ヨガは「心の科学」です。ヨガスートラ | akiのAYOGスタイル

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ハワイ州マウイ島のヨガアカデミーにて、全米ヨガアライアンスRYT200を取得。帰国後、東京から千葉県九十九里に拠点を移し、現在の師匠・佐藤ベジと共にNYダーマヨガセンターへ。その後もNYに修行に行きつつ、BORN TO YOG TTを卒業。現在は千葉や東京を中心に活動しています。


宗教は信仰が基本ですが、


ヨガは「心の科学」です。



ブッダは、


「私が言ったことを鵜呑みにしないように」


という言葉を残しています。





陰ヨガTTでもお世話になった、


トヨウラユキオ先生による


「ヨガ哲学 総合講座」


半年の水曜日コースが終了しました。


※TT→ティーチャーズ トレーニング




「ヨガスートラから紐解く ヨガ哲学」


という内容でしたがさすがにTT。



サンスクリット語や観念の山を越えたりは、


私の頭では容易でなく。


途中クチを開けたままフリーズする姿を、


隣のあゆみちゃんに目撃されつつも、



同時に、


本質(プルシャ・アートマン・真我)も、


クチを開けてフリーズする私を


"ただ純粋に観ていました"から、



真我と自我(プラクリティ)の二元論は、


ヴィヴェーカ(識別)できたかな、


なんて薄っすら思います。




ちなみに「ヨガスートラ」とは、


サマディ(悟りの境地)に至るまでの道筋を


パタンジャリさんが具体的に書いてくれた、


ヨガの根本経典です。



このまま順調にいけば、


集中自体に私が含まれる「サマディ」へ。


ふたつに分かれもしないひとつ


その状態になっていくのでしょうか。

 


つまり、


みるものとみられるものはひとつ


つまり、


カイヴァリヤ(独存) 


つまり、


ワンネス。


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ちょっと話は変わりますがこの、


「みるものとみられるもの」の話。



これを陰ヨガTTで聞いた時は、


ユキオ先生に量子力学の実験で証明してもらいました。



"海外に行ったら今までの常識が常識として通用しなくて視野が広がるよ。"



なんて言うパラダイムシフトなんかじゃなく


日常の良いとか悪いとかどうでも、


というかそもそも無い。


過去の幻影(サムスカーラ)なんかに、


一喜一憂しているのはアホらし。


悩みとか全部ぶっ飛ぶレベル。



小さい頃からずっと思っていたこと、


けどこれは誰に聞けばいいのか?って言う


疑問がここで一気に解決してきて、


いろんなものが、


良い意味で「ま、いっか」と思えてきて、


ヨガを教えていくことさえも、


手放しそうになったくらいの衝撃でした。



この世界の真実たるや!


そりゃヨガとかやるよ!


やらなきゃ勿体なすぎるよ!


と思いました。



あなたが生まれ出た瞬間に、あなたの世界も一緒に生まれ、あなたの回りのすべての物たちは、あなたが見るその瞬間までは、ただ空間を漂っている素粒子レベルであり、あなたの世界はあなたが見ている、気がついているその瞬間にだけ現れています。(量子力学二重スリット理論)あなたの五感を通して、頭の中で解釈され再現されて、あなたが認識できる形に翻訳されるということをただ繰り返しているだけなのです。



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もう少し理解しやすい話もします(笑)



アサナについては、


快適で安定したものである


スティラ スカム アサナム


と記されています。




アサナと呼吸の安定は、


マインドの安定であります。


つまりヨガは心の科学です。




私はヨガのプラクティスを通して、


ちなみに私にとってのヨガのポーズ練習は、私の開放であり、言葉にならない現れであり、魂ひとつ生きる瞬間を感じる連続です。苦しいと思ったことは無いです。



これを先に体験してきたからこそ、


座学1%のセオリーによって、


ヨガの種明かしをしてもらえる経験は、


とても楽しかったです。





ヨガは学べば学ぶほど、


囚われが外れて楽になりますね。


例えばラーガ・ドヴェーシャ(好き・嫌い)


という感情に翻弄されないこととかね。




ちなみに人の5つの苦悩はこちら。


① 無知

② 自我(エゴ)

③ ラーガ(愛着)

④ ドヴェーシャ(嫌悪)

⑤ 死への恐怖





ドヴェーシャ(嫌悪)は分かりやすいけど、


ラーガ(愛着)なども苦しみの元。


好きという執着です。



しかし今この瞬間に五感がとらえる、


フレッシュな"好き"という感覚は、


世界とダルマ(調和)します。



つまりギャーナインドリア(五感)は、


快楽を満たすためでなく、


内側と繋がる知恵のためにあると、


気づきを得ることが大切です。



でもこの辺のバランス難しいですね、


好きと執着の微妙な差。



こういう頭の問題を、


頭で突破しようとするとドツボにハマります


まして私はまだサーダカ(達成する人)


ヨギとも呼べない段階です。



ダラーナとディヤーナ、サマディの、


サンヤマを使いこなせるまで、


身体もバランスよく


動かしていこうと思います。






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