【韓ドラ以外のドラマ】ダッシュ&リリー① 感想(ネタバレなし) | ROUTE8787 サンサクキロク

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ダッシュ&リリー

2020年 アメリカ

全8話(1話30分程度)

☆☆☆☆☆

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  あらすじ

クリスマスが大嫌いな青年ダッシュ(オースティン・エイブラムズ)は、12月のNYでクリスマスに浮かれる人々の喧騒けんそうに嫌気を感じながら街を歩いていました。

そんな彼の癒しの空間はNYの老舗本屋”ストランド書店”。

都会の喧騒から離れ、大好きな本に囲まれたこの空間がダッシュの唯一の癒しでした。

”ストランド書店”が好きなあまり、棚にあるもの全てを把握しているダッシュ。

しかし、本棚に見覚えのない”赤いノート”があることに気が付きます。

「挑戦する勇気はある?」と表紙に書かれた赤いノートには、挑戦的な謎解きが記されていました。

ノートが気になったダッシュが謎解きに挑むと、浮かんできた言葉は「クリスマスは独り?」。

ダッシュは、まるで自分の心を見透かされているかのようなメッセージに夢中になっていきます。

このノートの持ち主はリリー(ミドリ・フランシス)という女性でしたが、彼女の顔は知りません。

それからのダッシュは、赤いノートを交換日記として使いながら、リリーと挑戦を出し合うようになっていきました。

赤いノートをきっかけに出会ったダッシュとリリー。

2人は次第に惹かれ始め、会ったこともないノートの先の相手に恋愛感情が芽生えていくのです。

  キャスト

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ダッシュ役(オースティン・エイブラムス)

ウォーキングデッドに出ていたロン役の彼ですね。

皮肉屋でクリスマスを冷めた目でみている。

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リリー役(ミドリ・フランシス)

初見の方です。日系アメリカ人です。

日系人の方が、ラブコメの主役をするなんて・・・

時代は変わりましたね。

 個性的で、家族を愛している。

・・・が、自分を受け入れてくれる小さな世界で、生きている。

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ブーマー役(ダンテ・ブラウン)

ダッシュの友人 めっちゃ、いい人!

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ラングストン役(トロイ・イワタ)

リリーの兄で、ゲイ。

リリーの相談にのる良き兄。

  ネタバレなし感想

とにかく・・・・もう、どうしようもなく、

愛しいいドラマです。

 確かに、クリスマスに観るべきドラマではありますが、

時期外れに観てOKです。

1度観たら、絶対、クリスマスにもう1度、観たくなります。

そして、毎年クリスマスに観たくなる作品になると思います。

 

 皮肉屋で、同年代の男子たちから、少し距離を置くような青年。

クリスマスにも冷めた反応。それがダッシュ。

そして、奇抜な服を作るなど、自分の世界を確立しているが、

自分を偽らないが、ついつい受け入れてくれる場所でのみ、

生活をしている。つまり、同年代の女子の仲間には入らず、

大人たち家族と過ごす事が多い。

そんなリリーと、ダッシュが、1冊のノートを介して出会う。

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機関銃のように話すリリー、クリスマスは家族で楽しく・・・・

けれど、いつまでも、小さな頃のようなクリスマスではない・・と現実を知る。

 そうなった時、自分の世界の小ささを知る。

 

ここが私的には、けっこう共感ポイントで、私も昔から、家族でワイワイが

凄く好きな人間だったので。

 年々、他の家族との温度差を寂しく感じたりした記憶があります。

 

 

ダッシュもまた、人を寄せ付けない状況から、

孤独を感じるクリスマスに浸っていた。

 

 そんな生きづらさを抱えた2人が、

ノートを交換し、互いに挑戦を繰り返しながら、

互いを殻を打ち割っていく。

 

 素直でピュアな2人が、可愛いし、

リリーの服装はクリスマスにピッタリ。

ダッシュの服装は、落ち着いていてクール。

 街並みはクリスマス一色で、観ているだけで、

本当に幸せな気分になれます。

 

 そして、主人公の他のキャストも、

みんないい人で、悪い人がひとりもいないってね。

 みんな、ダッシュとリリーの恋に協力してくれます(笑)

 

ノートを介しての物語なので、

2人で会ったりなかなかしないけど、

ノートに書かれた言葉などで、キュンキュンさせてくれます。

 

ああ、本当にいいドラマでした。

全身全霊で、おススメします!!

 

 

ネタバレ感想は、次回に~!