中国には『経絡』という考え方があります。
陰ヨガはそこにも注目しています。
経絡は身体の中の「気」の流れの道。
そしてツボは経絡の外側からの連絡口で、
気を取り込んだり発散させたりしています。
仙骨の基底部から背骨を立ち上がる流れが
(ヨガではスシュムナ管・経絡では督脈)
源流になって全身を巡っていますが、
ぐるぐる回っているだけでなく、
それを外へ出していくことも大切です。
細胞レベルからよく流して、
循環させ、外へも流していく。
「気からみた身体の場合は、外側との連続的な繋がりがある。」
と考えられています。
並びのパン屋さん「青山あんぱん」のファンです。
ヨガクラスの場合では、
みんなから出ている「気」は、
バイブレーションして共鳴し出します。
良い共鳴状態になると、
1人でいるより良く流れるようになる。
お互いの意識の蜜度が、
自然に高まっている状態だといいます。
そうすると普段出来ないことも
なぜか出来たりする。
クラスでそんな経験ないですか?
だからその共鳴状態を大切にしたい。
私の太陽礼拝のスピードは、
どちらかと言うとゆっくりめなのですが、
そのスピードを早めようか迷っていた時、
『あそこでクラスのエネルギーがひとつになって盛り上がるのに、ついて来られない人を出す意味ないですよ。』
そう助言してくれた人がいて、
本当にそうだなぁとジンとして。
早くやる楽しさも分かるんですが、
それからはそれぞれのクラスに合わせて。
吸いきって吐ききって、
身体のすみずみまで動かせるように。
なめらかに泳ぐように。
早くもなく遅くもなく、
スピードはみんなの真ん中にしています。
あとは集中が切れてしまうとダメですね。
いろいろとやってはみますが、
会場、広さ、人数にも影響されますし、
(生きていないものにも気はあるから)
シークエンス(ポーズの組み立て)にも、
左右されるなと感じます。
私の力不足もありますので、
安心してフローに入れるように、
みんなが気持ちよく終われるように、
互いの違いを認めて共鳴していけるように。
ここは大切にしていきたいです。
身体の中の楽器がよく鳴るよう、
私もよく生きて行きたいと思います。
今日もクラスに参加してくれた皆さま、
ありがとうございました!!
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