すみれのオールナイトジャパン -25ページ目

Synecdoche, New York

シネクドキ、ニューヨーク
邦題は脳内ニューヨーク


映画「脳内ニューヨーク」を観てきた。


チャーリーカウフマン脚本でしかも初監督作品。奇想天外やってくれるじゃないおもしろ作品に決まってるじゃん!観に行かなきゃじゃん!って期待を胸に膨らましたら、即効しぼみました。プシューシュルシュルシュルルルル~。

暗くて低くてウジウジーのジメジメーのグワングワン。


自分の中にあるニューヨークを実際に作っちゃうんだもん。
そこで自分の人生を芝居にしちゃうんだもん。

現実と芝居がぐっちゃぐっちゃになっちゃうから夢?幻想?妄想?空想?

本物なのか偽物なのか

わけわかんないけど、わけわかんないからすっごく引き込まれる。

人生は舞台、舞台は人生。

脇役もエキストラもいない。みんなが主役。

そして孤独を抱えて生きてる。

華やかさがなにもないこの映画。だけど生きてて華やかな事ってそんなにない。あの人、華やかな人生を送ってるなーって思っても本人からしたらそうでもなかったりするし。隣の芝生は青いんだなーって。色に例えるなら灰色です。灰色の映画。観てよかった。観れば観るほど深くておもしろい映画だと思う。

この曲が酷くいい。ちっぽけな自分。ちっぽけな仕事。ちっぽけな人生。だけどいつかどこかで・・・多分遠くに・・・。

映画館を出たら空が青くて救われました。

泣ける映画

前回のブルータスの特集が泣ける映画だった。



大体子供と老人が出てくると泣いちゃう。

病気や死も泣いちゃう。

前向きにがんばってる主人公や周囲のあたたかい愛があると


わんわん泣く。



私はいい客だと思う。

簡単に罠にはまっちゃう。



ダンスや歌もの、スポーツでも泣く。

実話に基づいてたらもっと泣く。



本当にいい客だ(笑)



だけどすぐに内容を忘れる。

泣いた事しか覚えてない(苦笑)

その時その時が1番だから新しいのを観ると前の作品が薄れちゃう。

しょーがないねぇ。



そんな忘れっぽい私が選ぶ泣ける映画は


1位 おばあちゃんの家

2位 汚れなき悪戯

3位 セント・オブ・ウーマン

4位 グラン・トリノ

5位 フルモンティ



やっぱり子供と老人に弱いなぁー。

Inglourious Basterds

mixiのコミュニティーでほぼ毎日チェックしてるのが「映画を一言で語り点数をつける会」なんだけど、チェックだけではなく私も観た映画にはコメントつけてます。この一言を考えるのが楽しいんだよね。「おもしろい」「つまらない」でもいいんだけど、なんか、こう、考えたいっていうか。いかにこう魅力的な言葉を生み出せるか、だからといって毎回出てくるわけじゃないし、出てきたところでたいした一言じゃないんだけど。



ちなみにイングロリアス・バスターズ ではこんな一言を書きました。



Oh!My!スリリーング!



そう!スリリングなのよ!!この映画は!!!



ユダヤ・ハンターと名乗る男・ランダ大佐がそれはそれはもうかなりーイヤーな男。ジワリジワリ相手を責めるの。全てはわかってるみたいな、自分の言葉で相手がどう反応するのかを細かくみてるし、知ってるようで知らないような顔するしで観てるこっちもハラハラしちゃう。あーイヤな奴。敵に回したくない男ナンバーワン。途中で寺島進に見えてきたよ。そんなユダヤ・ハンターによって家族を殺されたショシャナは復讐をたくらむのですが・・・



殺されたくないし、計画を守らなきゃだし、ナチスをやっつけたいし、登場人物それぞれがそれぞれのミッションを持ってるから、そのミッションを隠す為には相手をだまさなければいけないわけで、とにかく劇中には静かなる会話の戦いが常に繰り広げられてるの。



息がつまる、つまる。


気が付いたら前のめりで観てた152分。


こんなスリリングな会話、タランティーノっぽくないけど、でもね、映像はちゃんとちゃんとタランティーノでしたよ。頭皮を剥ぐシーンなんかはハムの皮を剥ぐしてる感じだったし(笑)



公開して4日間くらい「おもしろくなかったら返金しますキャンペーン」をやっていたみたいだけど、私だったら、もしタランティーノに会える事があったら直接本人に「すっごくおもしろかったです」と言って1800円を渡したい。



そんな映画でございやんす。