2016① ピッチ・パーフェクト ★ | ROUTE8787 サンサクキロク

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さて、1発目の作品は、こちらでした。

DJになろうと奮闘中のベッカ(アナ・ケンドリック)だったが、親に大学へ進むことを強く勧められる。渋々大学に入学した彼女は、全く興味のないガールズアカペラ部に入部し大会に出場する羽目になってしまう。しかし、メンバーは個性の強過ぎる者ばかりで、部としてしっかりと活動できる状態ではない。それでもぶつかり合いながら練習を重ねていくうちに、彼女たちの間に絆と友情が芽生え、歌声もリズムもハーモニーもピッタリと合うようになるが……。

 glee大好きな私ですから・・・・と楽しみにしていたが。
正直、「gleeのパクリでしかないやん」という感じ。

 パフォ中に吐くのは、ブリトニーが吐いてたな・・とか。
コップでリズムとってパフォするのは、ブレインのパフォであったな・・とか。
 シャワー室での歌声で、スカウトってのは、まさに、gleeの定番だったし。 
小声のアジア人は、吃音症を装っていたティナみたいだし、
グループの中心となるのは、ウザイ子・・・ってのは、まさに、レイチェルだし。
 オーディション場面や、大会で出てくる大人のやり取りとかも、
gleeと似通っている。


  
gleeの映画版を観ているようだった。
そして、そのクオリティが、gleeには到底及んでいないという残念さ。

クセのキャラクターを用意したがいいが、全く掘り下げていないから、
全く好きになれないし、共感も出来ない。
 ウザ子なんて、本当に、ウザくて・・・。
レイチェルの比じゃないし。
 しかも、改心するまでが長すぎて、イライラしすぎて、疲れてしまう。

 全体的に、キャラクター全部が、ウザイのよ。
そして、イライラするのよ。
なんで、小声やねんっ!!みたいな。

 キャラクターの姿かたちは違うのに、映画観終わって、
名前を憶えていないという・・・。
 私の中では、ずべてのキャラクターが「ウザくて、イライラ」で集約されてしまった。


 パフォも、なんというか、ちぎはぐな感じがして・・・
確かに歌が上手なのかも知れないが。
 はじめの、みんなの、一致していないパフォっていうのが、
わざとらし過ぎて。
 一致していないはずなのに、一人一人が、プロっぽいという。

 素人さんが一生懸命することでの、
パフォの素晴らしさや、一途さが、全く浮き出て来なかった。

 ので、アカペラといっても、何の感動もしなかった。
素人がしているという緊張感もなく、そこにあるのは、
プロによるパフォーマンスだったからだと思う。

 映画のコンセプトも、その内容も、gleeに便乗したような作品。
素人を装う、わざとらしいパフォーマンス。

そのすべてが、厭らしくみえる。 
 

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