ROUTE8787 サンサクキロク

ROUTE8787 サンサクキロク

好きなものを好きなだけ。
韓ドラ狂騒キロク
映画と音楽とドラマがあればいい

ご訪問ありがとうございます。
2021年5月~韓ドラ沼につかっております。

気ままなブログです。
記事形態はその時の雰囲気です。
(きっちりあらすじなどを書く時もあれば、ただの雄叫びで終始する事もあります)

※画像はお借りしています。

【まとめておきたいシリーズ】




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ザ・ガーディアン守護者/韓国

2022年製作 98分 DVD ☆3.0

2024年48本目(韓国映画83本目)

凶悪な殺人の罪で懲役 10 年を言い渡されたスヒョク(チョン・ウソン)が出所の日を迎える。 今も忘れられずにいる昔の恋人の元を訪れたスヒョクは、自分との間に子供が生まれ、幼い女の子の父親になった事実を悟る。 所属していた犯罪組織との縁を切り、家族のために平凡な日常を送ろうとするスヒョクだったが、ボスの反感を買い、組織が雇った成功率 100%の殺し屋に元恋人を殺され、娘は人質に取られてしまうのであった。 自分に残されたかけがえのない最愛の人を守るため、スヒョクは再び暴力と謀略の世界に身を投じていく――。

 

まず、大前提として言っておきますが、

私は、チョン・ウソン様が好きです。

 

そうでなければ、正直、この作品を観ようとは思わなかったはず。

だって、

こういう設定の作品って、アホほどあるし、

「ガーディアン守護者」って、もうB級の匂いしかない。

 

ウソン様だから観た。

 

観て良かったのは、ウソン様のファンとして、

再確認出来た事だろうか。

 

ウソン様は、自分で撮るよりも、

人に撮られてこそ、その魅力が最大限に発揮されるという事。

 

この作品では、脚本・監督もされているけれど、

その才能云々については、これから撮り続けていく事で、

伸びしろは大いにあるという感じ。

 あえて、いや、才能ないぜ・・・・とは言いきれないのは、

一部分「トゥルーロマンス」の雰囲気があったせいかも知れない。

 これって、ウソン様が好きなのかな・・・って思ったんだけど、

どうだろう・・・・。

 

なので、この作品を通して、私が確実に言える事は、

 

「ウソン、君は自分の魅力を全然理解していないね」

という事だろう。

 

この主人公が、ウソン様が演じたい役なんだとしたら・・・・

 

「ザ・キング」のウソン様の100倍は、しょぼい・・・

ショボ過ぎる。

魅力無さ過ぎる。

色んな作品に出て、あれほど多様な魅力ある男を演じながら、

ウソン様自身が求めていたのは、

コレなんか??と多少、驚愕するレベルでした。

 

でも、そういう所が人間くさいというか、

どんな人でも、自分を理解するのが1番難しいのね・・・・

なんて思いました。

 逆に、撮られてこそ、輝くというのが、

すごく素敵だな・・・って思う。

 

 

そういうワケで、以下ネタバレです

言いたくはないんだけどね。

 

もう設定からして、ツッコミ入れたくなるのよ。

↑のあらすじで、すでにツッコミ満載で・・・・

 

>凶悪な殺人の罪で懲役 10 年を言い渡されたスヒョク

確かに、めっちゃ殺しているワケ。

なのに、10年って短すぎるやろ・・・って話(笑)

 

多分5人は殺してると思う。

いや、もっとかも。

で、10年で刑務所出てきて・・・

何故か、組織の為に殺人を犯したのは、組織の人には冷遇される。

 で、昔の彼女が出てきて、娘がいる事を知ったら、

 

>所属していた犯罪組織との縁を切り、

家族のために平凡な日常を送ろうとするスヒョク

 

ええええ~・・・・この流れが急でビックリするし。

で、冷遇していた組織や親分も、辞めるとなったら、

「ヤツを殺せ・・・」みたいな展開になっていくのよ。

 

