『青い光が浮かんで、ふわっと天井に消えていった』
とお客様が仰いました。
これはシャバアサナ中の出来事。
『それからずっと天井を眺めてた…』
最近身近な方が亡くなられて、
その話は私も聞いていました。
『きっと、会いに来てくれたんだと思う。』
お客様はそうも仰る。
シャバアサナの時間はとても静かで、
意識はクリアで、
身体だけがゆったり休んでいる、
リラックスした透明な時間。
アサナと呼吸によって、
日常のいろんな雑念が抜けている。
受け入れる気持ちがそこにあり、
いつもより感覚も繊細になっている。
こんな事は初めてだし、
私はそっちの能力がまるで無いけれど
お客様の言葉を疑いもしなかったし、
嬉しくも感じました。
ヨガの時間に来て下さった事。
きっといい空気が流れていたんだろう事。
お客様が嬉しく受け止めていらっしゃる事…。
人の死によって感じる事は多い。
仏陀が残された言葉 「生老病死」 にあるように、
人は生まれてきた以上、誰しもが必ずや老い、病み、そして死にゆくことを定められた存在。
誰もがいずれは死ぬのだ。
今朝もまた、
考えさせられる出来事があった。
それを感じてどう生きるかは自由。
良いも悪いも無い。
自分がどうありたいかだけだ。