『 陰陽ヨガ & 秋の薬膳プレートWS 』
@fato.
「肺」の気の巡りが悪くなると、
強欲・悲観的でクヨクヨしやすく、
捨てることや手放すことが苦手になり、
鼻と皮膚に不調が出やすいと言われます。
皮膚や毛穴が肺に関係しているため、
「乾布摩擦は風邪予防に効果的」と、
fato.のトモさんのお話にもありましたね。
また、燥きの（乾き）季節でもあり、
五腑は大腸ですし、
便秘が多くなるとも。
そんなわけで、
前半の陽スタイルのヨガでは上半身。
特に腕の両サイドを流れる、
「肺」と「大腸」経絡に刺激を入れつつ、
筋肉を動かして身体を温めて、
朝の身体にスイッチを入れていきました。
地味にキツくて笑ってしまいましたね。
後半は陰ヨガが得意とする分野、
骨盤周りを緩めて女性の不調を和らげ、
陰陽のバランス（謂わゆる自律神経）と
女性ホルモンを整えるように。
また「先天の気」と「後天の気」の話しを
ちょっとしましたが、
生まれ持った「先天の気」は腎臓、
後から補給される「後天の気」は脾臓に
蓄えられると言われます。
蓄えられた原気を浪費しないためにも、
臓はピンピンさせておきたいのですが、
腎臓の気の巡りが悪いと、
ビクビクとした恐怖などの感情、
脾臓であればクヨクヨと甘えた気持ちが
高まりやすいとも言われ、
経絡と内臓（六蔵六腑）と感情の関係。
とても面白く興味深いです。
トモさんがたくさん作ってくれたので、
スープに入っていた「白キクラゲ」は、
肺と肌を潤し、
免疫力増強の働きがあるとされています。
レースみたいにふわふわとして、
クセはなく不思議な食感です。
普段食べない食材に出会えるのも、
薬膳ワークショップならではですね。
✳︎
さてさて。
fato.さんと二人三脚でやってきた、
「陰陽ヨガと薬膳のWS」は、
次回の冬でちょうど一年になります。
ご縁を繋いでくれたり、背中を押してくれた方々、
本当にありがとうございました。
また fato.のおふたりもいつも優しく、
私の活動を見守ってくれてありがとうございます。
たくさん勉強させてもらった刺激的な一年でした！
五臓は 腎
11/4 sun 16:30〜