もう、それぞれの背景全無視で・・・・

心情の移り変わりが、よく分からなかった。

 

>スヒョクは再び暴力と謀略の世界に身を投じていく――。

 

・・・の割には、守り抜くために、再び暴力に手を染める・・・ていう

葛藤が全然ないので、そんな高尚なもん??と思った。

 主人公が、出所して暴力と無縁の世界を

構築しようとしている姿もないしね。

 

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 画面は暗めが多く、ウソン様はずっと、

眉間にシワが寄ってます。

 監督業への力の熱を、この眉間のシワで感じる事が出来ます。

台詞も少ないし・・・かといって、表情で、

キャラクターの面白さが出てくるかと思ったら、

そういう仕掛けは一切なしだった。

 

でもね!!!

重くて暗いノワールではなく、妙なポップさがあったり、

殺し屋がありきたりでない所とか

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音楽の使い方は、ウソン様らしさを演出出来たんじゃないかな~と思うし、

私は、嫌いじゃない。

 

音楽の使い方や、屋上のシーンが、

「トゥルーロマンス」の影響を感じたんだけど・・・・

さすがに、違うか・・・(笑)

 

キム・ナムギル様の、一風変わった殺し屋とか良かったので、

ひょっとしたら、ウソン様自身を主演にしなかったら、

もっと魅力的な作品になったかも。。。。

 

アクションも良かったけどね~・・・・なんせ、暗いよね。

あと、主人公が運良すぎる・・というか。

一緒に観ていた娘も、

「今の絶対、当たってるよね・・・」ってツッコみ入れてました(笑)

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パク・ソンウン様のロングは頂けない。。。。

この髪型のおかげで、緊張感なし(笑)

 しかも、この人、最後どーなったの??

パクソンウンさんは、とにかく、

テニスの恰好(Byジェントルマン)

とロングは禁止です。

 

まとめ!!

監督業・脚本業はこれから楽しみ

でも、自分を撮るのはやめた方がいい

ウソン様は、撮られてこそ輝く人なのだ・・・・

きっとね。

 

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エゴイスト / 日本

2023年製作 120分 レンタル

2024年47本目 ☆5.0

14歳で母を失い、田舎町でゲイである自分の姿を押し殺しながら思春期を過ごした浩輔。今は東京の出版社でファッション誌の編集者として働き、自由な日々を送っている。そんな彼が出会ったのは、シングルマザーである母を支えながら暮らす、パーソナルトレーナーの龍太。惹かれ合った2人は、時に龍太の母も交えながら満ち足りた時間を重ねていく。亡き母への想いを抱えた浩輔にとって、母に寄り添う龍太をサポートし、愛し合う時間は幸せなものだった。しかし2人でドライブに出かける約束をしていたある日、何故か龍太は姿を現さなかった。

 

 

ずっと観たかった作品です。

なんと、ウチの近所のTUTAYAでは

取り扱いなし!!と聞いて、

TSUTAYA見損ないました。

ゲオでは何本も並んでて、やっぱり、ゲオだわ!

多少遠くても、

今後はゲオでいこうと決めました(笑)

 

楽しみで観たんですが、上矢印の記事にあるように、

手振れ画像で、吐きながら視聴した次第です。

☆5.0ですが、手振れ減点は入ってません。

 

本当に良い作品でした。

しかも、もう観る事が出来ないと思うと、

余計に、切なさがこみ上げます。

 

とにかく、鈴木亮平様が抜群にいい。

もう、本当に素晴らしかった。

完全に浩輔だった。

 

この題名の意味を考えながら観ていて。

浩輔の尽くしたい気持ちが、

「エゴイスト」なのかと思い、

ちょっと、腑に落ちなかった。

 でも、最後の最後で、

この「エゴイスト」という意味を、

自分なりに解釈出来た。

 愛は、エゴでなければ。

そう言いたい作品なんじゃないかな・・・・。

 

