場します。