自分を思い返してみてもそうですね。
外側の世界、大人の世界に興味があって、
自分の内側から外を眺めている感じ。
でも高学年くらいになると、
逆に外側からの自分を意識し始める。
親の庇護から離れ始めるので、
自分を守るためある程度は必要ですが、
外側から見られているという意識が
大きくなり過ぎるとバランスを崩す…。
例えば 自分の手でお腹を触る場合、
①手がお腹を触っていると感じる
②お腹の方から手を感じる
内側から感じるというのは後者で、
この意識と気の流れと方向が大切だと、
片山洋次郎さんも本に書かれていました。
つまり、
『大人は他人の目ばかり気にしている』
これも分かりますね…。
さらにこの「気」に関しては2タイプいて
気が強くて強固なタイプの人は、
向いている方向を強く押さえられると
萎縮して鬱状態になりやすく、
もとから流動的で過敏な人は、
守られていないと感じて不安定になる、
統合失調症に近い感じになると。
本当にうまく内側から外側に意識が向くと、
完全にぼうっとした感じになる。
産まれたばかりの赤ちゃんの意識。
きっとこれは、
ヨガの瞑想状態に近い感じだと思います。
今週末のファスティングリトリートの打ち合わせ中。
ヨガのアサナ(ポーズ)練習は
赤ちゃん状態だとちょっと無防備ですが、
子供くらいだと丁度いいかもしれません。
外側から見られている意識を緩めて、
内側から感じるものに意識をとめる。
自分をジャッジをしない。
外からの情報量が多いと感じるようだったら
暫し目を閉じる。
慣れてくるとすぐ集中に入れますね。
たまにクラスで見かけるのが、
結構たいへんなホールドのはずなのに、
心ここに有らず…外を眺めて…
そんな時は易しいバリエもお伝えしますが、
身体に効かせる前の段階にいるのと、
外から見られている意識を
さらに刺激してしまうので、
そっとしておくこともあります。
でも最初はそんな感じでもいいのです。
続けていけば気づきます。
集中の大切さ、自己肯定感。
自ら求めればきっと得られるもの。
私も少しずつですが分かってきました。
さらにヨガは無知ではいけないと教えます。
守られるのではないということ、
外側ではなく内側と向き合うことで、
そこに自分の本質があるということに気づく
10月のイベント募集中です。
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