 

以下、ネタバレです

まじかるクラウン鈴木亮平が最高にいいまじかるクラウン

ゲイとかそういう事あまり関係なく、

浩輔という人間を完璧に演じきれていたと思う。

 だからこそ、龍太亡き後も、

その母と交流する流れに、

違和感を感じなかった。

 人に気を遣い、優しくて。

一つ一つの演技が、本当に繊細で、

静かに怒る表情や、龍太への眼差しや、

その母親への接し方。

 これほど、カメラアップに

耐えれる俳優さんはいないと思う。

アップだからこそ、

表情で訴える事は明確に伝わるし、

視線一つ一つが、台詞となって、

流れ落ちてくるようなのだ。

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龍太が別れを切り出した時の、静かな怒り。

眉毛を描こうとしてるのに、

描けないところの深い悲しみ。

龍太が亡くなって、母親の仏壇の前で、

黙っている姿。

妙子にお金を渡そうと、遠慮がちに懇願する所。

父親と母親の話をした時の、

涙を耐えるような感じ。

 あげ出したら、本当にキリがない。

鈴木亮平様の演技を観るだでも、

充分な価値がある作品だ。

 この作品はBLものではなく、

完全にヒューマンドラマとして

確立しているのは、

この演技あってこそだ。

 

まじかるクラウン浩輔と龍太のケミまじかるクラウン

宮沢氷魚さんの演技は、

それほど、うまいと感じた事はなかったが、

本作は、けっこうハマっていたと思う。

 鈴木亮平様の演技と比べると、やっぱり、

演技的には見劣りするが、

このハマり度がカバーしていたと思うし。

何よりも、この体当たり役をよくぞ!!

という気持ちが強い。

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2人の蜜月は、本当に幸せそうで・・・・

心が近づいていく感じ、

2人が互いに心奪われていく感じが、

本当に伝わってきた。

問題のベッドシーンは、全然余裕でした。

とても美しく撮っていると思った。

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 この作品には、この2人!!

そう強く思える。

 

まじかるクラウンそして、エゴイストの解釈まじかるクラウン

はじめは。

浩輔が貧乏な龍太に、援助をしようとしたり、

龍太亡き後も、その母親を援助していたり。

そういう、ある種の一方的なものを

「エゴ」と言うのかな??

と思って観ていたのだけど。

 どうしても、浩輔のそれらを

「エゴ」と呼ぶ気持ちには

なれなかった。

 何故なら、浩輔は人一倍、

龍太にも、その母・妙子にも気を遣っていた。

 本来なら、龍太を養う事も出来たが、

龍太のプライドなどを傷つけないように、

細心の注意を払っていたと思うからだ。

 きっと浩輔の気持ちからしたら、

その100倍は、愛する人のために

尽くしたいと願ったと思う。

 

 なので、何だか違和感を

抱えながら観ていたが、

最後の最後で、その考えが、

完全に覆った。

 病床で、龍太の母・妙子は、

帰ろうとする浩輔の袖をつかんだ。

「まだ、帰らないで・・・」

 

妙子は、ここで初めて「エゴ」を発動したのだ。

その瞬間、コレなんじゃないかと思った。

浩輔にしても、龍太にしても、

逆にこの「エゴ」が

足りなかったんじゃないかなって。

 

浩輔がもっと、龍太のプライドとか考えず、

支援を申し出ていたら・・・・

龍太が、浩輔をもっと頼っていたら・・・・

事態は、もっと違う方向に

向かっていたかも知れない。

 互いに互いを想い過ぎたために、

この悲劇が生まれてしまったような気がする。

 

 「まだ、帰らないで」

そんなささいなエゴやワガママが、

愛には必要なんだと。

浩輔は妙子のその言葉に、安堵したし、

嬉しく思っただろうと思う。

それと同時に、龍太にも、

そんな風に頼って欲しかった・・・

と思ったかも知れない。

 

