【韓ドラ】ここに来て抱きしめて③  ネタバレあらすじ(後半)と感想途中まで | ROUTE8787 サンサクキロク

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ネタバレあらすじ 

その数年後、ドジンは立派な刑事となり、ハン・ジェイは女優として成功していた。

しかし、殺人事件が発生し、使用されたのはハンマーだった。

 その捜査の最中にドジンは腹部を刺され、病院へ。

ハン・ジェイもまた、授賞式で血のついたハンマーが届けられ、倒れてしまい、病院へ運ばれた。

その病院で、2人は再会する。

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(まさかのベッド横隣りで、すっかり夢だと思ってしまうドジン)

その後、倒れた理由が事件のトラウマかと記者に囲まれるジェイを、ドジンは再び助ける。

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(逆に目立つんじゃないの?とは思うけんども)

 

ジェイに血の付いたハンマー送られてきた事で、捜査する事になったドジン。

依頼者と刑事という関係となる。

 状況から、兄ムヒョンによる犯行が濃厚となる。ムヒョンは、父親と同じ刑務所に収監されていたが、このほど、仮出所している事が判明した。

 

ムヒョンは、義母のもとを訪れ、父親を通報して家族を崩壊させた恨みを爆発させる。

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(かなり、お門違いな言い分でしたけどね・・・・・)

 

また、ユン・ヒジェの自叙伝を刊行したパク・ヒヨン記者は、事件をひつこく追い、

ジェイがPTSDに苦しんいること、ジェイとドジンが今もなお、親密である事などを記事にしようとする。

 

ムヒョンの恨みは深く、ドジンの腹部を刺してしまうが、弟を刺してしまった事に動揺する。

常に父親ユン・ヒジェから、ナム(ドジン)と比較されてきたムヒョン。

 それでも、義母と義妹に心配されていく内に、徐々に父親の洗脳から解き放たれるようになった。

 

同じ頃、ユン・ヒジェの模倣犯が事件を起こしていた。

影ながら、家族を守ろうと、義母と義妹を見守るムヒョン。

 

パク・ヒヨン記者は、息子ナムが父親が通報した夜に、息子にハンマーで殴られた話をし、ユン・ヒジェを刺激する。

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(このシーン、怖かった)

 そして、パク記者は、ヒジェを心酔する模倣犯ジホによって殺害される。

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(このシーンも、怖かった・・・・・)

 

一方、ジェイは、ドジンへの気持ちを打ち明け、困難を乗り越えながらも、恋愛を始めることとなる。

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 刑務所にいるユン・ヒジェは、彼に長年恋心を抱くユラと、模倣犯ジホの手引きによって、

脱獄する。

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 脱獄したヒジェは、ドジンが慕っていた警部を殺害する。

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ドジンは、ジェイを襲った模倣犯ジホを逮捕するが、怒りのあまり、ハンマーを振り下ろしそうになり、ジェイに制止され我に返る。

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自分の体の中に、ユン・ヒジェの血が流れているのではないかとい恐怖を抱き、苦悩する。

 ユン・ヒジェは、ジェイを拉致し、そこへドジンを呼びだす。

そして、自分の息子としてナムを再び強くしてやろうと言う。

反発するドジン(ナム)だが、裏腹に、込み上げる怒りに、ヒジェにハンマーを振り下ろそうとする。

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 しかし、その瞬間蘇ったのは、自分を心配し愛してくれる人たちの存在だった。

ジェイもまた、ドジン(ナム)があの夜に、父親にハンマーを振り下ろしたのは、

自分の為であり、身勝手な殺人をしたユン・ヒジェとは別物だと訴えた。

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冷静さを取り戻したドジンは、逃げようとするユン・ヒジェの足を撃つのだった。

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 事件が解決し、平穏さを取り戻したナムとナグォン。

ユン・ヒジェに心酔していたユラとホジは、洗脳から覚め、裁判でヒジェを罵倒する。

弟を刺したり、人を怪我させたりで逮捕されたムヒョンは、刑務所へ。

 父親とすれ違うが、以前のように、父親に依存してはいない。

ヒジェは、すっかりカリスマを失い、年老いた死刑囚になり果てた。

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 長年の苦しみから解き放たれたナムとナグォンは、出会って、恋に落ち、引き裂かれた夜を経験しながら、生き抜いた幼い自分自身を、抱きしめるのだった。

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ネタバレ感想 

 もうね・・・・物語のほぼ9割、スリルと恐怖の連続で、よく乗り越えたよ、私・・・と思う。

 最後の幸せなシーンが、大体30分だけど。

割りに合わんて。

 せめて1話丸ごと、ラブラブで平穏な日常を描いて欲しいです。

 

それでも、とにかく、2人が幸せになってくれて良かった。いや、ほんと、マジで。

 

さて、このドラマの勝因について。

①応援したくなる主人公2人の一途な愛

②ホ・ジュノのこれでもかってほどの恐怖の演技

③緻密な感情の変化と、それに対応してきたキャストの演技

    

① この2人の愛が一途で迷いがなく、揺るがなかった事。

「僕といたら不幸になる」とかいうお決まりの、気持ちのすれ違いが一切なく、横やりを入れる恋敵もいない。

 ナグォンの義兄とか、ナムの後輩とか、いらんことするんちゃうか?と思ったけど、

こちらが全然そんなことないしで。

そういう意味で、スリルと恐怖に集中出来たし、

その対象が、常にヒジェとパク記者に向けられたというのも、感情が分散されなくて良かった。

 この一途な2人の愛を、応援したくなるのが、

このドラマの素敵なところです。

 

②なんといっても、ホ・ジュノの生み出す恐怖たるや・・・・マジで怖かった。

連続殺人犯としてのプライドと、息子への執着。

 模倣犯ジホとの演技の差を見せつけられたし、その対比こそが、

本家ヒジェと、模倣犯ジホとの格の違いなのだと納得させられる。

 

長くなったので~。