自己肯定感と自己重要感の違いってナニ。 | akiのAYOGスタイル

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ハワイ州マウイ島のヨガアカデミーにて、全米ヨガアライアンスRYT200を取得。帰国後、東京から千葉県九十九里に拠点を移し、現在の師匠・佐藤ベジと共にNYダーマヨガセンターへ。その後もNYに修行に行きつつ、BORN TO YOG TTを卒業。現在は千葉や東京を中心に活動しています。

自己重要感


自己肯定感


ふたつは似てるけどちょっと違う。


✳︎


昨日は「ヨガ哲学総合口座」

哲学のティーチャートレーニングへ。

ユキオ先生と主宰のシホツン@柏



このヨガ哲学総合口座は、

ヨガスートラという根本経典に沿って、

サマディへの階段を筋道立てて学ぶという

半年間のティーチャートレーニングです。


無論スピリチュアルではありませんし、

ユキオ先生はヨガは宗教ではないと、

ハッキリ仰るところが好きです。

というか、先生はスピリチュアルも宗教も好きじゃないなと、私は勝手に思ってます。


特にヨガスートラはロジックで、

すごく明解に説かれているんだよと。


ヨガスートラと並んで有名な聖典、

バガヴァッド・ギーターの方は物語ですが、

観念の理解がちょっと難しいですよね。

主語がすぐに分からなくなるし(笑)


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《サマディの状態》

yoga chitta vritti nirodhah

ヨガ チッタ ヴリッティ ニローダハ

つまりヨガとは心の動きを止める。

サマーディの音写である三昧(さんまい、サンスクリット語समाधिラテン文字転写samādhi)は、仏教ヒンドゥー教における瞑想で、精神集中が深まりきった状態のことをいう。[ウィキペディア]


とはいえサマディが最終地点なのではなく、

やっとここから始まる。

で、さぁあなたはどうする。

ということで、

ヨガの道のりは長く遠い。



しかもそんなサマディの中にも、

さらにいくつかの段階がありまして。


「あれがそうだったかな?」

「いやいや、あんなもんじゃないよな」


そんなサマディ体験へのせめぎ合いも、

これだけの種類があれば、

「サマディだったのかもしれない。」

そう思えてくるってものですが、


今なら サンプラジュニャータ・サマディくらいなら、音楽を聴いていても入れると思う。


まぁ、2、3年で、

ちゃちゃっとやるものではないし、

ゆっくり時間をかけて、

全体を体感・実感していけば良いかなと。

そう思っています。


✳︎


で、最初の話に戻ります。


自己重要感 と 自己肯定感。

似ているのですが、

ごっちゃにしてはいけないのですね。

それぞれ意味が違う。


特にヨガの視点から見たら、

自己肯定感 を高める


こちらが普段の練習でやっていること。

やっているというか、

もうすでにあるということに気づくこと。

つまりヨガは無知を落とすこと。



では一方で 自己重要感とは何か?


ユキオ先生曰く、

「自分は人に大切だと思われたい」です。


自分で自分を肯定出来ないから、

周りの人に肯定、大切にしてもらいたい。

これは軸が自分にない状態で、

周りに依存しているからブレやすい。

だからあまり求めなくていいよと。



それよりは自己肯定感を高めていく。

「どんな自分だってそれで良い」

と自分で自分にOKを出すって事なのですが


そもそも良い悪いのジャッジメントは、

サムスカーラ(過去の残像)から、

来ているもの、つまりエゴです。


だから今までは、

「好き・嫌い」「良い・悪い」と

自分をジャッジしてしまったのであれば、

その古い思考プログラムを一旦止めて、

マッサラ、サラにして。

この先の新しい思考パターンを、

今ここから作っていく。


でも思考パターンはその人のクセだから、

まずは単なるクセなんだと気づかないと、

手放せないのですね。。。



そんな時に、

自分の真ん中(本質)に繋がった状態、

「変性意識状態」になることで、

※段階は別にしてサマディ状態に入る。

気づき、それを叶え易くしていきます。


言い換えれば、変性意識状態の時に

プログラムの書き換えが始まるので、

いわゆるフロー状態、集中に入りやすい人は

どんどん自分を刷新していけます。


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前の記事で、

3時間のAYOGクラスについて書きました。

最後の生徒さんの感想を→こちら

ユキオ先生が読んで下さったようで。


「あの生徒さんは、全部でヨガを感じられているみたいだね。」

というお言葉をいただきました。


五感を研ぎ澄ました状態で、

自分を出し切った時に、

変性意識状態に入りやすくなります。



そう、

頭で考えているうちは、まだ出しきれてないねん。

〜シホツン風〜



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