 愛は難しい。

浩輔は、龍太・妙子を助けたいという気持ちと、

自分の愛は「エゴ」なんじゃないかと。

そのジレンマで苦悩する。

 

龍太や妙子は、浩輔に迷惑をかけたくない・・・

対等でいたいという気持ちで、

「エゴ」とは程遠い。

 

それほどまでに、「エゴ」と「愛」は

複雑に絡み合っているのだと感じた。

 

また、ここでは、ゲイという関係性も

影響してくるのかも知れない。

男女の恋なら、「結婚」とかそういう

落としどころで、

エゴなんて気にせず、援助したかも。

 そして、ゲイという事を隠して

生きてきた浩輔が、

遠慮がちに生きてきた・・・という事も、

完全なエゴイストになれない

下地のような気がする。

 

愛には、適度なエゴも必要なんだ。

 

愛なのに。

相手を気持ちを気遣うがあまり、

ジレンマに陥る浩輔。

何度も謝りながらお金を渡す浩輔。

安いメロンを選ぼうとする浩輔。

全部の浩輔が、切なくて悲しい。


愛なのに。

一方通行で、正解かどうか

分からなかった浩輔の愛は、

妙子の「まだ、帰らないで」という言葉で、

救われたに違いない。

 エゴでもなく、愛だ。

そして、自分と龍太の愛には、

きっと、まだまだ互いの

エゴが足りなかったのだ。

 

 

原作、読もうかな~

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密輸1970 / 韓国 劇場鑑賞

2023年製作 129分 ☆3.5

2024年46本目(韓国映画82本目)

1970 年代半ば、韓国の漁村クンチョン。海が化学工場の廃棄物で汚され、地元の海女さんチームが失職の危機に直面する。 リーダーのジンスクは仲間の生活を守るため、海底から密輸品を引き上げる仕事を請け負うことに。ところが作業中に税関の摘発に遭い、ジンスクは刑務所送りとなり、彼女の親友チュンジャだけが現場から逃亡した。

 

いやさ・・・面白かったんだけどさ。

普通に面白いっていうか。

なんか、韓国映画にゴロゴロと転がっていそうな感じの映画なワケですよ。

こう、あまり何も考えず、楽しめるエンターテイメント!!という感じでね。

 

正直、青龍映画賞4冠とるような作品とは思えないんです。

いや、ほかに、そんな作品が思い当たらないんなら、

私も黙ってますけど。

 この年は、『梟』もあったんですよね。

 なんだかな~と思ってしまいました。

 

実話ベースだけど、全体的に軽めで。

海の中が舞台っていうのも、面白い設定ではあるけど。

人間関係が浅いせいか、

期待するほどには、爽快感を与えてはくれなかったかな

 

以下、ネタバレです 





 

イマイチ、人間関係の描き方が希薄でね。

海女さんたちを仲間とするには、あまりにコミュニケーションがないし、

ヘス姐さんとジョンアさん・・・と他大勢・・・という感じがするから、

最後のチームワークの良さで、敵をやっつけるという流れも、

爽快感に欠けてしまいました。

 

そもそも、ヘス姐さんとジョンアさんにしても、

密告はしていないけど、

ヘス姐さんが、自分だけ逃げたのは明白であるし、

その後も、行方をくらましていた・・・というのは、

どう説明するんだろうか・・・と。

私的には、ちょっとヘス姐さんへの不信感は残ったけどね。

 そもそも、なんでジョンアさんだけが刑務所に入ることになったのか、

それも気になって・・・笑

 

