さて、1発目の作品は、こちらでした。
DJになろうと奮闘中のベッカ(アナ・ケンドリック)だったが、親に大学へ進むことを強く勧められる。渋々大学に入学した彼女は、全く興味のないガールズアカペラ部に入部し大会に出場する羽目になってしまう。しかし、メンバーは個性の強過ぎる者ばかりで、部としてしっかりと活動できる状態ではない。それでもぶつかり合いながら練習を重ねていくうちに、彼女たちの間に絆と友情が芽生え、歌声もリズムもハーモニーもピッタリと合うようになるが……。
glee大好きな私ですから・・・・と楽しみにしていたが。
正直、「gleeのパクリでしかないやん」という感じ。
パフォ中に吐くのは、ブリトニーが吐いてたな・・とか。
コップでリズムとってパフォするのは、ブレインのパフォであったな・・とか。
シャワー室での歌声で、スカウトってのは、まさに、gleeの定番だったし。
小声のアジア人は、吃音症を装っていたティナみたいだし、
グループの中心となるのは、ウザイ子・・・ってのは、まさに、レイチェルだし。
オーディション場面や、大会で出てくる大人のやり取りとかも、
gleeと似通っている。
gleeの映画版を観ているようだった。
そして、そのクオリティが、gleeには到底及んでいないという残念さ。
クセのキャラクターを用意したがいいが、全く掘り下げていないから、
全く好きになれないし、共感も出来ない。
ウザ子なんて、本当に、ウザくて・・・。
レイチェルの比じゃないし。
しかも、改心するまでが長すぎて、イライラしすぎて、疲れてしまう。
全体的に、キャラクター全部が、ウザイのよ。
そして、イライラするのよ。
なんで、小声やねんっ!!みたいな。
キャラクターの姿かたちは違うのに、映画観終わって、
名前を憶えていないという・・・。
私の中では、ずべてのキャラクターが「ウザくて、イライラ」で集約されてしまった。
パフォも、なんというか、ちぎはぐな感じがして・・・
確かに歌が上手なのかも知れないが。
はじめの、みんなの、一致していないパフォっていうのが、
わざとらし過ぎて。
一致していないはずなのに、一人一人が、プロっぽいという。
素人さんが一生懸命することでの、
パフォの素晴らしさや、一途さが、全く浮き出て来なかった。
ので、アカペラといっても、何の感動もしなかった。
素人がしているという緊張感もなく、そこにあるのは、
プロによるパフォーマンスだったからだと思う。
映画のコンセプトも、その内容も、gleeに便乗したような作品。
素人を装う、わざとらしいパフォーマンス。
そのすべてが、厭らしくみえる。
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