☆読書☆ 探していた信長の本と、読んだ本2冊 | ROUTE8787 サンサクキロク

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  こちらの記事で、私がずっと探している、

織田信長を題材にした小説があると書いていたんですね。

 タイトルもうろ覚えで、でも、凄く面白い記憶だけはあったんですけど。

 

正直、かなり検索したんですけど。

ホントに探し切れなくてショック

 諦めたけど、「信長」って観る度に、あの本読みたいな・・・と思い出してたんです。

 

で。この事を、記事にしたら、

ブロ友さんの sophie様  が、

ハッカーなみの検索技術ポーンで、

この小説を見つけ出して下さいました!!!

 あれほど、検索しまくって見つけられなかったのに、

割と、すぐコメントで、これじゃないですか??って教えてくれたチュー

 っていうか、私の検索能力レベルは一体・・・・チーン

 

「〇〇Nの憂鬱」なんですけど・・・・

このNが、信長の「N」なんですけど・・・・。

 

なぁ~んて書いてましたが、

実際は、

3部作で

「霊獣Cの受難」「覇者Nの誤算」「反逆者Mの憂愁」

 

 

(・・・↑私がメルカリで買ったよりも安いじゃないか!!)物申す

 

「〇〇Nに憂鬱」なんとなく、当たっているようで、

全然あたっていない・・・・。

 

しかも3部作やったけ???

 

しかも、作家さんが、

私の好きな作家さんなんですよ。

昔、ハマった作家さんで、読みやすくて、とにかく面白いんですよねグッ

 

 

こちらの作品も・・・面白かったな・・・

 

まさか、

タイトルも忘れ、

三部作だったことも忘れ

自分の好きな作家さんだったという事も忘れ・・・

 

47歳の記憶力って、こんなもんなんですかね・・・・チーン

自分が、本当に心配になってきます。

 

ちなみに、この後、私は仕事に邁進し、

読書から長らく離れていたため、

こちらの作家さんは、もう消えてしまったのかな・・・と

思ってたんですよね。

 

で、今回、改めて検索したら・・・・

 

 

なんか、よく聞く「星のカービィ」を書いてはりました!!

カービィ自体はゲーム発みたいですが、

ゲームの設定を元にしたオリジナルストーリーで、

シリーズ累計27作品発表されてるようです。

 

何だか、とても嬉しいです指差し

 

 ・・・という事で、私が探していた小説が見つかってすぐ、

3部作を購入しました。

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  読むのが、楽しみです!!

そして、改めて、sophie様様に、感謝申し上げますラブ

ラブ飛び出すハート飛び出すハート飛び出すハートです

 

 

ついでに、最近読んだ2作のレビューを。

ネタバレ含みますのでご注意下さい。


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光りのとこにいてね・一穂ミチ

2022年11月発売

2023年2冊目 ☆☆☆

古びた団地の片隅で、彼女と出会った。彼女と私は、なにもかもが違った。着るものも食べるものも住む世界も。でもなぜか、彼女が笑うと、私も笑顔になれた。彼女が泣くと、私も悲しくなった。彼女に惹かれたその日から、残酷な現実も平気だと思えた。ずっと一緒にはいられないと分かっていながら、一瞬の幸せが、永遠となることを祈った。
どうして彼女しかダメなんだろう。どうして彼女とじゃないと、私は幸せじゃないんだろう……。運命に導かれ、運命に引き裂かれる。ひとつの愛に惑う二人の、四半世紀の物語

 

 

本屋大賞ノミネート作品です。

愛情なのか友情なのか。女性同士が出会ったり、離れたり、再会したり・・・・

全体的にエモい感じの文章でありながら、

所々には、むちゃくちゃリアルな言葉があったりと・・・

何というか、全体的にパステルなんだけど、時折、黒い原色の線が1本入るような感じです。

 正直、共感は出来ません。最後に、あれほど優しい旦那さん、可愛い子供を捨てる意味が、

私には理解出来なかったです。

 ただ、共感は出来なかったけど、ラスト2ページの疾走感のある文章は、

かなり好みだった。「光のとこにいてね」光があるという事は、影もあるという事。

影を作ってでも、光の場所で生きたいという事なのかな。

 私の価値観としては、光が子供のいる世界で、長年愛情とも友情とも取れない不明瞭な関係が、影のような気がするけどね。残された子供が、捨てられたと思いながら生きていく辛さを思うと、この選択は罪深い。

 

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もう別れてもいいですか/垣谷美雨

2022年1月発売 

2023年3冊目 ☆☆☆

58歳の主婦・澄子は、横暴な夫・孝男との生活に苦しんでいた。田舎の狭いコミュニティ、ギスギスした友人グループ、モラハラ夫に従うしかない澄子を変えたのは、離婚して自分らしく生きる元同級生との再会だった。勇気を振り絞って離婚を決意するも、財産分与の難航、経済力の不安、娘夫婦の不和など、困難が山積。澄子は人生を取り戻せるのか?平凡な主婦による不屈の離婚達成物語

 

垣谷美雨さんは、ほぼ読んでます。

その時その時に合ったテーマを扱っていて、読みやすくて面白いんですよね。

今回は、熟年離婚です。面白かったですけど、

どちらかというと主人公の周辺の方たちが、けっこうドライで、

離婚というのは、孤独な闘いなんだと、いつものような爽快感とまではいかなかったかな。

娘2人がいても、一人暮らしの娘が「1日だけなら泊まれる」とか、

お兄ちゃんの対応とかも、なんだかな~と寂しい描写が多かったように感じました。

 あと、このご主人が、どうも昭和そのもので・・・・こんな典型的な・・・

と思った。でも、最後は、けっこうすんなりで、娘婿の件といい、

都合良すぎる点もあり。

 とりあえず、私はこの本を夫が目にするテーブルに置いといた(笑)