そして、ヘス姐さんと、チョ・インソン様なんだけど。

ヘス姐さんお色気たっぷりで、『シャワーは?』って聞いてたから、

そういう関係なんだろうけど。

 正直、あのアクションシーンで、

インソン様がヘス姐さんを守ろうとするのは、

めちゃくちゃカッコいいけど、めちゃくちゃ違和感でもあった。

 だって、女子供でも容赦しない・・・ってノリやったやないですか。

初めは・・・・・。

 あのカッターとシーンとか、冷酷そのものだから、

余計にそのギャップに驚く。

 いつ、ヘス姐さんを命をかけてまで守る・・・間柄になったわけ~

って、ちょっと、頭が追い付かなかったわ~

 

そして、最大の謎は、インソン様生きてる件ですよね。

いやいや、海苔の上に、ダイヤを置くのはいいけど。

 それって、結局、また揉めるんじゃないの??

海女さんたちが命をかけて、手に入れたダイヤを、

この男に取られたりしないんかいな・・・

と妙に心配するオチとなってしまった。

 

そもそも、あんなに刺されて生きてるって、どーゆーことよー

 

ただね・・・

インソン様がカッコ良かった事だけは、

認めます。

いや~スタイルもいいし、アクションもキレッキレで、

ずっと見ていられるよね。

 アクションシーンは長いけど、飽きずに観れる。

本当に、アクションがうまい。

 

そして、パクジョンミン様のクソ野郎ぶりも、

良かったですね。

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なんか、文句ばっかりのようで恐縮ですが、

普通に面白くは観れました。

ただ、

細かい事が気になってしまったし。

海女さん(女たち)の大逆襲!!という爽快感よりも、

 

『結局は男かよ』という最後には、どうにも納得がいきません。

 

実話ベースではあるけれど・・・・

あえて、私の希望を言いますと。

 海を汚す工場たちを懲らしめる話が良かった(笑)

あ・・・それは、エリン・ブロコビッチになっちゃうか。

 

 

でも、大きな画面で、

血だらけのアクションシーンや

海のアクションシーン、

お色気たっぷりのヘス姐さん

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その上、

ジョーズまで!!

 韓国エンタメを大いに楽しませて頂きました。

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細かな文句を書きましたが、

気軽に楽しめる、韓国映画としておすすめしたい作品ではあります!

 

 

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キングダム 大将軍の帰還 / 日本

2024年製作 145分 ☆5ツ

2024年45本目 劇場鑑賞

秦と趙の全てを懸けた<馬陽の戦い>で、敵将を討った信(山﨑賢人)と仲間たちの前に突如として現れた、その存在が隠されていた趙国の総大将・龐煖(吉川晃司)。自らを<武神>と名乗る龐煖の圧倒的な力の前に、次々と命を落としていく飛信隊の仲間たち。致命傷を負った信を背負って、飛信隊は決死の脱出劇を試みる。 「俺たちで、信を守り抜くんだ――。」

 

映画キングダムは、私の中で、邦画NO1であり、
実写化NO1のシリーズになります。
毎回、劇場で鑑賞するほど、
邦画にしては珍しく、ハマっている作品です。
ちなみに、原作は未読。
一切の情報を入れてません。
 
今回は、
初めて封切当日の初回上映を観てきました。
けっこう人が入ってましたね~。
 前回が私にはイマイチだったので、 
今回はどうかな~・・・と
思っておりましたが、
そんな心配、もう、すぐに吹っ飛びました。
 冒頭から、もう、大迫力で。
本当に、最高過ぎました。
 
いや~・・・・俳優さん達が良いのは勿論だけど、
もう、このシリーズにおいては、
キャスティング力がまず、神だと思う。
そして、演出力。
 
今回、心配の種だった小栗旬さんも、
こういう感じに仕上げてくるのが、いい。
 出過ぎず、控えめ!! そう。それよ!!

 

  以下、盛大にネタバレです~!!

