「レジェンド&バタフライ」のレビューの件なんですけど。
インスタにUPした所、沢山キムタクファンの方から「いいね!」を頂き、
うんうん、キムタク様を褒めちぎってますもんね~・・・などと、
単純に喜んでおったんですけど。
どうも、私があげた、イマイチな所が気にならない方がおられたようで。
ええ・・・脚本・映像・音楽です。
で、「どの辺りがイマイチなのでしょうか?私は良かったです」って
コメントが来たので、めんどくさいな・・・と思いつつ・・・
そうですか、それぞれの好みですね…と返答しました。
で、その方のレビューはどんなかな??て見に行ったワケです。
そしたら、何と!!!
私のレビューが、そちら様のインスタでつるし上げにされてたんです!!!
いや~・・・夜中の衝撃でした(笑)
正直、木村拓哉様をこれでもかってほどに褒めちぎっていたので、
ファンの方に、感謝される事はあっても、
怒られる事はないだろうと思っていたので、
いや~・・・世の中、そう単純ではないんですよね。
で、その方のご指摘を確認したら、確かに、
私の文章が足らず、誤解されてしまったように感じまして、
こちらで、訂正したいと思います。
①あまりにも、ぶつ切りぶつ切りだったから、信長の心情の変化が分かりにくい
天下を取ろう!!ってなって、次のシーンでは、「人ではない」みたいになっていた。
→という内容がダメだったみたい。
この作品は、魔王から人間になる過程が画期的なので、
魔王になる過程は不要だという事で、しかも私が、この後に、
京都散策で事件に巻き込まれる場面をカットしてでも・・・・と書いたのが怒り油を注いでしまったようなんですよね。
続けて、私が信長と濃姫のラブラブな場面がないのに、
それを完全に裏付ける演技が十分にあった・・・という私にとっては、
完全に誉め言葉だったんですけど、
そのカットしたら良いと書いた京都散策にこそが、ラブラブな場面なのに、
どこを観てるんだとお怒りを受けました。
→まず、私は、信長が魔王から人に戻ってくる過程については絶賛しているし、
そこがこの作品の醍醐味であり、最後のシーンの重要な裏付けになっていると書いています。
それを踏まえて、なお、信長が魔王になってしまった過程を、
少し付け加えてくれたら、ぶつ切り感がなくなり、
物語が滑らかになった感じがすると思ったんです。
そして、木村拓哉様のその辺りの変化も観たかった・・というのもあります。
そこを描くと1年以上かかるわい・・・と言われていたんですが、
そこを描いて違和感を持たせないのが、作る方々の手腕だと思うんですよね。
たった1シーン・一つの台詞で、すべてを物語り、納得させる作品を、
今までも観てきただけに、そんなの無理って言われるのもね・・・。
で、京都散策の事件をカットしてでも・・・とは書いたんですけど、
勿論、ラブシーンも含めてまるっとカットだなんて思うワケないじゃないですか(笑)
あの殺戮シーンが何故、必要だったの??と思ったので、
その場面ですよね。あれを短くカットしたら・・という意味だったんです。
私が言うラブラブの場面もなく・・というのは、恋愛ものでありがちな、
私達愛し合ってます!!!という明確な場面がなかった・・・という事なんですよね。
金平糖のシーン、「わしの妻じゃ」と叫ぶシーンや、
そもそも京都散策に連れ出す。
こういった、少し抑えた場面でありながらも、深い愛情を感じる事が出来たのは、
木村拓哉さんの演技の賜物じゃないかと・・・そう褒めてるワケなんですよね。
私は、この時点でも、互いに互いが好きだと自覚していたか・・・と言われると、
そうでもないと思うんです。
不器用で、愛がどんなだかも分からない信長が、無意識に恋していた・・・
そういう抑えたシーンだったと思うんですよね。
ラブシーン、ありがちな「愛してる」「私も」っていうキレイなものではなく、
どこが無骨で、どこか同志のような重なりである所も、
この作品を、陳腐な恋愛ものにしていない大きな要因だったと思うワケです。
②得体の知れない濃姫への嫌悪
→嫌悪みたいな感情を信長は一切持っていなかった・・・というご指摘でしたが。
一目会った時から濃姫に恋してリスペクトしていたと。でも、若気の至りで素直になれなかった・・・・つまり私は、それを「得体の知れない」という表現したワケなんですよね。
若い信長が、自分のその感情を素直に理解していたとは思えませんでした。
奥底に眠っている本心も、自覚するのは、もっと先の事だと思うし、
濃姫へのリスペクトは、作戦を一緒に練り始めた頃なんじゃないかな・・・
③本能寺での最期を、「愛」に着地させるのは、大きな挑戦で、
それを、見事に成功させたのは、木村拓哉さんの唯一無二の演技力だった
→ そうではなく、脚本と監督の力だそうです。
木村様は、それを見事に演じきっただけなんですよ・・・というご指摘を受けました。
正直・・・・私、こんなに木村拓哉さんを褒めてるのに、
ファンの方から何故、こんなに怒られるんだ???と思いました(笑)
でも、こちらも、脚本と監督が作ったものでも、その意図を組んで、
その心情をきちんと演じた木村拓哉さんの演技が1番だと思うんですけど。
違うのか???
信長の「もしも~」話なんて、いくらでも思いつくワケですよ。
でも、それを映画にし、共感を呼ぶには、演技の質が大部分を占めると私は思ってます。
あと「映像も雑に見えた」というのも、お怒りポイントだったみたいなんですけど、
それは、ウチのテレビの問題かも知れないけど。
でも、正直、お金はどこにかけたんや??とはちょっと思っちゃいました
そして「音楽」
名映画音楽なのに、「好みの問題」だと言われると腹立つ・・・との
お怒りポイントが・・・・。
音楽なんて、「好み」ですけどね。
この作品の楽曲は頭に残っていないし、最後の燃える音のみも良かったけど、
アレも「僕の名前で君を読んで」で経験済みだったしね・・・・
そして、「いくら演技を褒めてるようでも、肝心の映画の大事なところを受け止めずに、
さ~と流し見したんだという感想」と言われてしまう始末でした。
さ~っと流し見したなら、
こんな長いレビュー書くかいな(笑)
なんか、こんな長い言い訳を、相手に送り付けるのもアホらしいので、
こちらで説明して、スッキリさせたかったんです。
心が狭くて、すみません。
あと、
「ハッシュタグにSMAPってするの、なんで???」と
怒られました。
そんなん、知るかいな。
ウチの実母72歳がSMAP狂やから、つけといただけやがな。
ここに至っては、何故、怒られてるのか、私にはもう、分かりません
冷静な訂正にするつもりだったけど、
ついつい、愚痴も入ってしまったわ~。