中華製防犯カメラを設置してみた
今のところうちの団地はとても平和だけれど、平時にあって有事を思うのが一家を守る家長の務め。
というわけで防犯カメラを設置してみることに。
ただ、種類が多すぎてどれを選んでよいやら。
「ソーラーバッテリーで駆動してワイヤレスで」という最低条件だけでも、高いものは3万円とかから安いのは5千円以下と非常に幅が広い。
あまり主体的な選び方ではないが、Amazonのレビューが多くて、それでいて☆1つが最も少なくて、1万円前後のものを選んだらこれになった。
COOAU AR-W606
Amazonでクーポンが使えて大体1万円。
すぐに届いた。
カーポートの支柱に取り付けるつもりだったので、取付金具も同時に購入。
中身はこんな感じ。
カメラ本体の取り付けはすぐに終わった。
で一方ソーラーパネルやて。
どこにどうやってつけよう。
裏側は三脚の雲台などに使用される1/4inのネジが切ってある。
マウント部はこんな風になっていて、基本的には壁などに穴を開けて付属のタッピングビスで固定する仕組みになっているのだが、我が家の壁に穴を開けるなんてめんどくさいし嫌だ。
外壁はガルバリウム鋼板だし、穴なぞ明けたら錆びてまうがや。
どうしよう…考えろ…考えるんだ、マクガイバー。
!ガルバリウム鋼板…磁石があるじゃないか。
強力両面テープで強力磁石をくっつけた。
ただ、これだと固定力は結局両面テープの粘着力に依存することになるので、耐候性がちょっと心配だけど。
とにかく外板に貼り付けてみた。
磁石とガルバリウム鋼板との相性は最高。
わかりにくいかもしれないけど、下の写真はベランダから覗き込んだところ。
で、これが映像。
ほう、なかなかやるじゃないか。500万画素というだけのことはある。
ただ、実際の動きと映像との間に1秒程度、ひどいときは5秒程度の遅れが発生するのが気に入らんな。
リアルタイム映像を見る画面では通信速度が表示されていて、これが200kbpsくらいのときは良いけど、50kbpsを切るととても使い物にならん。
情報量が多いからしょうがないのか、wi-fi環境によって遅れが大きくなるみたい。
夜間は自動的にIR画像に切り替わる。
IRなので当然モノクロになるのだが、手元でライト発光のスイッチ操作により白色LEDを発光させて可視光のカラー映像に切り替えることもできる。
その他、スマホを通じてこちらから話しかけることもできるし、不審者を威嚇するためにサイレンを鳴らすこともできる。
もちろん、他の防犯カメラと同様、パン、チルトをスマホ経由で自由に操作できる。
これも通信環境が良好であれば即座に動いてくれる。
動くもの、特に人体だけに反応するようにアルゴリズムが組んであって、アラームを鳴動させるとともに当該時間帯を自動で録画してくれる。警戒待機に付く時間帯は自由に設定できる。
同じく、他の防犯カメラと同様、自宅にいなくてもネット環境にあれば自宅の様子がリアルタイムで見ることができる。
嬉しくて(仕事中だというのに)用もないのについつい見てしまう。何の動きもなくてつまらんのだけど。
それにしても1万円で防犯カメラが設置できるなんて便利な時代になったものだ。