    下矢印

    下矢印

    下矢印

    下矢印

    下矢印

    下矢印

副題回収の素晴らしさ

観終わった後、

この「大将軍の帰還」という副題に、

これほど、胸が打たれるとは思わなかった。

最大の伏線回収。

 原作を未読の者としては、

この副題に希望を持ち続け、願い続けた。

そして、最後は、

この副題にずっしりとした重みを感じ、

最敬礼で王騎を見送りたい気分になった。

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脚本も素晴らしく、信とエイセイがともに、

堂々と「大将軍の帰還だ!!」という所に、

行きつくのが、

胸アツポイントだった。

 

2人の絆に胸アツ!

要潤演じるトウが、

王騎の最期の言葉を聞きながら、

組んだ手をぐぐって力込める所、泣けた。

 涙を流さないのが、彼らしい。

直前の「アレでいこう」という

少し笑える下りを思い出して、

これまた泣けた。

2人の見えない絆が、胸アツだ。

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感情の起伏で魅せた王騎

今回は王騎の過去も描かれているが、

この辺りは、本当に唸らされた。

 ある種、一つのキャラクターとして

出来上がっている王騎という人間が、

人を愛し、結婚を考えていたという

流れになるなんて、

正直、予想出来なかったし。

こんなベタな流れが、

王騎には合わないと思っていた。

 王騎には愛なんて無縁だと、

そう思っていたのが。

今回、降ってわいてきたような恋バナに、

正直驚いた。

 ところが、その驚きはすぐに、

別の驚きになった。

わずかな時間の中で、王騎の人間らしさが、

違和感なく、ストンの胸に落ちてきたのだ。

 キョウへの愛情と、彼女を奪った事への恨み。

(16歳・・・という設定はどうなんや?
とは思ったけど・・・
年の差ありすぎ??そして、
16歳にも見えないし笑)
 

それは、大沢たかおの演技力の

素晴らしさを物語っているように思う。

キングダムという作品において、

絶大なキャラクターとして、

その中核を担ってきた。

 1~3を通して、

そのキャラクター性を維持しながら、

王騎という人間らしさも、

緻密に散りばめていたのだと、

気付かされた。

 

 それらは、キョウの傷をそっと手当し、

彼女の白星を数えていたという、

男としての魅力を描く事で、

しっかりと王騎という人間に結実され、

彼がその後辿る道の、

感動を倍増させる充分な下地になっていた。

王騎は、1話で持った個性でしかない存在から、

知らず知らずのうちに、深堀され、

熟成されていたのだ。

 だからこその、この喪失感なのだと、

感嘆させられた。

 

間違いなく、キングダム1-4の主役は、

王騎であったと断言できる。

 漫画の世界で生きているような

存在感をそのままに、

愛憎の深さを植え付け、

一人の人間としての生き様に昇華させた。

本当に、素晴らしい役作りだったと、

改めて思わされた。

 

そして、王騎が去った後

 正直、信演じる山崎賢人の

本当の質を問われるのは

この先じゃないかと思う。

 キングダムを支えてきたのは、

王騎の存在感だったと思う。

その王騎がいなくなった今、その穴を埋めるには、

成長した信を見せつけるしかないんじゃないかな~

 体格的にも、人間的にも、

大きくなった所を見せ、

相当な存在感を見せなければ、

これ以降のキングダムは、

失速してしまう危険性もある。

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 今までにように、喚くだけではない信の、

新たな面を見せる必要性が 

あるのではないかと思う。

 信の熱くて、うるさくて、まっすぐな所は、

王騎がいたから光っていた。

 これからは、

よりカリスマ性が必要になってくる。

次作、アッといわせるような信に出会えるのか、

とても楽しみである。

 

迫力ある戦いimage

一対一

どちらも、体格大きいし、

めちゃくちゃ迫力があった。

吉川晃司さんの存在感も、素晴らしいし。

何より、原作を知らない人間にとっては、

「王騎」は死ぬのかどうか・・・

というドキドキ感が、

更に高揚感を与えてくれた。

 トヨエツ様の一対一の戦いが、

けっこう一瞬で終わって、

ちょっと残念だったから、

今回、めちゃくちゃ満足でした。

 

まぁ・・・正直、

「マジ、信役立たず!!!」

と何度、思った事か(笑)

 本当に、そろそろ、成長した信を見たいぞ。

 

 

小栗旬と長澤まさみ

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相変わらずの、

楊端和の存在感の凄さよ・・・・

 もう、声が通っていて素晴らしい。

ホントに、はまり役。

 

はまり役といえば、佐藤浩市の呂フイと同じ位、

ハマっていたのは小栗旬さんじゃないでしょうか。

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 こういう、軽い感じの役がいいんだよね・・・・

軽薄そうで、何も考えていなさそうな。

こう、毒にも薬にもならないような・・・

(え??ディスってないですよ・・・・)


この4作目で、大きな節目になるようですね。

次回作は、どんな感じになるのかな~。

 

希望としては、楊端和さん沢山出て欲しいし、

ヒョウコウ様(トヨエツ様)の

再登場を熱望します!

 

 

・・・・・ちなみに、

最後の曲はワンオクでしたが・・・・

私的にはね。

ほんと、全然、合ってなかった。

王騎逝く!!の余韻に浸りたかったけど、

めちゃくちゃ邪魔された感があった。

これは、最大の残念ポイントでした!

 

あ・・・!そうそう。

今回も、天音くん生き延びて、ホッとしました。

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 お仲間死んでしまうシーン・・・

天音くんに泣かされました。

 

 

とにもかくにも、大沢たかおさん、

お疲れ様でした!!

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購入したアクスタを飾り、敬礼!!

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永遠なれ。

大将軍・王騎。

合掌。

今日は最高に楽しい1日でした~!

 

子供の用事もあって、朝6時過ぎに家を出発。

そのまま、映画を観に行きました~。

 

キングダム大将軍の帰還

・・・を、公開当日・初回を観る事になりました。

 

一人なので、何だか手持ち無沙汰なので、

インスタにストーリーあげつつ。

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もう、多くは語りませんが、

最高に良かったです。

 2時間半超えでしたけど、

もう、アッという間でした。

 

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ランチを食べて・・・(ドリアだったけど、これはイマイチだった)

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2本目は「密輸1970」

これも、すっごく面白かったです~!

パンフレットが分厚くて、1100円ってのに、

オドロキでした。

 

2本とも、大当たりって感じで、

本当に大満足。

 

そして、ジフニのアクスタで、

その存在意義に大変感銘を受けてしまった私は、

つい、買ってしまいました。

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おーき将軍のアクスタ・・・・(笑)

 どっちかにしようとしたのに、決めきれなかった。

ジフニの横左右に、置きたいと思います。

 

映画のCMでね。

福砂屋400年記念動画が流れたんです。

福砂屋というのは、長崎の老舗のカステラ屋さんです。

ウチの義理の母は、ここのカステラしか食べない・・・という程、

長崎カステラといえば福砂屋推しなんです。

 その影響を受けて、私も、人に贈る時は、

福砂屋しか送らないんです。

 

ちなみに、私は、カステラを食べない人間なので、

(どうしても、喉に詰まる感じが苦手で・・・)

長崎に沢山ある他のカステラと比べて、

どれだけ本当に美味しいのか知らないんですけど・・・・・

 

けど・・・・

 

普通に、生誕400周年って凄くないですか???

 

で、その動画の音楽に、すごく、心を奪われたので~!!

タテタカコさんという方なんですけど。

凄く、癒される声ですよね。

他の曲も、聴いたんですけど、すごく良いです。

 

あ~今日は楽しかったです。

明日からは、5日間連続勤務です。

皆様は3連休ですね。

楽しんで下さい~

「密輸」「キングダム」のみなさんの感想も、

楽しみです~!!

 

そういえば、予告でゴウンちゃんの

「破墓」の予告あった・・・

上映するのかな~。

 なんか、「哭声」みたいな雰囲気だったが・・・・・